421

武将デビュー

by
楊狐
楊狐
※今回は茶番劇となります。こういうの苦手な方はすみません。了承のうえお読みください。



武将デビューはじまりはじまり。




お披露目編

バージョンアップ発表!! 追加武将多数!! 環境も変わる!!

わーわー(歓声)

登場する新武将たち(ガチ計略、イケメン、美少女etc)

「すっごーい!!」
「なんだよあのカードヤバくね!?」「またとんでもない計略が増えたな」
「絶対刷る!! 当日刷る!!」「縁、縁!! 足りないよう!!」
「早よ刷らな!!」「俺のデッキには入るかな?」「新しいデッキを考えたよ!!」
「まぁ、何が追加されてもデッキはもとのままなんですがw」
「ショタはいますか?」「胸ない娘がいいんですけど」
「胸大きければ何でもいいよ!!ギャハハ」
「新しいゴリラは?」「ゴリラ飼いたい」
「漢の武将は?」「女性武将多すぎ問題」「ジジィは何処だ?」
「前出し!! 前出し!!(肯定の意)」「下方!! 下方!!(否定の意)」
「うんだよ!! 俺のデッキにきついバージョンじゃねぇか!!」
「終了~」「開発は何考えてんだ!!」
侃々諤々

輝かしいステージから少し離れたところにも新武将たちの姿があったが……。


新武将たち(計略がよくわからない。強みがわからない。不人気)

「在野行き確定!!」「なんでこんなのにカード枠さくんだよ!!」
「意味不」「こんな奴ら相手にしないで、強い武将の方へ行こうぜ!!」
「ゴリラゴリラ!! ウッホウッホ!!」
侃々諤々

主流とは少し離れた新武将たち。そんな彼らのもとに一人の君主が訪れる。

劉備似の君主「どうしたんだ? 元気がないぞ」

新武将たち(不人気)「………」

劉備似の君主「みんな魅力的で強い武将を登用することで頭がいっぱいなんだな」

新武将たち(不人気)「………」

劉備似の君主「……俺のところに来ないか?
 みんないいやつばかりだぞ」





配信デビュー偏

劉備似の君主「みんなぁ!! 新しい仲間を連れてきたぞ!!」

既存の武将たち
「おお、新武将ですな」「どんな計略を持っているんだ?」
「歓迎するぜ!!」「宴の準備だな!!」「こやつめ、ハハハ」

劉備似の君主「寄せ集めの連中だが、仲良くやってくれ」

新武将と既存の武将たち
「あなたの計略と私の計略を組み合わせれば、相乗効果が得られるかも」
「号令と合わせた方がいいんじゃないかな?」「法具を調整していえば」
「多色にしてもいいかも」
侃々諤々

劉備似の君主「よし、いい感じのデッキができそうだな」


試行錯誤を繰り返し、計略の検証、戦友大戦を重ね。

ついに、そのデッキは完成した。

それから数日後。

混沌と化した戦場。

「このデッキ(強い武将)のおかげで昇格できましたw」「前出し!! 前出し!!(肯定の意)」
「なんだ、この計略!?」「やべーやっぱあの計略ガチだ!!」
「ゴリラゴリラ!! ウッホウッホ!!」
「俺のデッキじゃ勝てないんだけど」「下方!!下方!!(否定の意)」
「無理ゲー」「この環境くそだなー」「同じデッキとばかり当たる」
侃々諤々

「なんか変わったデッキないの?」


「なんか配信が始まるみたいだよ!!」

劉備似の君主「全国デビューいくぜ!!」

「本番行きます🐘」

「すっごーい!!」
「なんだあのデッキ!?」「初めて見た」
「あんな武将いたっけ?」「なるほど、あの計略はそう使うのか」
「やべー強くね」「流石、劉備似の君主。ランカーのことはある」
「やっぱ考えることが違うよな」

侃々諤々

不人気武将たちも半信半疑で事の成り行きを見守っていた。

劉備似の君主「よし、なかなかいい手ごたえだぞ」





絶頂期編
こうして劉備似の君主がプロジュースしたデッキはたちまち全国へと広がっていった。

劉備似の君主「よし、全国デビュー成功だな」

バージョンアップ当日からまったく見向きもされなかった新武将たち。


それが、ついに日の目を浴びたのだ

劉備似の君主がプロデュースしてから約一カ月。

お披露目の日から、最初のバージョンアップを迎えても、
デッキは下方されなかった。

それどころか上方。

配信されても、すべての君主が配信を見ていたわけではない。
だが、口コミであっという間に広がり、いまでは頂上にもデッキが載るようになった。

連日、全国から寄せられるデッキ使用による喜びの声。

ミラー対決も増え、順風満帆に思えた。

だが、肯定意見の陰で、否定意見も増えていった……。

「なんだよ、当たるデッキ、当たるデッキ同じじゃねぇか!!」
「勝てないんだけど」「下方!!下方!!(否定の意)」
「俺のデッキが輝かねぇじゃねぇか!! クソ!!」
「俺のプロデュース武将たち(強い武将)が埋もれるなんて許せない!!」
侃々諤々





引退編

運営「これも民意ということで」

劉備似の君主「下方か……」

既存の武将たち
「いたし方ありません」「我々ではどうしようもありませんからな」
「みな、通った道ですぞ」

新武将たち(不人気)
「また、僕らは埋もれてしまうのですか?」
「仕方ないね。一時でも光を浴びることができたんだから良しとしよう」
「俺たち、もともと強い計略じゃないからな」

劉備似の君主「まぁ、そんなに落ち込むな」

そういうと劉備似の君主は全国からのコメントを表示した。

劉備似の君主のデッキのおかげで昇格できました。
僕はこのデッキの武将みんな好きです。
宿星になるまで、これらからも使って行こうと思います。
下方されても使い続けようと思います。

劉備似の君主「少なからずデッキのファンになってくれた君主はいるんだ」

静かに目を閉じながら、言葉を続ける。

劉備似の君主「記録に残るよりも記憶に残るデッキ。それだけではなく、これからも新しい可能性を、
       追求していこうと俺は思う」

瞳を開きながら武将たちに問う。

劉備似の君主「これからも、ともに戦ってくれるか?」



武将たち「おおー!!」


君主と武将たちの戦いは続く。



バージョンアップも近いので、ちょこっと感じたことを書いてみました。

丸投げ恥辱デッキに関しての自分なりの印象でもありますw

どんなデッキもそうですが、武将が追加されると同時に自動生成でデッキが作られるわけではありません。


必ず、そのデッキを作った君主がいるわけです。

その君主が寝食忘れ、昼夜問わず考えて作り上げたデッキというと、
まぁ、大袈裟かもですが。

それくらい真剣にデッキを考えている君主の方もおられるはずです。

同じようにデッキ構築で苦しんでいる君主は大勢いると思います。

で、せっかく出来上がったデッキ(強すぎる)が「クソデッキ乙」の一言で、
済まされるのはどうなんだろって思う時があります。



まぁ、実際クソデッキなんですけどw
(コラー!! いい話じゃないのか!!)



自分も開幕系とか作った時は知り合いの君主さんに、

また、そんなカード(ゴリラ)使ってとかツッコミ入れられましたけどw




そういう背景もあってか、できるだけどんなデッキも肯定しようとは思っています。


新しいバージョン、新しい追加武将、そこから生まれてくる新しいデッキ。

今からすごく楽しみですが、


不人気な武将のこともたまには思い出してあげてください。

なんだったらもう一度、計略もスペックも含めて復習しておくのも良いかもしれません。

自分のデッキや全国でよく見る武将以外の計略を忘れていたりすることもあると思います。

どんな組み合わせの、どんなデッキが生まれてくる可能性が潜んでいるかわかりませんからな。


皆様が新バージョンでも、充実したデッキライフが送れますように。

では、この辺りで再見









 
更新日時:2019/04/16 14:27
(作成日時:2019/04/16 14:27)
コメント( 14 )
14件のコメントを全て表示する
楊狐
楊狐
4月17日 10時37分

新人魔術師さんコメントありがとうございます。
最近、なかなか時間が合わなくて戦友大戦に参加できていないですな。
もう少し落ち着いたら、戦友大戦へ参加できるよう時間調整してみたいですな。

小龍·韓信☆
小龍·韓信☆
4月17日 17時23分

知らない部将ばかり使って強デッキに立ち向かって負けを増やしてる君主が通りますね。

楊狐
楊狐
4月17日 22時28分

小龍·韓信☆さんコメントありがとうございます。
今回はあくまで創作の中での出来事ですからな。
現実はそうそう、うまくはいきません🐘(自分もデッキ試してよくやらかしておりますw)

コメントするにはログインが必要です
シェア