時は228年。
前年、劉禅に「出師の表」を上奏した諸葛亮は、いよいよ北伐に出る。
それに対して曹叡は、大将軍・曹真を派遣させる。
そして、両軍は祁山に対峙し、曹真の軍師・王朗は、陣頭で諸葛亮に舌戦を挑む。
それがこちらの動画になります。
このように、王朗は諸葛亮の舌戦に敗れ憤死し、帰らぬ人となった。
もちろんだが、舌戦前の王朗に高血圧などの基礎疾患が有ったか否かは、知る由もない。
【解説】
動画のタイトル名にある「諸葛亮、言葉だけで王朗を殺す!」通り、王朗の憤死に目が行ってしまう人が多いだろう。
しかし、この動画では、
魏 漢王朝が廃れたのは、栄枯必衰の中で自然の理(ことわり)。だから、新しい国家が出来るのは自然の道理
蜀 漢王朝はまだ廃れてない、再興しようでないか。魏の諸侯は漢の臣下として支えた以上、漢を補佐せよ
といった、両国の国是(国の基本方針)と国としての正当性を主張し合っている所が本来の見所なのである。
以上となります。
次回は、論戦・舌戦ばかりだったので、張飛と馬超の一騎打ちをお送りいたします。