忍者駿才が楽しいので日記

　三生の告知もあり、このバージョンの終わりも近いですね。このバージョンは画像の構成の駿才を使ってました。
前バージョンは手腕と虎王を使っていて、かなり気に入っていたので、当初はこのバージョンも虎王を使う気満々でした。

　虎王を使って何戦かすると、スタンプキャンペーンの報酬で弱ペダコラボの「SR陸抗」を入手。
陸抗の事前評価としては「同じ2コス騎馬の"風雲児"孫策の座を脅かすことはできない」でした。(以降の「孫策」表記は全て「"風雲児"孫策」を指します)
　この評価は後述の通りひっくり返るわけですが、なぜそんな評価しちゃったのだろうと、紹介動画を見直したところ、
・相手の槍は棒立ち
・自陣を左右に行き来するだけ
・武力15の時点で紹介動画終了
というもので、隠密の強さも分からなければ、武力が上がっていくだけなので「これ岐略の赤しか打てなくなった孫策では？」
と思ってしまうような、全然強さが現れていないものでした。開発側のミスリードだったのか!?

　入手したSR陸抗を使うとして、さてどういうデッキを組むかと考えて、虎王は元々3コス騎馬がいるので早々に諦めました。
手腕は純粋に孫策との入れ替えで、悪くは無さそうですが武力8のボディを当てるのが大事なデッキなのでうーん。
　結局、自分の中で一番練度が高い駿才をチョイス。以前駿才で攻めて風雲児で守るという形もやっていたので、
この新人が"ホンモノ"なら、これですぐ強さが分かるだろうって感じですね。



　というわけで使い始めたSR陸抗は……とても強かった。
最初の1,2戦は武力を上げるための助走時間を理解できてませんでしたが、それが分かると相手の攻めを捌く捌く。
　先に書いた事前評価に対して、使ってみることでいくつもの違いが分かりました。
・相手の槍は姿の見えない陸抗の突撃を警戒して、城に張り付けない
・計略直後の武力が低い時間を、制圧領域の塗り替えに使うことで、内乱止めに無駄なく使える
・効果時間が12cあり、武力15以上の武力で連突する時間が十分ある

　既存の隠密神速と違い、武力が上がっていくという効果が、他と比べてこの計略をとても強いものにしています。
　隠密疾駆や隠密の神速行は、武力が低いため何度も突撃する運用になりますが、森の忍者の場合は武力が上がることによって、
2,3回の突撃で1部隊を撤退させることができるため、攻城や乱戦による迎撃不能な状況を作ることが致命傷になります。
　どこから突撃が来るか分からず、ひたすら槍を振り回す相手の動きを見て、それでもできてしまう穴場に突撃したときに、
隠密神速の楽しさと魅力が詰まっています。剛孥号令や騎馬単/騎馬盛りに強いのもグッド。

　またTwitterで見た評価で「姿が消えても制圧領域で位置がバレてしまうのは微妙」という意見を見ましたが、
それで分かる位置は大まかなものにならざるを得ないこと、一度塗られてしまったら分からなくなること、
そもそも制圧領域の切り替えに若干のタイムラグがあって、色が変わった時点では次のマスにいたりするので、
実際に使うとそんなでもないのが分かるかと思います。
　そもそもミニマップで互いの部隊の位置を把握しながら、1マス1マスの色の塗り変わりを正確に追えますか？

　というように陸抗は強いですが、車輪の大攻勢を使った攻めや流行りの淳于瓊(烏巣の死線)の車輪にはやはり弱いです。
デッキ構成によっては攻城部隊の後ろで長槍を振られることも、姿が見えた瞬間に雲散や卞氏でコピーされたりもします。
乱戦中や一瞬の乱戦抜けで迎撃されることもあり、その時は他の超絶騎馬と同じく迎撃で負け確です。
とはいえこれらは、陸抗は無敵では無いですと言ってるようなものにすぎません。

　陸抗に付いてひたすら書きましたが、駿才デッキとしてはどうかと言うと、駿才は攻める分には十分な性能があるので、
攻めの陸遜、守りの陸抗という使い分けがシンプルで使いやすいです。親子デッキなのもエモいですね。
　それと駿才の範囲変更に伴い、兵力速3から速4の陸遜にしているのですが、相手の攻めに対して「陸遜端攻め&法具連環」
という動きをした際に城にたどり着くまでが早く、本来は守城時にネックになる陸遜の素武力も気にする必要がなくなるので、
駿才デッキとしても引き締まり歴代でもかなり強い部類に入ると思います。
　陸抗の入ったワラデッキには一向に勝てないのが問題ですが……。


　そんな陸抗ですが下方修正は避けられないと思っています。
追加されたばかりの原作コラボカードなので、もしかすると次の1バージョンだけは現状維持がありえるかもしれませんが、
可能性は低いと思うので、残りわずかな現バージョンで全盛期【森の忍者】の強さを体験してみてください。

　以上です。ここまで読んで頂きありがとうございます。