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諸葛亮と愛弟子のデッキ

by
斧男
斧男
こんばんは。斧男です。

私は馬謖をよくデッキに入れます。
好きなのですよ、計略が。
いや、計略名の元になった山頂布陣のエピソードも、嫌いではないですが。

さて、三国志大戦1から変わらない計略名「泣斬馬謖」ですが、計略内容は少しずつ変化してきました。

1のときは使用回数に制限がありませんでした。
士気コストも3で使え、当時は2増える効果だったと記憶しています。
なので、やろうと思えば1試合中に3~4回馬謖を斬って、使用士気を6~8増やすこともできました。
当時は、使うごとに威力があがる計略「水計連破」をR司馬懿が持っていたので、組み合わせてとんでもない威力の水計を食らった覚えがあります。

と、計略効果の説明だけだと、馬謖が非常に優れた武将であるように見えますが、
2コスト弓兵にして武力4知力7(伏兵所持)と非常に脆弱なスペックに加え計略を使えば撤退、すなわち2コスト落ちで戦うことになり、実際にデッキに採用されるのは稀でした。
ただ、士気3で使えるので、魅力を集めて馬謖を即切り、号令につなげて一気に落城させる開幕系デッキなどには採用されることがあり、私がせっかく30分くらい並んで、交代台で1戦目を始めたときにそんなデッキがでてきて、1分で負けて次の人の番になったときは「なんじゃこりゃー」と思いましたね…。

そんな使われ方が多かったためか、三国志大戦2の時は本人のスペック。兵種はそのままに士気コストが5に引き上げられました。
士気5→7と、士気2増やすという内容は変わりませんでしたが、開幕に即使用ができなくなったのが原因か、全国対戦でほとんど見かけることはない武将でした。

2では使用率が悪く見向きもされなかったのか、三国志大戦3で追加されたときは、本人のスペックが大幅に改善されて戻ってきました。
1.5コスト(弓兵)武力4知力2、特技「大軍」とかろうじて使用に耐えうる戦闘力を手に入れたのです。(知力2なのはコラボの影響)
スペックが良くなった代わりに計略が「1試合中1回」という制限を受けるようになりました。その分増える士気は5→8と3に増加、現在のR馬謖の原型になったものと思われます。
撤退の痛手も1.5コスト分と緩和され、大分使いやすくなりました。

そして今作
修正。エラッタを経て、現在は過去作とほとんど変わらない計略効果。(バージョン2.5.0Cで増加士気が2.5と主越だけ減りましたが)
ただし、1.5コストにして武力4知力8征圧力2、特技「伏兵」とスペックはマトモになり、序盤の伏兵解除からの計略使用で、隙なく士気をブーストでき使い勝手は大幅に増したと思います。
現在の環境は計略戦と言っても過言ではなく、即座に士気を2.5も増やす効果は、試合展開を大きく有利にするのではないでしょうか。

前置きがかなり長くなりました。
私は新デッキを作るときに、計略コンボ前提のデッキなどの場合は真っ先に馬謖の投入を検討するほど、三国志大戦3の頃から重宝していました。

そして、その中でも過去作で愛用していたのが「臥龍の将略」デッキです。

「泣斬馬謖」を利用して「臥龍の将略」を瞬時に3度掛けしたり、
当時の「臥龍の将略」は勢力不問だったので、UC李通の「隠密戦法」とコンボして、見えない高速騎馬で戦場を荒らしてみたり

そんなデッキを使っていたものです。

そして第4弾、とうとう「臥龍の将略」が追加されました。

勢力は蜀限定になりましたが、R馬謖は健在。
前回のように何か楽しい組みあわせができないか色々考えてみました。


迎撃を受けない神速騎馬
一方的に射撃できる剛弓
戦場に居座り続ける剛槍
そして「臥龍」の3度掛け


そんな願いを叶えてくれるデッキがこちら。

相手のデッキに対して「効果的」な武将に「臥龍の将略」を使って戦っていくデッキです。
何気に諸葛亮と愛弟子のコンビとなっているのも三国志らしくて良いですね。

ちなみにコンセプトは鬱陶しいです。

騎馬枠:LE趙雲
速度上昇騎馬は便利です。三国志大戦3の頃も、この組み合わせでやってました。対騎馬に有利がとれる他、もともとの武力が高いので、人馬一体で槍兵に乱戦を仕掛けることもできます。
相手が城に引きこもれば速度を生かして征圧領域を広げ、実に鬱陶しいですね。

弓枠:EX王悦
槍と弓メインの編成に対して隠密剛弓は非常に有利です。「臥龍の将略」+「悪戯と強奪」で速度も相当なものになり、不意を突いての攻城も狙えます。しかも士気回収のオマケつき。相手は常に自城の防衛を意識しなければならず、鬱陶しさはこのメンバーではナンバー1でしょう。

槍枠:UC周倉
エラッタで計略が変更され、自身の計略に「徐々に兵力が回復する」効果がつき、戦場に永く居座れます。相手に高武力の弓がいなければ頼りになるでしょう。趙雲や王悦は迎撃を気にする必要がありますが、周倉は「臥龍の将略」2度掛けまでなら迎撃対象にならないところが扱いやすいです。カードの征圧力は0ですが、将器「征圧力上昇」と計略「気合ッス!」の効果で征圧が3まで上昇するので、回復しつつ征圧領域を広げ、近づく敵武将には剛槍で牽制と、鬱陶しい武将ですね。

士気枠:R馬謖
先ほど散々説明したので、割愛
「臥龍の将略」2度掛け状態を50カウント維持できるのは、非常に強力です。

いかがでしょう。相手にしたときに実に面倒な3人を集めたつもりです。
序盤は伏兵3枚で守り、中盤「臥龍の将略」を使ってからが本番。嫌らしく内乱を狙っていきましょう。

実際に数戦した感想。
稠雲に2度掛けを維持し続けるのが、無難に強いですね。
周倉の「気合ッス!」は永続っぽいのですが、回復効果は微々たるもので、兵力が減ってきたら城に戻る必要があると感じました。「臥龍の将略」2度掛けと組み合わせると、素早く戦場を移動でき、号令相手にも剛槍効果で結構なんとかしてくれる、便利な奴でした。
王悦は…今のところ出番なし。槍と弓メインの組み合わせ相手には強いハズなのですが…。

と、久しぶりに三国志大戦3の頃を思い出し、懐かしい気持ちでプレイできました。
「臥龍の将略」は他の君主の方々も思い入れがあるようで、様々な臥龍デッキとマッチングして面白いです。

皆様も、ぜひ「臥龍の将略」デッキをお楽しみください。

さて、今宵はここまでにしとうございます。
読んでくださった皆様、ありがとうございました。
 
更新日時:2019/05/31 03:10
(作成日時:2019/05/31 03:10)
コメント( 8 )
8件のコメントを全て表示する
斧男
斧男
2019年6月1日 1時40分

>イトトンさん
コメントありがとうございます。私も5枚はちょっと動かしにくいです。できれば4枚くらいが良いのですが、そうなると一番最初の馬謖が抜けてしまいそうですね…。

斧男
斧男
2019年6月1日 1時42分

>ポキールさん
コメントありがとうございます。見えない弓はきっと強いはず!でも、お手軽なのは騎馬でした…。

斧男
斧男
2019年6月1日 1時44分

>梅☆さん
コメントありがとうございます。諸葛亮は、馬謖を斬るのが趣味だと勘違いしそうな効果ですね。効果が士気バックなら、いくらでも斬ってあげますが!

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