誰かを助けるのに理由がいるかい？

現実はファンタジーやメルヘンじゃあないし、
ましてやファイ○ルファンタジーでもありません。

誰かを助けるのに理由はいりますし、
もっと必要なものがあります。

そうです。

人畜無害おじさん証明書です。

ほしいですよね。

え？

何それって？

知らず？

人畜無害おじさん証明書知らず？

($◇$` )

そらそうですね、私の造語ですから。

むしろ知ってたら怖い。

まあ別に名前は何でもいいんですよ。

超強力な身分証明というか。

見せたら潔白であることが必ず伝わるような。

昔のドラマにおける警察手帳のような。

チカンの疑いをかけられた時に見せたら
「あっ、人畜無害おじさんでしたか、申し訳ありません」
ってJK側が謝るような。

ほしいですよね。
（基本は電車通勤ゆえ切実）

まあそれは置いといて。

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大戦界隈って「初心者に優しい」
イメージがあるじゃないですか。
じゃあ性格が良い人の集まりなのかって言うと
そういうわけじゃなくて、ちゃんと理由があると考えます。

以下、私なりの考察が続きます。
（読み飛ばし可ゾーン）

【理由１】環境は初心者に厳しい

三国志大戦4が稼働したのが2016年の12月。
既存プレイヤーとの資産、知識、経験の差は
非常に大きくなってます。
過去シリーズも併せるとなおさら。
初心者が独力で追いつくのはかなり難しいでしょう。

さらに、狩りの存在。
これが本題では無いのでさらっと流しますが、
狩りを完璧に撲滅することが不可能な以上、
初心者にとって非常にやっかいな壁です。

初心者が続けてくれないとコンテンツそのものが衰退するので、
最初のキツいところをなんとか乗り越えてもらいたい。
そしていずれはコンテンツを支える側の
優良顧客（SEGA畜）になってもらいたい。
そうすることでコンテンツもゲーセンも寿命が延び、
結果的に既存プレイヤーも長く遊ぶことができる。
先行投資の感覚ですね。

【理由２】サポートしやすいゲームデザイン

「1vs1の対戦型カードアクションゲーム」という
大戦シリーズの特徴は、他のゲームに比べると
格段にサポートしやすいゲームデザインだと思います。

登用システム、チームorフレンドシステムを活用すれば
資産面の問題はすぐに解消できますし、
アクションゲームと言いつつ一番重要なのはゲームメイク
(もっと言えば攻め/守りのタイミング)ですから、
試合外の時間にゆっくりアドバイスをすることができます。

これが他のアクションゲームや格闘ゲームだと
感覚的なことや反応速度が重要だったりしますし、
そういう要素は本人のゲームセンスに左右されますからね。
余談ですが、私は「星と翼のパラドクス」の
チュートリアルがクリアできませんでした。

【理由３】プレイヤーの年齢層が高い

年相応であれば職場に後輩や部下がいる、
あるいはご家庭にお子さんがいる、
というケースが多いんじゃないでしょうか。
すると、「教える」というスキルがそれなりに身についていて、
そして慣れていると思うんですよね。

そういう人は、「教えた人が成長する」ことを
自身の成功体験としてトレースし、
ある種の喜び、達成感を感じるようになっていると思います。
また、教えるために自分の考えをアウトプットすると
脳内が整理できたり、新たな発見があったりします。
教える側が教えるメリットを理解しているんですね。

雑にまとめると、

「三国志大戦は新規にはク○環境だが
　システム自体は教えやすく、かつ
　教えたがりのおじさんが
　メインプレイヤーのゲームである」

と言えるでしょう。

うん、分かりやすい！

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で、私もそんな教えたがりおじさんの一人ですから、
初心者さんが目の前にいたら教えたくなるんですよ。

「なっちゃいねえなあ、坊主」

「あー負けた…なんだよおっさん」

「強くなりてえか？」

「当たり前だろ、
　くそっ、さっきの突撃が決まってれば…」

「今の試合は突撃1回じゃひっくり返らねえよ、
　大事なのはその前だ」

「おっさん、三国志大戦が分かるのか？」

「ああ、坊主よりはよっぽどな…
　明日また同じ時間に来い、
　俺ならお前を3日で銀プレにしてやれるぜ
　（上着をバッサーして去る）」

「なんだってんだあのおっさん、
　明日また同じ時間だと？
　けっ、誰が来るかよ
　（でも気になって来る）」

みたいな。

昭和のスポ根みたいなことをしたいわけですよ。

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先日こんなことがありまして。

明らかに初心者の方が1人でプレイしていたんです。
白プレートで、2桁の試合回数。勝率も3割あるかないか。
デッキも4枚でスターターに毛が生えたようなもの。
カードは動かしきれておらず、計略の使い方も分かっていない。
まごうことなき初心者ですよ。

（あっ初心者さんだ！）
（教えたい！）
（スポ根したい！）

そう思いました。

しかしながらその初心者さん…

若い女性だったんですね。

($◇$` )

ここでね、スポ根はじめてごらんなさいよ。
一発で不審者認定ですよ。

そうでなくても、おっさんが若い女性に
急に話しかけること自体、事案めいてます。
(ジッサイ、コロナ禍以前は
　この手のトラブルはそこそこあったようです)

そもそもなんですが、初心者さん側が
教わることを望んでないケースだって当然あります。

今はたまたま1人でプレイしているけど、
普段はお友達がいるとか。

ストイックな性格で、自力で上達していきたいとか。

人それぞれ一見では分からない事情がありますから、
教わることを望んでない人にそれを押しつけるのは
まさに余計なお世話なわけです。

そういった諸々をひっくるめて、どうすればいいのか？

もうお分かりですね？

そうです。

人畜無害おじさん証明書です。

人畜無害おじさん証明書があれば、

「私はこういう者です。
　お嬢さん。見たところお一人のようですが、
　何かお困りのことはございますか？」

このように紳士然と話しかけることができます。
初心者さん側が教わりたい場合でも、
教わりたくない場合でも、
スムーズなやり取りができることでしょう。

人畜無害おじさん証明書がなかったら、

「デュフッ！
　そこな婦女子～お一人でゴザルか～？
　拙者、少々このゲームたしなんでおりますゆえ、
　お助けできるでゴザルよ～デュフフ」

こうなりますからね。
私のホームである調布のゲーセンは
すぐそこに👮‍♂️交番👮‍♂️がある良立地ですから、
ご厄介になる可能性大ですよ。

まあジッサイのところは右隣のサテライトが空いたので
無言で着席して自分のプレイを始めちゃったんですけど。

しかし、プレイを始めてからしばらくして、
左後方からの視線に気付きました。

むむむ、このプレッシャーは。
さっきの方が勉強のために観戦しているのか。

では、下手な試合はできない。
お手本になるようなプレイをしてみよう！
…と集中してなんとか2連勝。

よし、ここだ！

席を立つ時に精一杯の爽やかスマイルで振り向く！

目と目が合う！

瞬間、好きだと気付いた！（主旨が違う）

( `$◇$) ｶﾞﾀｯ
　|||

( `$◇$)

( $◇$ )

($◇$` )

(^∀^` ) ﾆﾁｬｱ…

うん。

左後方にいたの、おっさんだった。

私と同じぐらいの、完全無欠のおっさんだった。

若い女性の初心者の方、とっくに帰ってた。

（あぁ…きっとあなたも人畜無害おじさんなのだろう。

　でもやっぱりこのおっさんに急に話しかけられたらやだな。

　仮に人畜無害おじさん証明書持っててもやだな。

　なんだ…同じじゃあないか。

　きっと私に話しかけられても同じじゃあないか。

　じゃあこの投稿のオチはどうつければいいんだ…

　教えてくれ…五飛…

　Zeroさんは俺に適当なことしか言ってはくれない…）

($◇$` )

戦いは未だ、終わらない…

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おまけ

おっさんの妄言で終始するのもどうかと思ったので。

珍しく、治世曹丕くんが大活躍した試合が撮れました。
やればできる子なんです。

作成日時：2020/09/09 12:35

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