お久しぶりです。
今日はこのカードについて考察致します。
大流行中の新ニシカワ劉備こと大器の旅路劉備です。
ただ考察と言っても使い方とか計略内容とかではありません。
セガが大器の旅路、とつけた計略の名前の意味についてです。
三国無双などの他ゲーム、そして義勇ロードでも劉備の山あり谷ありの人生に心を惹かれる人は少なくないでしょう。
義兄弟と契りを結び、多くの仲間と出会い、別れる。国を興しては敗走する・・・
そんな紆余曲折の中でも彼の義の心と大器が仲間を呼び、たくましく生き抜いて蜀漢皇帝を名乗るまで成長します。
どんな局面でも使える計略は彼の人生を良く表した内容だと思います。
ただ、私達は知っています。彼の旅路の終着を。
義弟達が仲間に裏切られて先立たれることを。
義の心の巨大さ故に大器を怒りで満たすことを。
炎に焼かれ仲間を失うことを。
蜀漢皇帝としての親征を失敗し、義の心も、仲間も、漢王朝復興の夢が潰えることも。
多くの仲間を引き連れて神速の行軍で孫権の喉元にまで迫った劉備。
仲間を失い、背後を呉に囲まれた孤独な戦いを生き抜いた劉備。
その両方はもちろん、それ以上に劉備の一生をこの計略は表しているようにも思います。
大器の旅路の計略効果は強力です。
恐らく次のバージョンでの下方修正は免れないでしょう。
強い、弱いはさておいても良いデザインのカードだなと思った次第です。
お金と時間があれば義勇ロードでニシカワ劉備がどのように終着を迎えたか見てみたい・・・ 終