【連載～大戦の武将が乗ってそうな車～】　　　#2　関羽（忠義）×日産・スカイラインGT-R(BNR32)

「もし大戦の武将が車を持っていたとしたら何を選ぶのか？」

という妄想からスタートしたこの企画、
今回と次回は2回連続の作品としてお届けします！

どういうことかと言いますと、三国志大戦に
・同一人物だが勢力違い
・主君と臣下
・（義）兄弟
というような「つながり」があるのと同じく、

クルマの世界にも
・同一車種だが別物扱い
・先代車と後継車
・兄弟（姉妹）車

という「つながり」を持ったクルマたちが
存在します。
今回はそれを三国志大戦の世界に落とし込んで
みよう、という試みです。

それでは参りましょう！



今回取り上げる武将は

美髯公・関羽（三国志大戦3）

車は

日産・スカイラインGT-R
BNR32

です。




◇解説～BNR32は「リアル厨義」～
バブルでウハウハの日産がカネと人材と技術を
ありったけぶっ込んで作ったクルマ。

その結果、あまりの性能の高さにレースに
参戦した途端に表彰台を独占、瞬く間に
他のクルマたちの駆逐を開始。千里行ですかね

音を上げたのは日産以外のワークス（車メーカー
お抱えのチューニングチーム）。ワークスが
他社のクルマでレースに出るわけにはいかない
（例えるなら「推しマンガ決定戦」に公式枠で
出場してるサンデーがジャンプ漫画を推す
みたいなイメージ）
ので「こんなんやってられるか！」と
匙を投げるワークスも出る始末。

ついには

ライバルを駆逐し尽くした結果
１レースの登録車両が全部この車

という前代未聞の珍事を引き起こしました。

GT-Rに勝つにはGT-R……ｳｯ頭が……


◇選定の理由
「GT-RのライバルはGT-Rだけ」とかいう
パワーワード聞いちゃったらもうね……。
クルマの世界にもあるんですねそういうの。

まさに全盛期の忠義を思わせる圧倒的な
強さが1つ、もう1つは20年以上経った今でも
色褪せないカッコよすぎるルックスです。

スカイラインGT-RはこのBNR32の後、BCNR33、
BNR34という2台の後継車種が出ますが、それでも

最高のスカイラインGT-RはこのBNR32

って言う人は未だにけっこういます。
実は私もその一人。

解説に書いたレースでの無双っぷりもあり、他の
スカイラインGT-Rとはちょっと別格というか、
ある種神格化されてるところも、関羽に通じる
ところがあると思うのです。



以上、車好きな方もそうでない方も、お楽しみ
頂けましたらこれ幸いです。
また次回お会いしましょう！