武力30への上方で界隈を騒がせた2.5コスト皇甫嵩に、頂上動画再開の初戦を飾った共振魯粛。どちらも今ver流行の一角に入ってくると目されていたように思いましたが、verUPからおよそ10日、何か一向に全国で見かけません。(皇甫嵩なんて自分は少し前の投稿で(*´ω`*)コレハハヤル!とか書いてたくせに恥ずかしい…)
今回はその2枚について軽く分析してみようと思います。
まず皇甫嵩。
「勇往邁進」は士気7漢鳴3で9.6c、自身武力+22&攻城力上昇(城門で3割強?)、漢の味方武力+6と、フィニッシュ計略としての性能はかなり上がっていると思われます。
これくらいあれば「敵城に辿り着いて打っても普通に凌がれる」ことはそうそうないレベルだと思うのですが、もう一つの難点「敵城に辿り着くまでにかなり苦労する」問題が変わっていないことが、相変わらず運用が辛い原因となっているのではないでしょうか。
この点は元祖皇甫嵩時代からの命題だったわけですが、あちらに比べると本人のコストと計略士気が重い分、ラインを上げる為の一の矢として使える計略を用意するのがより難しくなっています。また、旧劉曼皇甫嵩のように中盤で逆にリードを取ってしまい、終盤は守る展開にするというのも、皇甫嵩以外が守りではそこまで強くない分難しいかと思われます。
奇才将器はかなり優秀な部類(漢の味方速度上昇&自身攻城速度強化)ですが、これを覚醒させると漢にとって重要な士気上昇や守城術を選択できなくなるのもまた悩ましい問題ですね…
隠れた問題として「漢鳴張飛でよくね?」というのも秘かにあったりします。城門一撃落城に目が行きがちですが、あいつ普通に深壁でも5割持っていきますからね…
実際の運用としては曹節→士気4計略→飛天蔡琰+大攻勢から最後繋げるのが良さそうなんでしょうか?若しくは曹操やら華佗やらから速軍と併せて…? むむむ
次に共振魯粛。
「虎竜の共振」は士気6・9.2cで、蜀の味方コストが2.5の時に武力+5&兵力25%回復で最大効率のようです。
…数値だけ見た時点で既に、「弱くはないけど強すぎるわけでもない」感がプンプンしますね。特に過去の環境を席巻したインフレ号令群と比べてしまうと尚更。
号令本人が同盟将器を備えていて、蜀と呉の優秀なパーツを自由に選べるという点は良いのですが、どちらの勢力も単色で優秀な号令+αは既に結構なパターンあるわけで、そこに入り込んでこれるかというと…う~ん。本人スペックもちょっと物足りない感はありますしね。
パーツ選択の楽しさは魅力ですが、さて環境上位に入ってこられるかというと、まだまだ開発待ちな所でしょうか。…パーツ候補の龐林は大分やばいんですけどね。曹華タソに謝れ
どうもネガティブな話題になってしまいましたが、今verは「強カード」は色々見つかっているものの、「強デッキ」はまだ確立されたわけではない印象を受けます。
良い構成が見つかってこの2枚が飛躍する可能性も十分あるでしょう。
開拓しがいのあるverはいいverだと思います。世間はまだ落ち着ききってはいない状況ですが、体調には気を配りながら楽しんでいきましょう!