いろいろな意味で試練だった第ニ回戦の様子をレポートで伝えたいと思います。
第二回戦のレポート
対決相手
第一回戦に臨んだ後、シード枠に居る第二回戦の相手について調べてみた。
名前はとみなん。
戸籍リーグは覇者
……。
もう一度見る。
覇者
……。
第二回戦の組み合わせ
銅プレ未満・忽狐麗君一仝
vs
覇者・とみなん
覇者という言葉だけでビビってしまい、まだ第二回戦のお題を発表していないのに、もう緊張してしまった……。
そして、追い打ちをかけるように衝撃なお題が発表されたーー
第二回戦のお題、
「落城モーション(落城勝利演出)の被り禁止」
……。
はい?
ーー主催者の説明によれば、落城モーションは八種類あり、使用カードのそれぞれの落城モーションを被らないようにデッキ構築するとの事
私は、落城モーションを飛ばさずしっかりと見ていますが、八種類もある事は初めて知りました。
私は、新バージョンになってからずっと義勇ロードばかりやっていて、しかも同じデッキばかり使っていて、知っている落城モーションは6枚しかない。
しかも4枚も被っている。(三種類しか知っていない)
どうするのぉぉぉーー。
心の中で思わず叫んでしまった……。
デッキを考える
相手が覇者なので、負ける可能性があるので、あるかもしれないMOD大賞を狙えるデッキを構築する事にしました。
MOD大賞を狙えるデッキを考えながら、お題発表の記事と主催者のツイートを何度も読み返しました。
どれも、主催者の落城モーションに対する思いが溢れていました。
読み返しながら考える。
読み返しているうち、やばり、全種類を見ておかないともったないだと思うようになりました。
その時、閃いた。
全種類の落城モーションをデッキに入れていれば、いつでも好きな落城モーションを見直す事ができるのではないか。
落城モーションは八種類
↓
必要なカードはコスト1の8枚
↓
8枚のデッキと言えば、悲哀の舞いデッキ
守りが強いどうかは疑問ですが、少なくとも、MOD大賞を狙えるデッキになれると思っています。
圧倒的なデータ不足
今回のお題は、これまでとは異質だと思っています。
これまでは三国志大戦.NETのデータリストを開いて検索機能を使いながら、ゆっくりとカードを選んでいました。
しかし、落城モーションはデータリストに載っていない。
その為、これまでのように、パソコンの前でゆったりと座り、右手でマウスを動かし検索をかけ、その結果を左手に持っていた武将達と交互見比べ、デッキを思い浮かべるーー、のが出来ない。
そう、圧倒的データ不足状態である。
そこで、大急ぎでゲームセンターに行き、コスト1かつ柵持ち武将中心に義勇ロードで調査する事にしました。
その時、今までのなかで一番多くカードを持って行った……。
過酷な調査と残酷な結果、そして自身を憎むーー
結局、対戦まで5日間しかない中で
42枚を調べました。
※調査方法や調査結果の詳細などの詳しい話は、後日、記事『落城モーション調査メモ』に書きます。
(追記・書きました→
https://3594t-touen.jp/posts/75190)
結論から言えば、コスト1の男長柄系と女双剣系の落城モーションは見つからなかった……。
R甄氏の計略モーションは女双剣系なのに落城モーションは女鉄扇系なのは何故だ
対戦前日になって自身を憎むようになってしまった。
なぜなら、見つからなかった時を心配してコスト1.5のカードも調べ始めてしまった事と、そもそも調査期間が5日間しかなかったのは対戦相手が覇者である事がプレッシャーになって日が経つにつれに大きくなって早くプレッシャーを無くしたい一心で早めに対戦する事を提案し約束してしまった……。
ああ、プレッシャーに弱い自身を憎みたいーー。
出来上がったデッキ
調査を踏まえて出来上がったデッキは……
こうなりました。
しかし、八種類の落城モーションを入れる予定のはずが七種類しかないという中途半端なMOD大賞狙いデッキになっていました。
しかも、そもそも私は枚数が多いデッキが苦手です。
これでは、MOD大賞取れないうえに負けそうになっていると今更気付いてしまった。
気付いた時は、もう対戦の前夜、どうするか……。
決断
考えた末、デッキをゼロから練り直す事を決断しました。
時間が無いので、こだわりを捨てて、大急ぎで練る事にしました。
こうして、デッキを練りなおす作業を始めたのであったーー。
作業手順
1、守りが強そうなカードを選ぶ
2、カードのイラストから落城モーションを想像
3、YouTubeで特定カードでの落城勝利した動画を探し、落城モーション確認
4、確認出来なかったカードは、不採用or当日に確認
5、調べてしまったコスト1.5のデータも活用
6、当日に最終確認する
7、念の為、代わりのカードを何枚か持っていく
8、戦い方は対戦直前に考える
なんとか、眠くなる前に出来上がった……。
というより、プレッシャーのせいで眠れなかった……。
遂に、対戦当日
ゲームセンターに着くなり最終確認を済ませました。
そして、出来上がったデッキはこちら
被ったカードが無くてホッとしました。
いや、まだやり残しがある。
戦い方をまだ考えていないのだ。
もう後10分で約束の時間なのに考えるのを忘れた……。
10分間くらいで考えた末、とりあえず、計略『暴君の狂気』を打つ……、それしか思い浮かばなかった……。
どうやら、プレッシャーの影響が大きかったようです。
対戦開始直後で重大なミスを発覚……
約束の時間になり、対戦始まった。
プレッシャーと緊張がどんどんと大きくなっていると感じていく。
と、とりあえず、あ、あ、相手が固まったら、計略『暴君の狂気』をう、打つのだ……と、じ、自分にい、言い聞かせのだ……。
と、自分に言い聞かせる事を自分に言い聞かせながら、モニターを見続けました。
相手のデッキが映されたーー。
私は一枚のカードが目にとまった。
劉備って、あの計略範囲が広いやつじゃないか、計略『暴君の狂気』を打ちにくいじゃないか……。
その時、忘れられた記憶が甦った。
あれは……対戦相手のTwitter……?
〜指揮
大徳流行らせようの会〜
そして、その下には、劉備の事ばかり書かれたツイート……。
そうか……対戦相手は劉備使いだった事を忘れていた……。
自分のデッキの事ばかり考えて、相手の情報の収集を怠っていた。
何か悟りをひらいた私は、プレッシャーと緊張が少し軽くなっていました——。
対戦中に思った事
配置してください
→このままでは、計略『暴君の狂気』打ちにくい。
→相手が右側に密集しますように……と願いを込めて左側に柵を2つとも置いておこうーー。
カウント92
→相手が当然のことのように左側に置いた柵を2つとも壊し始める。
→ですね……。
カウント89
→相手が攻城!
→まだまだ大丈夫だ。落ち着こう。
カウント82
→相手が一時後退
→今のうち立て直そう
カウント68
→相手が計略『劉備の大徳』を打ちそうな動きだ。
→そうだ、反計だ。反計。反計。(←このあたりからパニックしはじめる)
カウント63
→李典が撤退!
→あああああああああああああああああああああああああああ
カウント61
→相手が計略『劉備の大徳』を発揮!
→も、も、もう2人が撤退しているし、士気がさっきから溢れているじゃないか
カウント60
→相手が総攻撃を仕掛ける
→と、と、と、と、とりあえず、計略『暴君の狂気』を打とう。
カウント48
→相手が一時後退
→も、も、も、も、も、もう城ケージが半分以上も減っているじゃないか。
カウント37
→相手が再び総攻撃を仕掛ける
→今度こそ反計だ。反計。反計。反計。反計。反計。反計。反計。反計。反計。反計。
カウント31
→李典が下がりすぎて、隙を見た相手が計略『劉備の大徳』を発揮!
→しまったぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ
カウント27
→相手が本気の攻城!
→(パニック中)
カウント23、22、21
→相手が法具『増援の法』を解放からの計略『劉備の大徳』を発揮!
→(パニック中だが本能的に青ボタンを押した)こちらも法具『増援の法』を解放!
カウント18、17、16、15、14
→操作ミスで自軍がどんどんと撤退されている。
→(大パニック中、そして、なぜか赤ボタンを押してしまった)
※動画を見直して空打ちしてしまった事に気付きました。対戦相手・とみなんさん、申し訳ありませんでした……。
カウント13
→自軍が全滅!
→ああ、何か悟りを開きそうですね……。(パニックが収まり始める)
カウント12
→落城!
→こ、これが覇者の実力か……。
最後に……
こうして、第二回戦で敗退しました……。
でも、初めて覇者と対戦して、いい経験になったと思います。
それにしても、まさか、あのお題を出してくるとは想像していませんでした。
今後は、観戦者としてアルパッカトーナメント大会のゆく末を見守りたいと思います。
※この記事は、対戦相手のとみなんさんと主催者の天心十五さんに許可を得て投稿しました。
裏話 ~これって、参加賞?~
沢山調査しているうちに、印刷予約していた、こんなカードまで排出されていた……。
※左上の2枚は元々持っているカード
今回の排出で全種類のスターターカードが手元に行き渡ったことになる。
参加賞として受け取れという事なのか……。
女性の双剣モーション、1コスにはいないんですよ、確か
そうでしたか……。
最初から無理があったのか……。
カードのイラストから落城モーションを想像←
自分もいろいろ考えましたが、士燮(無手)のイラストはわからなかったですなw
なんで槍なんだろ。推測ですが少年は片手剣、中年以上は槍のモーションなのかな。
最初は何も持っていない人は全部片手剣だと思っていました。
士燮の落城モーションを見た時、驚ぎました。
「少年は片手剣、中年以上は槍のモーション」
なるほど、そうかもしれないですね。
槍は、熟練した人が持つイメージがありますね。
対戦ありがとうございましたm(._.)m
ガチデッキでごめんなさい泣
デッキにどんな意図があったのか気になっていたんですが、真相を知って失礼ながら大爆笑してしまいました!
こちらこそ、ありがとうございました。
いえ、ネタデッキ(と言ってもいいのか?)を選んだ以上、ガチデッキに対応出来なかった私の責任です。
偶然とはいえ、ウケをねらうという一つの目的を達成できたから、むしろ、嬉しく思います。
ものすごく苦労してデッキ構築してたんですね💦
お疲れ様でした!
ありがとう。
まさか、ここまで苦労するとは思いませんでした。