こんにちは。
リクエストがあり、今回の記事を書くことになりましたが、色々まとめてて麻痺矢の大号令に対する対策の考察をしていく中で、何の恨みがあって特定のデッキの弱点を広めなければならないんだ…?使い手の人に刺されるんじゃないか…?と考えましたが、そんな事はどの考察にも言えることだし、こんな考察聞いたところで勝てるようになるとも思えないので大丈夫だと思います。(記事的には大丈夫じゃない)
まず麻痺矢の大号令とはなんぞやと言う所で纏めてみます。
麻痺矢の大号令
R丁奉
武力+4 効果時間7.9c 呉限定 麻痺矢効果0.3倍 士気7
速度低下効果は重複する
まずは丁奉のスペック
武力8に知力8に征圧2。弓盛デッキとなるので騎馬が苦手な防柵は好相性。スペックの比較は同勢力のR陸抗がエラッタで征圧3だが、そこまで影響はなく、スペックは並と言える。将器は征圧、防柵、遠弓となりほぼ間違いなく遠弓で良い。
号令は弓に追加効果があるがその他の兵種にも効果があるので弓単でなくとも運用が可能。弓槍、弓馬編成などあるが、理論値は弓単が出やすい。
号令の効果時間や範囲は上方を受けて7.9cで範囲も横並びで6枚が無理なく入る様にはなった。
(縦4.5マス横8.5マス自身中心)
この影響で6枚型が多く見られるになっている。
法具は圧倒的に遠弓の法が多いし強いです。3つの法玉効果を得られ、弓なら武力+3と遠弓効果で、6.3cと呉軍の大攻勢よりも0.3c長いです。
単純に弓を受けた部隊は牛歩の計を受けた状態となるが、当たり前だが弓を撃たれていない部隊は速度低下しないので部隊に乱戦し、弓が撃てなくなると芋づる式に乱戦されてしまう。枚数が相手の方が多ければ、速度低下していない部隊が必ずいる状態になってしまうので6枚という訳だ。
武力+4は士気7としては高くなく、火力が上がっているわけでもないので士気6の号令に乱戦されてしまっても負けてしまう。
つまり麻痺矢の大号令の戦いは多くの場合が乱戦出来るか、出来ないかの戦いであり、ラインコントロール=陣取り合戦の様相を呈しているのだ。
部隊数が少ない場合、走射のシステムもあって乱戦はほぼ不可能に近い。号令を打ち合っても効果時間8c近く一方的に兵力を減らされ続け、号令が終わった後には兵力差が付いていたり部隊差がついている為、戦えない状態になってしまっている。速度低下の為、逃げるも攻めるも難しい…となっていますが、弱点や対策法は勿論あります。
①武力
武力+4は明確な弱点なのですが、まずそれだけじゃなく総武力が低くなりがちです。6枚は号令時の破壊力は高いですが、武力2や1の弓も入っており、号令時も5や4とほとんどダメージが入らない弓がいます。そもそも丁奉が2.5コスト武力8なので武力9以上の部隊が止まりにくく、白兵で押し込まれてしまいます。
開幕に丁奉を低コストで止めている間に他が前に出るだけで内乱を止めるのが難しいので、開幕兵力が高い状態で既にラインが上がっている貴重な瞬間なので苦手だと感じている場合はそこを攻めていくのも良いと思います。
最高武力の丁奉の動きが非常に大切なので移動しなくても広範囲をカバーできる遠弓が重要という事ですね。
弓を受ける部隊に注意するのも効果的です。基本的に横並びで配置しているので弓を受けたい部隊の正面に部隊を出すと良いでしょう。低コストは低コストの前に、高コストは高コストの前に置いてダメージを均一化する事が出来れば増援の法や回復計略が有効に使いやすくなります。
弓は自分よりも武力が高い部隊には顕著にダメージが減ります。かなりの方が麻痺矢の大号令を使われたら部隊が撤退してしまう…と思いがちですが、高武力は倒しきる事が出来ません。具体的には丁奉の武力12だと武力15の部隊に効果時間中に4部隊ほどの弓を集めても撤退しません。
つまり例えば八卦の軍略なら3部隊以上で同じ効果時間+5でライン上げを行うよりも1部隊掛けで武力15にして効果時間差を活かした方が戦える場合があると言うことです。自分のデッキと相談して面で戦って兵力を回復するか、点で戦って突破するか、士気差を作るかを選択しましょう。
②士気7
士気7は大型計略であり、ほとんどの計略に士気差を付けられてしまいます。士気6の計略を最速で使われるとラインを上げられてしまい、その場合麻痺矢は機能しません。
その為に伏兵で凌いだり防柵を駆使しますが、展開を握られてしまいます。スルーされたり全滅させても再起の法で再度ラインを上げられてしまう時に士気が無ければ何も出来ないので士気7即打ちはしにくい計略です。法具が再起なら士気7付近で攻めてプレッシャーを与えても良いでしょう。
③弓
麻痺矢の大号令は相手に一方的にダメージを与えるのが最大の強みです。ですが、同じ弓部隊は速度を低下させても弓を打ってダメージを与えられてしまいます。しかも士気7で武力が4しか上がらないので多くの場合は強い弓には負けてしまいます。
しかし、剛弓を伴う超絶強化の場合は、麻痺矢の方が強いです。走射の間隔は速度依存なので剛弓をしたところに麻痺矢で止められると次の走射までに時間がかかりすぎるので機能しません。ただ、SR4孫尚香など走射効果が長くなる計略には撃たれてしまいますので注意が必要です。
④突破
突破?よく分からないと思いますが、突破の性質は敵部隊と乱戦した時の速度低下の減少となります。つまり部隊乱戦中は速度低下の効果が小さくなります。それが乱戦によるもの以外でも。
つまり突破術の部隊が一度乱戦すると複数部隊に容易に乱戦され文字通り突破されてしまいます。複数部隊で弓を打ち速度低下を大きくして万が一にも乱戦されないようにしたいですが、全部隊重ねられて弓サーチを難しくされたら突破術の部隊が活きてしまいます。注意しましょう。
⑤攻城力
あまり城を殴る力がありません。理由は武力上昇値が低く、攻城中は兵種アクションも使えないですし、1番攻城力のある丁奉を貼り付けると火力は下がり、丁奉が撤退してしまうと相手のカウンターを止められないリスクもあります。万全で守られてしまうと取り返せないので、相手の無理攻めをカウンターした時や、相当崩れている場合で無ければ攻城は難しいでしょう。相手の足並みを崩した時に内乱を取り続け、高い兵力を保ち続けるのが良いと思います。
⑥まとめ
白兵があまり強くなく乱戦されると弱いという性質上、全部隊捕まえれば強いのですが、なかなか全部隊捕まえさせてくれません。
全部隊捕まったときは、帰る部隊と前に出る部隊と分けると乱戦されない為に引かなければならないので全滅を回避出来たりします。
ワントップならともかく、ワラや騎馬単の場合、主力部隊を分けて交互に攻めてきます。号令を打って倒しても、残りの部隊に守られ、カウンターを貰うこともしばしば。ただ、全部隊出てきてないなら落ち着いて相手の部隊の兵力を削り、少しずつラインを上げれば相手が城から出てこなければ攻城、出てくれば撤退という状況もつくれます。どちらにしても麻痺矢の大号令を使う、相手にする場合は慌てない事が大切です。
麻痺矢の大号令の1番の強みはあまり使われていない事です。多く使われている場合、対策やメタカードを積んだりしますが、あまり使われていない麻痺矢の大号令に対策するような特殊なカードを入れると他に勝てなくなるので、割と刺さりやすいのがあるのでしょう。
それについて寒いという意見を見ますが、対策や立ち回りも考えずに、出てこないからという理由で相手のデッキのせいにしていることが1番寒いと思います。
立ち回りや考察を述べることで、今後麻痺矢の大号令との戦いを楽しんだり、なんなら麻痺矢の大号令を使いたくなったりした方がいれば幸いです。
一応具体的対策カード。
①王双・張虎
弓のあらゆるダメージを60%カット。弓はDPSが高い代わりに威力は低いのでカットされるとほぼ最低値となります。こいつらに詰められるだけでほぼなんにもないです。
②槍甘寧
あらゆる武力ダメージを60%カット。長い効果時間を活かして突破も持ちながら前に出されるとライン上がってしんどいですね
③董氏
部隊を投げられて倒そうとしても帰られて武力17の騎馬は倒せません。終わり。
④弓董卓
長い。強い。
⑤槍呂布
槍が届いちゃう。そもそも武力10が強い。
こんばんは❗️
麻痺矢は1の頃から使ってたので相手にする場合は開幕片方に寄せて攻めて無理やりにでもリード取る❗️を心掛けております。
弓は守りに強いですが、端を攻めると片方からしか弓が飛んで来ないので攻めやすいですね❗️
冬でも春華さん
こんばんは!
4枚デッキで攻城力が勝っている場合ならそれもよいかも知れませんが、基本逆から端攻めで弓の武力2の攻城は20%ほど貰ってしまい、守城や弓でそこまで城はとれないので万人向けでは無い端攻めは割愛しています。
確かにこちらの編成如何ですね❗️