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三国志のやべーやつ Case1

by
マーマイト名護
マーマイト名護
ドーモ、マーマイトです

n番煎じ感

この手の解説をされている燈蝋之斧さまを始めとする三国志大好き侍の皆様ほど造詣が深いわけでもなく、
文章力もないですがお暇ならお付き合いいただけたらと思います

ネタ被り、誤り等あるかもしれませんがご容赦を…
間違っていたら訂正などいただけると嬉しいです


というわけで三国志で私の気になった奇人や、やべーやつについて書いていきたいと思います
まあ、現在日本とは倫理観も違いますし書き手の誇張等もあると思いますので何を持ってやべーやつ認定するかは難しいですが

今回の人物は

何 晏 です

大戦にも出ていますし、やべーやつとしては割と有名人ですのでご存知の方も多いと思います
まずは普通な点も箇条書きで超ざっくり見ていきましょう

・何進の孫
・何進の没後に曹操の養子となり息子同様に可愛がられる
・勉学は出来たが曹操時代は目立った活躍もなく、曹丕時代に文学で活躍、さわやか時代には政治分野にも噛んでくるようになる
・超ナルシスト、白粉塗りたくって女性物の服を着ていた
・自分の影の形状ですらメッチャ気にした
・後年は娯楽主義の放蕩家

そんな彼のヤバイエピソードですが
現在で言うヤク中、しかも世間でもその薬がブームになった

元は腸チフスの治療のために生み出され、当時は体質改善や不老不死の効果のあるとされていた「五石散」という漢方薬があるのですが
(この時点で効能が胡散臭くて怪しさ満点ですが…)

当時製法の廃れていた五石散を何晏が作成、服用
向精神作用があるとわかるとたちまち流行…という流れなのですが、
一説にはただの漢方薬だった五石散の製法を何晏が弄ってタノシイおくすりにした可能性があるとかないとか

現代に伝わっている製法としては鍾乳石、白石英、紫石英、硫黄、赤石脂をすりつぶして酒で流し込むらしいです
薬学には疎いので体に悪そうとか、白石英と紫石英の成分ってほぼ一緒なのに分ける意味があるのかとか、よっぽどなモノ混ぜたんじゃとか程度の考えしか出てこないのですが
実際どうなんでしょうね


上記の向精神作用以外の症状としては激しい発汗作用と皮膚の炎症

熱の発散が上手く行かずに死亡するケースもあったとか

この発熱を助長するために歩き回ることが「散歩」という言葉の由来とされています

また、皮膚が擦れないように服用者はダボダボの服を着用する事が多かったそうな


五石散は高価で、服用できることが一種のステイタスと化していき
そのことから、わざとやつれてダボダボの服を着るファッション五石散や
さらなる刺激を求めてヒ素をカクテルする者まで現れる始末


そんなこんなで唐の時代まで流行ったそうです…


最後の方はおくすりの話になってしまいましたが、口火を切った何晏は私の中で三国志やべーやつNo2タイくらいに位置しております
正直よく大戦に出したなと思ってます…
これで2位タイなら1位ともうひとりの2位はだれかって?気分が乗ったら書こうかなーと思っております

◆まとめ◆
薬物、ダメ、ゼッタイ



以上、長文駄文シツレイしました
更新日時:2019/02/25 17:10
(作成日時:2019/02/25 17:09)
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コメント( 14 )
14件のコメントを全て表示する
マーマイト名護
マーマイト名護
2019年2月26日 18時50分

うさまる様>やっぱり戦争モノなので、凄い策を弄した軍師とか武勇伝の凄い武将が取り上げられがちですが、そんな中から変人奇人を探すのは楽しいです
1位書きたさに始めたので近いうちに...ストレートに書いたら記事消えないか心配になるくらいヤバイ人物ですがww
2位タイは悪業だけでかなりボリューミーになるのと、角を立てないように書くのが難しいのでまとまるまでお待ち下さい

柱の男
柱の男
2019年2月26日 22時33分

まさかあの肉屋の血からこんなトッピな孫が生まれるなんてっていう
蒼天の何晏も、若いヒッピー感バリバリで好きですね笑
華陀の麻酔技術といい、古代中国ってほんと進んでましたよね…

マーマイト名護
マーマイト名護
2019年2月27日 11時7分

柱の男様>曹操のお気に入りだったみたいですし、のびのび育てられたのかもしれませんね。のびのび育った結果がこれだよ!
煉丹術のような不老不死の探求みたいな事もしていたので、そこから医療技術への進歩もあったのでしょうね。
水銀飲んだりとか結構あほな事もしていますけどねwwとりあえずやってみるという点は進歩に大きく影響したと思います。
それにしてもあの時代に切開手術していたというのは割と衝撃ですね

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