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一介の麒槍使いが今回の麒槍修正に思うこと

by
LOTUS
LOTUS
こんにちは、君主名LOTUSです

今回のバージョンアップで麒槍の共振に修正が入りましたが、それについて思うところを書こうと思います
かなり荒っぽいことも言うと思いますが、それが許せる方は是非見てください

早速ですが、今回の麒槍の共振への修正の感想を簡単に言うと

『やってくれやがったな、この野郎』

です。

何故こう思うのか、それには幾つかの理由があります。順番に書いていくことにしましょう。

1、効果時間の減少
今回の修正で、麒槍の共振(以下麒槍)は武力計算が+1される代わりに、効果時間が下がりました。三生では0.4カウントと言ってました。
しかし、使ってみると以前よりも格段に短い!体感で1カウントは下げられてるレベルです。勿論、1カウントも下げることはないでしょうが、それでも0.8カウントぐらいは下げられてるのではないでしょうか。

そもそも麒槍は効果時間の長さを活かして立ち回るデッキです。なのに、麒槍の使用率を伸ばすためかは知りませんが、目玉である効果時間を下方するのは本末転倒もいいところです。効果時間の長さに軸を置く計略なら効果時間を伸ばすべきです。

少なくとも、この調整で麒槍の長所であるハズの『他の号令よりも長い効果時間』は意味を成さなくなりました。
そして、このゲームに於いて『号令の効果時間が減少する=継戦能力の減少』です。そして、それ即ち弱体化なのです。

ここで武力計算が+1されたところで、前バージョンで流行っていた呉礎に勝てるかと言われたら、勝てません。ドヨ陳泰に勝てるかと言われたら、勝てません。
結局武力計算+1したところで『それがどうした』という性能にされてしまったのです。

2、他カードの完全下位互換に成り下がったこと
もう一つ理由を上げるならこれです。これはどういう事か。

現在、麒槍を編成する際に+7が出るように編成すると、槍4.5コスト・それ以外3.5コストとなります。この編成で武力+7、効果時間が8.8(?)(正直体感ではもっと短い、8.5カウントくらいに感じる)です。因みに、前バージョンまでの麒槍は槍4.5で武力+6・9.5カウントでした。

では、ここで同じ士気7で武力+7の無特技号令を見てみましょう。

無特技号令は無特技の味方が+7、特技持ちの味方が+5、効果時間が8.3カウントです(出典:三国志大戦カードリストbot、Line)。一見すると、無特技よりも麒槍の方が強く見えますね。
しかし、麒槍の場合は槍とそれ以外の兵種のコスト分けをしっかり行って、しかも全員が計略範囲内に揃ってる状態でようやく+7・8.8(?)カウントとなるわけです。
一方の無特技号令はと言うと、範囲内の味方が無特技であるだけで+7・8.3カウントなわけです。しかも麒槍のようにしっかりとコスト分けをしないといけない・誰も死んではいけない、というような縛りもありません。スペックのいい無特技のカードを積むだけで破壊力抜群の無特技デッキです。

勿論、麒槍もスペックのいいカードを積むことが出来ます。しかし、いくらそれをしたところで槍主体にならざるを得ない麒槍は、強い弓を入れることの出来る無特技デッキに太刀打ち出来ないのです。

編成の自由度が高く、コスト縛りも必要なく、全員揃ってなくても一部隊くらい撤退してても連打すればまた全員が+7される無特技号令は、最早麒槍の上位互換になったと言えるでしょう。いや、今回の修正で麒槍が下位互換に成らされたのです。

これは辣腕司馬懿にも同じことが言えます。辣腕司馬懿も士気7で+7、9.6カウントです(出典:同上)。
こちらも特に編成に縛りはありません、晋のカードでさえあればいいのです。本人のスペックが重いのが多少問題ですが、それも晋の優秀な1.5コストや1コストで充分カバー出来ます。
こちらも、今回の修正で麒槍が完全下位互換に成らされました。
麒槍は上方修正だと謳っておきながら、この二つの強力な号令の完全下位互換にされたのです。

以上二つが理由になります。


正直、個人的には麒槍にテコ入れは必要なかったです。するなら効果時間だけでいいのです。実際、前バージョンでは自分は麒槍で勝率6割ほどありました。呉礎にほほ勝てなかったのにも関わらず、それ以外では着実に勝ちを重ねることが出来ていたのです。
麒槍は前バージョンまでの時点で充分戦えるカードだったのです。

それを、わけのわからない修正をされて上方修正だと謳われながら、実際は前バージョンよりも弱い性能にされてしまった…。
それに怒りを覚えずにいられますか!自分が好きでずっと使ってきたカードなら尚更!

SEGAには次のバージョンでも次の次のバージョンでもいいので、前バージョンまでの性能に戻すことを望みます。ぶっ壊れ性能なんて望みません。元の性能に戻してください。上方修正で前より弱くなるなど、前代未聞です。
作成日時:2019/09/05 20:22
カテゴリ
蜀軍デッキ
コメント( 24 )
24件のコメントを全て表示する
LOTUS
LOTUS
2019年9月6日 14時21分

>祐蒼さん
確かに、4枚型なら武力の恩恵はあるかと思います。
効果時間に重きを置く計略で効果時間を下げるのは、本当に論外な調整の仕方だと思います。

南
2019年9月6日 15時13分

当方、張苞大徳使いからすると号令の武力+1は腹が立つほどうらやましいです。
無特技や礎の計略性能がぶっ飛んでるだけで、それに劣ってるから弱いとは流石にネガりすぎな気もしますよ。武力+5の8.8cが惨めになってきます……

LOTUS
LOTUS
2019年9月6日 15時40分

>南さん
いえ、ネガでも何でもなく弱いです。確かに、現在不遇な英傑号令と比べると強いと思います。
しかし、現在の無特技が相手だって前バージョンの麒槍なら、有利までなくとも五分までは持っていける性能でした 。呉礎に関しては下方されたので、せめていい勝負まで持っていきたいのですが、それすらも出来ない。これも前のバージョンの性能なら効果時間差を活かして立ち回れば、今の呉礎相手ならかなりいい勝負が出来るでしょう。
極めつけには、前バージョンでは勝てていた今回で特に上方修正されていないデッキにも負けるのです。
前までは強すぎず弱すぎず丁度いい性能だったんですが、今は確実に前よりも弱くなっています。上方修正されたハズなのにも関わらず、ですよ

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