鮮血の大号令コンボデッキ

こんばんは。斧男です。

（前置きは意味分からない方は飛ばしてください）
トレーディングカードゲームの元祖とも言われるＭＴＧ（マジックザギャザリング）に、「ソリティア」などとも呼ばれるコンボデッキの完成のさせ方がありました。
対戦相手がいるゲームなのに相手の行動には目もくれず、ドローカードを駆使してひたすら勝利に必要なカードを場と手札に集め、ガムシャラにコンボ完成を完成させ勝利する。
普通、そのようなデッキは簡単にはコンボ完成はしないはずなのですが、そうしたデッキの中でも「トレイリアン・ブルー」や「プロスペラス・ブルーム」など、大会で好成績をたたき出すようなデッキもあったものです。…あまりに強力すぎた前者は速攻禁止になってしまいました。
（私がプレイしていた時期の例なので、古くてすみません）

閑話休題。

今回ご紹介する「鮮血の大号令コンボデッキ」も、がむしゃらにコンボの完成を目指すタイプのデッキです。

必要なメンバーは、R祝融、R孟獲、UC習氏の３人。
（あとの2人は士気要員でテキトーに決めました）

コンボは
「決死の大号令」の兵力減少の効果を
「鮮血の大号令」中に発生させるようにして、
兵力を大幅に失うが、武力が大幅にあがった味方部隊に
習氏の「久遠の再会」の回復効果を合わせる
というもの。

成功すれば、決死の大号令から始まり長時間高武力を維持し続けることができます。

「めんどくせー」と思いましたか？

いやいや、実は各計略の効果時間の関係で、計略の発動タイミングはとても分かりやすいのです。
手順は以下の通り　※赤字は自分で発動させるもの、青字は勝手に効果が発動するもの

①士気が12になったら「久遠の再会」使用。（武力＋1）　士気12→7
②再び士気が12になったら「決死の大号令」使用。（合計武力＋7）　士気12→6　
③士気が7になったら「鮮血の大号令」使用。（合計武力＋9、さらにここから先は兵力10％減少ごと武力＋1） 士気7→0
④約2カウント後「決死の大号令」の効果終了。兵力減少7割により、武力7上昇。（合計武力＋10　＋兵力減少分）
⑤約4カウント後「久遠の再会」の回復効果発生。武力3上昇（合計武力＋13　＋兵力減少分）

いかがでしょう。自分で計略を使うのは①～③まで、計略の使用タイミングも士気がピッタリの時に使えば良いため、細かいことを考える必要がありません。
「決死の大号令」から、20カウント以上も武力が大幅に上昇した部隊が戦場に居続けるため、コンボがしっかり決まればそこから落城も夢ではありません。

このデッキの最も重要なポイントは①と②の間の時間でしょう。
武力＋1の状態で、敵軍の攻めを「誰も撤退させず」凌がなければいけません。
相手が本気で落城に取り掛かってきた場合は、このタイミングに合わせて法具を使ってしまうことも視野にいれましょう。

②の「決死の大号令」は敵城に向かうときに使ってしまって構いません。敵と交戦しなかろうが「久遠の再会」の回復タイミングまであまり猶予がないので「敵城までに、兵力を減らずに到達するため」くらいの気持ちで使ってしまいましょう。
②～④までに、相手が本気の抵抗をみせた場合「決死の大号令」の兵力減少でそのまま部隊が撤退してしまう可能性が出てきます。ここでの兵力管理には注意を払いましょう。

④の段階で兵力40～50％であれば大成功。武力が＋10もあればそうそう兵力を削り切られることはありません。

ちなみに、⑤のあと4カウントくらいで「鮮血の大号令」の効果が終了します。そうなると残るのは武力＋4だけになるので、理想としてはここまで法具を残しておいて「蜀軍の大攻勢」や「衝軍の法」が重ねられるとベストです。

いかがでしたでしょうか。
一応、友人と店内対戦でお互い1度ずつこのデッキをプレイして、お互いにコンボ完成は成功しています。（①～②の間がやはり大変）
相手の行動なんかお構いなし、自城が殴られようがコンボ優先みたいな感じになりますが、うまくハマったときの流れは非常に美しく見えます。手順を知らない君主の方には「すごい」と驚かれることでしょう。

たまには戦友対戦などで、こういう活用するのも面白いのではないかと。
全国は…「鮮血の大号令」があともう少し強ければなぁ…。次回のバージョンアップに期待！

さて、今宵はここまでにしとうございます。
読んでくださった皆様、ありがとうございました。