1398

その嶺上(ないらん)取る必要なし!

by
七歩之才
七歩之才
今日はたぶんゲーセン行かない予定なので初心者講座です。

_,,_ パーン
( 唐д姫)理由が雑!!
⊂彡☆))Д´) 気分で書いちゃいかんのか?

私がこのゲームを見ていて初心者さんの動きでよく気になるのが

「初心者ほど内乱を重視しすぎているのではないか?」
ということです。

例えば、相手が三部隊で攻め込んできているときに一部隊しかいないから、それを出して、内乱を止めようとして、結局その部隊を落とされて、カウンターに行けなくなるということなんかです。

極論を言ってしまうと、

「内乱を止める必要も、とる必要もないのではないか?」

_,,_ パーン
( 唐д姫)そんなわけないじゃん
⊂彡☆))Д´) まあそうなんだけど

内乱で取れるダメージは約9%
内乱は10Cに一回。

攻城ダメージは壁攻城で
2コストの兵士だとすると騎馬で約3パーセント、弓で約7%、槍で約7.5%
攻城は4秒~5秒(約2C)に一回。

ということは、攻城力の低い騎馬ですら、城を殴っているほうがゲージが稼げる計算になります。

それなのに、そんなに頑張って内乱をとったり、止めたりする必要はあるのでしょうか?

基本的には内乱なんて無視して、敵部隊を倒せる動きをしたほうが、城ゲージを稼げることになります。(デッキにもよりますが)


そもそも内乱システムといものが実装されたのは、自分の城のそばで戦うと、戦闘が有利になるからです。
有利な点

①城に張り付いた兵士は兵種アクションが取れない
騎馬は突撃ができません。槍は迎撃が取れません。初心者の方は武力9の槍や武力10の槍を倒す方法がわからないという方が多いと思いますが、一番簡単な方法は自分の城に張り付かせてあげて槍先が出なくなってから突撃するのがよい方法です。そのために高武力槍は道を開けて、前に通してあげるとよいでしょう。

②城に帰って回復できる
城での回復速度は1秒で約9パーセント。撤退した場合に復活するより約三倍お得です。

③城に帰ることで、強制的に相手との戦闘を中断できる
たとえば弓や槍は足が遅いので、自分より高武力の部隊に抱き疲れた時に撤退するまで乱戦されることもままあります。しかし、城に逃げ込めば、撤退を防ぐことができます。

④逆に好きな相手と戦闘する権利を持てる
城際にいる槍兵が槍を振っていて近づけない場合にその槍兵のいるところから騎馬を出すことで、ビタ止め不要で乱戦することができます。
逆に弓兵は攻城してる部隊の遠くから出ることで一方的に弓を打つことができます。


このように有利な点があるので、相手の内乱を無視してでも城際で戦闘する練習をしたほうが、より勝ちに結び付きやすいでしょう。



まあ、ここで終わるとさすがにあれだなと思うので、基本的には無視するべき内乱なのですが、気を付けるべきことはあります。

・内乱は、敵城に攻めた側(つまり不利な戦闘を強いられる側)がもらう正当な権利ということです。敵城側に攻めた時には当然内乱をとる必要があります。
①そのために必要なのは、戦場をできるだけ広く上がること。真ん中だけに固めずに多少は広がって上がりましょう。
②それと、デッキを組むときにできれば征圧判定B以上(できれば総征圧8以上)で組みましょう。(征圧2騎馬が2枚いれば、征圧Cでも可ですが、塗る作業をしなきゃいけなくなるので面倒です。)
この二点に気を付けておいて、せめあがった時に内乱がもらえなかったらそれはドンマイです。それは、相手が塗りに力を割いてるのでしょうがないの領域なので、気にしなくてよいです。

・お互いに足並みが崩れている状態で、同じ部隊数で、有利兵種だった場合は城に張り付くよりも、内乱をとったほうがよい。
①相手が弓ならこちらが騎馬。相手が槍ならこちらが弓の時には内乱をとるほうがよい場合が多いです。相手が騎馬でこちらが槍の場合は少し難しいかもしれません。
②その理由は、上述の通り、城に張り付くと兵種アクションができなくなって、兵種の有利がなくなってしまうからです。
③特にお互いに士気がなくて計略を使えない場合や、中途半端な兵力な場合はさらに内乱戦の有利が高まります。
④ただし兵力がぎりぎりで、撤退の可能性がある場合は帰ったほうがよい。


あとはよくある状況として、
相手の城へ攻め込んだ結果。自分の部隊が騎馬以外全滅したときに、まっすぐ城に帰ったほうがいいのか?それとも敵陣を塗ったほうがいいのか?

・・
・・・これは

状況によります

_,,_ パーン
( 唐д姫)曖昧な回答やめろ
⊂彡☆))Д´)ごめんちゃい

①味方部隊の復活までかかる時間が長いので時間を稼ぐ場合には塗ったほうがよい
②騎馬の兵力が少ない場合には帰ったほうがよい
③相手の部隊が落ちていなくて、万全に攻められる状況の場合には帰ったほうがよい
④残っている騎馬が低コストの場合には塗ったほうがよい
⑤味方の復活が近い場合には帰ったほうがよい
⑥相手の兵種の足が遅く塗り返しが大変な場合には塗ったほうがよい
⑦すでにないランゲージがそこそこたまっていて、もうちょっとで取れそうな場合には塗ったほうがよい

_,,_ パーン
( 唐д姫)長すぎる!!読めん!!
⊂彡☆))Д´)確かに!!

つまり、敵陣を塗るという行動には内乱をとるかどうかという要素以外に、相手の攻めを遅くする効果と自分の足並みがそろうのを遅くする効果があるということです。相手を遅くすることに有効性を見出すなら塗るべきで、自分の足並みに有用性を見出すなら無視して帰るべきです。

最初に書いた通り、内乱よりも戦闘のほうが重要度が高いと私は思っているので、迷ったらすぐ帰るべきだと思います。

・もしも内乱をとるとき、止めるときに塗るべき場所。
塗りにも塗るべき場所が有ると思っています。
①全員で足並みをそろえて攻めあがったときに塗るべき場所はこんな感じ。

無理なく号令の範囲に入れながら上がることを考えると、両端以外を塗れるような布陣に並べて、堂々と全員で進軍していくのが吉です。号令の範囲に入れにくいということがなくなって、戦いやすいです。
ただ、味方部隊に騎馬がいるときは自陣側の端がもし相手色になっていたら、騎馬だけは端から出して、自陣側くらいは塗ってから味方部隊に合流させても大丈夫だと思います。騎馬が一部隊の場合は片端は塗り返せませんが、そのぐらいぬれなくてもおそらく征圧優勢は取れます。どんぶり勘定で行きましょう。

②征圧戦で勝負する場合に塗る場所はこんな感じ。

自陣に近ければ近いほど、敵からは塗り返しにくく、自分からは塗りやすいです。
ただし、敵城近くでも両端は相手にとっても塗っていると、部隊を号令範囲にそろえることが難しくなるので、嫌がらせのために塗るのは有りだと思います。
単純に征圧を取るならとにかく自陣に近い方から横一直線に塗っていくのがいいでしょう。



・低コスト低武力騎馬の扱い
征圧戦を無視した場合に1コスト騎馬や1.5コスト騎馬の存在価値がかなり低くなる気がします。(攻城力も低く、突撃ダメージも低いため)
その場合、騎馬をどう扱うべきでしょうか?

①そもそも低コスト騎馬を入れない
城を殴れない兵士に価値などないといいながら、騎馬を2コスト以上しか採用しない、もしくはさっくりと騎馬無しの編成にするという手があります。相手の端攻めを止めるのに低コスト騎馬が有用な場合もあるので、デメリットももちろんあります。

②副将器を赤一色にする
レアリティがR以上のカードの場合赤3にすると、1コスト騎馬の攻城力が1.2%から、3%に跳ね上がります。このゲームが出た当初に出た格言「端攻め1コスト騎馬は無視する(ただし赤揃い楽進は除く)」の理由ですね。基本的にボクは赤色否定論者なのですが、低コスト騎馬だけは赤揃い強いなあと思います。
デメリットは色をそろえるというのが敷居が高いことですね。

③主将器を突撃術にする
低コスト騎馬は、ほぼほぼ突撃ダメージがないのですが、 将器を突撃術にすれば3.5%の固定ダメージを与えることが出来ます。低武力の騎馬は突撃したときに受けるダメージも大きいので、 あまりたくさん突撃できないのがデメリットです。

④低コスト騎馬だけは塗り要員にする
戦闘に参加させずに、端っこや敵陣をぬらせます。

こんな感じで動かすイメージ。
メリットは、敵陣を塗ることで、内乱を取るというより、相手の内乱を止めるのがメインです。受けるダメージを約9パーセント減らせるなら、充分な成果でしょう。もしくは敵を一体、ひきつける役目を担わせることも出来ます。
デメリットは操作が大変なことです。人間の意識はそんなに広くないので、塗りに意識を向ければそのぶん、戦闘がおろそかになります。二方面作戦を並行処理できるのはかなりの腕前がある人では無いでしょうか。(そもそもこれ書いてる僕はこれで来ませんw)


この辺の考え方は色々と
①人による
②デッキによる
③実際の盤面の状況による
という細かい設定を変えると、当然正解が変わってくる問題になるのですが、
初心者が勝つなら、何かを捨てて何かを得ないといけないなと思っています。
その中のひとつの捨てられる要素が内乱戦というアイデアです。

逆に内乱戦を取ることによって、敵城際で戦うという不利な状況を選ばない権利を得ることができるという考え方も当然あるのですが、このゲームは普通ターン制ゲームのように、自分が攻める番→相手が攻める番→自分が攻める番
のように攻守が入れ替わる展開が多いので、無理にその流れに逆らわない動きの方が、基本的にはやりやすいだろうなというのが僕の考えです。



最終的に上手い人になると
・ここの内乱はどうせ止まらないから捨てる
・ここは内乱が取れるから塗る
・ここは、城ゲージ一発入れさせても塗り返しに行ったほうが得
・低コスト部隊で敵陣を塗ることで、相手の攻めを3C遅らせたから、その部隊が撤退しても得
とかの判断をしています。
でも、そういう判断が出来るのはこのゲームに慣れているからで、判断できないうちは無理に塗らないのがアベレージを取れるという考え方です。

つまり

ニセアカギの戦術です。



_,,_ パーン
( 唐д姫)弱そう!!
⊂彡☆))Д´)確かに!!




P.S.
☆永世文豪になりました~

 
作成日時:2020/08/24 23:23
カテゴリ
初心者向け
コメント( 15 )
15件のコメントを全て表示する
楊狐
楊狐
2020年8月26日 11時12分

永世文豪おめでとうございます!!
麻雀? 咲かなw
読んでいて思ったのが、今の初心者さんのスタートラインが自分が今作始めた頃の戦闘スタイルと若干変わってきているのかなと。
これは人それぞれというのもあるしバージョンによっても、城を殴りにいくのが強い、内乱とるのが強い、デッキの枚数が強い、といろいろとバージョンの要素もあったりしますな。そのバージョンをきちんと見極めている初心者さんも多いと思います。
情報の伝達が早いですからな。あと大戦は初心者だけどゲームの初心者ではないという。
うまい人いっぱい増えたと思います。自分が変わらなすぎるだけかもですがw(精進しろ!)

七歩之才
柱の男
柱の男
2020年8月26日 11時28分

ためになるぅ!^^

七歩之才
七歩之才
七歩之才
2020年8月26日 22時2分

>>楊狐さん
ありがとうございます。
そうです、咲ですw。
大戦の新シリーズから始めた方はそもそもの感覚が旧シリーズ経験者とは違うので、そこが良いときもあり、悪いときもありなのかなと思います。なんとなく新世代って呼ぶと、ワンピースっぽくてよいですね。
ああ・・・大戦1のころはインターネットもあまり情報がなくて大変だったと聞きました。情報化社会ってすごいですね。おじさんも時代においていかれないように頑張りたいと思います。
 
>>柱の男さん
ありがとうございます!!!!!!!

楊狐
コメントするにはログインが必要です
シェア