俺の名は

挑戦状を手にしたしちじょーであったが、今のデッキでは厳しさを感じた。

とすればひとつしかない

(七Д篠)新しいデッキで挑む！

(七Д篠)1から練り直しだ！

(七Д篠)は酒道場を訪ねた。

かつて戊辰戦争、西南戦争と数多くの戦い抜いて死んだ歴戦の猛者が開く道場である。

道場主はかの、さいごー隆盛之助リュウセイである。

(七Д篠)たのもー

(西酒西)酒は？よくきた

(七Д篠)こちらに

(・酒・)うむ、それでどうした
(七Д篠)かくかくじゃぎじゃぎ

(・酒・)そうか……

なめしまはこれまでの経緯を話、協力を依頼した。

(七Д篠)どうすれば勝てる？

シンプルだが難しい質問を投げかけた。
明確な答えがないことは、じゃぎじょーは知っていた。

だが聞かずにはいられなかった。
勝てばいいなにを使おうが

(・酒・)簡単だ

(七Д篠)！？

答えはあっさりと帰ってきた。

(七Д篠)ど、どうすればいい

(・酒・)開幕で落とせ

(七Д篠)……

(・酒・)開幕で落とす
(・酒・)張飛を城門に刺して、槍激で激激するんだ

(七Д篠)あっそうですね(それができれば苦労しないのたが)

道場をあとにしたなめたけじょー
途方に暮れていたがある言葉が思い浮かんだ。

酒「開幕で落とせ」酒「開幕で」

(七Д篠)開幕で……！

閃き、圧倒的閃き

しちじょーの中に舞い降りた天啓！
<蹴散らせ！
あと16秒後には撤退である。

【天啓の幻】