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Ver.2.5.1Eの環境デッキは?

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YOU
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ここ数日は自分でプレイするよりも配信を見て過ごすことが多かったんですが、今Ver(2.5.1D~E)の対戦環境の変化、かなり面白くないですか?

・2.5.1Dの上方修正筆頭の王者の決断麒槍の共振の使用率が伸びていない。
夏侯威というモンスターの登場で、一度環境がリセットされた。
・バージョンアップ直後の東海ABエリア決勝大会の存在。

っていう要素があって、さらに前Verの呉礎のように突出した強デッキが(まだ)無いため、かなり目まぐるしく環境が変化している気がします。
ゲーム全体としてバランスがいいかどうかはともかくとして、カードゲーム脳で考える分には非常に楽しいバージョンだなと。

この土日は、劉曼皇甫嵩鮮血の大号令が急増しているみたいですよ。

ということで、環境でよく見る4デッキについて以下考察してみます。結構長いです。
(「こいつ的外れなこと言ってるな」みたいな点があればコメントでご指摘いただけると幸いです。)

王者の決断

上方修正により蒼→蒼ができるようになり、タイミングが来るまで無限に待てる計略になった。
スペックのいいカードを詰めて1回の緋略に賭ける型と、馬倫を採用して緋略2回を狙えるようにした型がある。
上方修正後、夏侯威の流行まではかなり使用率が増えて、2.5.1D~Eの筆頭デッキになるかと思いましたが、どうやらそうでは無い様子。

これは結局、このデッキの難しさにあるんだと思います。
王者は士気12の計略で、士気が溜まるまでは必然的に待つことになり、ゲームをどういうものにするかの主導権が相手側にあることが多いんですよね。
大まかには、
①相手が先に大攻めしてくる→カウンター緋略の派手な展開
②相手も士気を温存してくる→蒼略でラインを上げ切れるかどうかの地味な展開

で、王者側としては基本的に①のゲームをやりたいんですが、すぐに緋略を使うとその後長時間士気が無い状態で過ごすことになるという構造的な問題があって、しばらく蒼で時間を使わないといけないんですよね。
その弱点を最小限にしたのが馬倫型なんだと思うんですが、馬倫型は開幕無士気のときにリードを取るのが難しくて、相手方が①の展開を選ぶ理由が無くなってしまうことが多いです。

もちろん蒼を選べるようになった分かなり強いデッキになっているんですが、この辺が難しいし、対処されやすい=立ち回りの自由度が低いため、使用率が落ちているんだと思います。


麒槍の共振

修正により武力上昇値が上がって効果時間が短くなりました。
修正直後は皆さんもかなり見かけたと思いますが、効果時間の短さが目立ち、今はそこまで使用率が無いと思います。
相変わらず1.5槍×3の構築を見かけますが、やはりライン上げが遅く弓に非常に弱いため、この編成は効果時間の低下がかなり痛いように思います。

修正は「↑」じゃなくて「→」と書くべきでしたね。
蜀は普通に号令で戦えない場合のサブ計略が槍兵に集中している節があるため、槍のコストが低い編成が強いかというと…。

また、士気7を3回が基本のデッキのため法正との噛み合いが悪いのも問題でしょうかね。。


劉曼皇甫嵩

夏侯威流行中あたりに注目されはじめ、2.5.1Eになってからじわじわ増えているデッキ。
今日の東海Bエリアでも使用者が多かったデッキで、この土日を境に全国対戦でも多く見かけることになりそうです。
東海Bでは蒯良を入れた形が目立ちましたが、これはエリアの有力選手に騎馬単が多かったため、それを見ての選択という面もありそうです。

現在よく見かける動きが、中盤に劉曼+漢鳴計略でリードを取ろうとしてきて、最後に皇甫嵩もあるよ、という動き。
相手をする側としては「あとは皇甫嵩で守るだけ」という展開にされないようにする必要があるものの、劉曼のターンに無理しすぎると皇甫嵩が止まらなくなるという厄介なデッキです。

ただ、士気・魅力の下方もあり過去に流行したときほどのパワーでは無いはずで、劉曼の準備ができる前に攻め込まれるとゲームプランが崩れる側面もあるため、環境トップになれるかどうかはまだ未知数です。
旧皇甫嵩型と新皇甫嵩型のどちらが多く使われるのかも非常に興味がありますね。


鮮血の大号令

配信・フレンドの対戦履歴などで、この土日でかなり増えたなと実感するデッキです。(あくまで私の主観ですが)
このデッキに関しては、私自身の対戦経験が少なくて詳しく書けないのですが、回復計略と合わせることでかなり強いターンを作れるデッキです。
また、守りで使うと城内回復があるため、単体でもかなり強いです。

合わせる計略は、蜀礎・久遠のどちらかが選ばれているようで、法具は増援のことが多い模様。
劉曼皇甫嵩が流行るなら、劉曼が攻めたいターンにタイミングが合う蜀礎型が増えてくるでしょうか。
また、蜀の号令デッキということで法正を入れた編成も見かけました。

鮮血の初動を連環で止めて武力上昇値を出させないようにするのがとりあえずの対策かな??


以上、このバージョンで見かける4デッキの考察でした。
最初に言った通り、突出した強デッキは無いバージョンだと思うので、もしかしたら来週は来週で別なデッキが台頭してくるかもしれません。
読みにくいバージョンでもありますが、楽しんでいきましょう!

(この記事のデッキの画像は、適当に対戦履歴から拾ってきたもので、あくまでデッキの一例です。)
更新日時:2019/09/16 00:19
(作成日時:2019/09/16 00:18)
コメント( 4 )
4件のコメントを全て表示する
QUEEN
QUEEN
2019年9月16日 7時35分

覇者近辺では王者をさっぱり見掛けなくなりました。仰るようにずっと我慢の連続だし、士気を吐いた後は無士気で凌がなきゃないしで、我々が思うより難しいデッキかもしれませんね。

ぐりぽん
ぐりぽん
2019年9月17日 1時1分

王者一回使ってみましたが、赤打つタイミング難しそうです。
馬倫なり必要なのかなあと。
皇甫嵩は劉マンから攻めてくるのがきつかったので、やってみました。強かったです。
鮮血は礎いたほうがいいなって思いましたねー。

YOU
YOU
2019年9月17日 8時30分

金村さん>
守りの鮮血は相当強いですよね。相手が強いほど強くなる系ですので。治癒玉とかも択に入ってくるかもしれませんね。

QUEENさん>
相手する側としては50cすぎた後は赤を警戒するわけですが、王者側は「ここで行ったらこの後どうすんの」となるのがやり取りとして結構楽しくもありますね。

ぐりさん>
馬倫型だけは残りそうな感じしますね!
個人的には鮮血のおかげで礎龐統が流行って下方されるのを心配してます^ ^

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