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デッキ紹介記事7(桃園の誓い)

by
斧男
斧男
こんばんは。斧男です。

今回の内容は個人的な意見が多く含まれていますことを先に申し上げておきます。

さて、三国志のエピソードの中で有名なものは何か。
と、問われれば、やはり「桃園の誓い」が上位にくるのではないでしょうか。

演義の主人公である劉備が、関羽、張飛と義兄弟の契りを結び、三国志の物語はここから始まったと言っても過言ではないでしょう。

そのエピソードを元にしたのが、今回の史実デッキ「桃園の誓い」です。

先日の戦友対戦イベントで、このデッキでプレイしてきました。
誰しも「ちょうど8コストで組める」ことは知っているにも関わらず、実際に対戦で使うことは稀でしょう。

その理由は単純で、全員が「槍兵」というバランスの悪さです。

離れて進軍すれば各個撃破され、まとまって進軍すれば、部隊の横から抜けられ城を攻められる。
実際に対戦をすると、相手のデッキがどんなデッキなら有利がとれるのかまったく思いあたらないくらい、扱いにくいデッキでした。

せめて、関羽、張飛のどちらかが騎馬なら…と、デッキ構築の時に思わずにはいられません。

しかし、演義のエピソードを思えば、「桃園の誓い」直後の劉備軍は、有志が集まり構成された義勇軍。当時は満足な装備もなく、各地を転々としていたわけです。当然、騎馬の訓練もされておらず、ほとんどが歩兵として戦っていたことでしょう。

横山三国志で、劉備軍は戦で活躍するものの、義勇軍という身分により、疎まれ、見下されてしまいます。
張飛の「漢軍がそんなに偉いのか、志があっても身分が低ければ相手にもされないのか」というようなセリフを、涙ながらに訴える(うろ覚えです。間違っていたらすみません)シーンは、心に残る名シーンでしょう。

そんな「実力がありながらも漢の将軍から敬遠される」というシチュエーションが、このデッキの「個々の武将は強いがデッキ(軍団)として使いにくい」ため、敬遠する君主(自分)と重なるところが、実に「桃園の誓い」直後であることを表しているようです。

そんな想像をしながら考えると、騎馬隊の存在しないこの構成こそ、「桃園の誓い」時代の編成と呼ぶにふさわしいのではないでしょうか。

今後、蜀の「関羽」「張飛」に騎馬のカードが追加されたとしても、その姿は、蜀という国で一軍の将として成長したもの。
それらのカードをこの「桃園の誓い」の劉備と一緒に組みあわせたとしても、そのデッキは、「三兄弟デッキ」であり、「桃園の誓いデッキ」とは呼べないと(個人的に)思っています。

ということで、当時の劉備軍の「不自由さ」を体現しているこのデッキこそが、「桃園の誓い」デッキなのです!


…つい熱くなってしまいましたが、桃園三兄弟で実用的なデッキを組みたいので、騎馬関羽、騎馬張飛の追加を心待ちにしていることも申し上げておきます。

ここまで、独断と偏見の桃園の誓いデッキにおつきあいくださり、誠にありがとうございました。

それでは、今宵はここまでにしとうございます。
駄文、失礼いたしました。
更新日時:2019/02/27 01:29
(作成日時:2019/02/27 01:29)
コメント( 12 )
12件のコメントを全て表示する
斧男
斧男
2019年2月27日 23時51分

>金村保坂非道さん
コメントありがとうございます。あの張飛は、実に強かったですね。SR徐庶と組んだときは、排除に困りました^^;

斧男
斧男
2019年2月27日 23時55分

>ポキールさん
コメントありがとうございます。趙雲、馬超、黄忠は蜀に複数いるのですから、本当にそろそろ2枚目の蜀の関羽、張飛が欲しいですね。

斧男
斧男
2019年2月28日 0時1分

>亮+さん
コメントありがとうございます。城ゲージの奪い合いなら、あの攻城兵がものをいう。環境に真っ向に逆らっていて、良いと思います^^

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