東京都荒川区南千住の赤魚粕付けの焼き魚定食と三国志大戦(Deep Town Tokyo_自宅～南千住)

夏休みのウォーキングはもうちっとだけ続くんじゃ。
今回は直接的な描写は無いけどアダルトなところがありますので、18歳未満、そういうのがお嫌いな方はお戻りください。



前々から行ってみようと思ってた場所が、「NEWSな二人」(だったかな？)という深夜番組で東京のドヤ街を紹介しておりまして、気持ちに火がついてしまいました。
なので、
・日本三大ドヤ街の一つ：山谷(日本堤、清川)
・遊郭街&旧赤線地帯：吉原
とDeepな場所を巡ってみました。
といっても、これらを歩いても大した距離にはならないので、自宅⇒南千住⇒山谷⇒吉原⇒鶯谷の順で歩いてみたいと思います。






まずは自宅から南千住に向かいます。今回は南千住に着いてからが本番なのと、東大の赤門まで歩いた時と殆ど同じ道を歩いているのでサクッと歩きます。
大久保のコリアンタウンを通り、東京ドーム前を通り、プリキュアの宣伝カーの近くを通って歩きます。
















約16㎞歩いて南千住駅に到着。松尾芭蕉が奥の細道を歩いた時のスタート地点が南千住なんですね。























今回はここで、

















いろいろと歩くから、さくっと力をつけていきたいところだが．．．

ん？


いきなり見た目に味のある食堂だな。
中に人がそこそこいるし、間違いがない感じがする。
うむ、今日はここで定食を食べるか。












赤魚の粕焼き定食＋モツ煮込み

おおー、小鉢が沢山ついているな。
値段も手軽だし、これは当たりなんじゃないかな？









「いただきます。」

外で粕焼きを食べたの初めてかもしれない。うん、美味い！外で食べる焼き魚はたまらなく美味く感じる！
モツ煮込みもモツたっぷり！このボリュームなのに値段も安い！！たまらんなぁ。
小鉢も茄子の煮びたし、浅漬け、肉じゃがと種類豊富。どれも酒に合いそうなものばかりだ！！

「ごちそうさまでした。」


腹も膨れたところでここから散策開始。まずは南千住駅を南下し、山谷方面に向かいます。


明日のジョーで有名な泪橋を通ります。ここら辺は刑場があったらしく、罪人と家族が涙でわかれるから泪橋と呼ばれたらしい。
ここの交差点にセブンイレブン世界本店があります。この「世界本店」というのは町の名前ではなく、ここに山谷一の立ち飲み屋「世界本店」があったらしく、その跡地に立ったのがこのセブンイレブンらしいです。
ちなみに、レジ向かいにあるイベント棚には酒が置いておりました。ドヤ街のコンビニのイベント棚には酒が置いてあると聞いていたけどマジだったのかw















旧山谷こと、日本堤＋清川に到着。スカイツリーが見えます。
早速、簡易宿場を発見。1泊2200円。安い！！
ドヤ街の住人のほとんどはこの簡易宿場に泊まっています。























ドヤ街一帯は全品100円の自販機ばかり。
ドヤ街と普通の住宅街の区域が分かれていて、その区切りは自販機の値段で分かります。

尚、簡易宿場のスペースは4畳が殆どの模様。
覗いてみたいけど、怖くて入れませんw

写真に収めなかったけど、飲み物を買うために街中のストア入ったんですが、なんだか売っているものが心なしか一般的なお店より安いし、男性的なものばかりな気がする。(髭剃りとか、トランクスとか)












そのストアのおばちゃんとお話。

おばちゃん「重そうなリュックですけど、ご旅行ですか？」
自分「いえ、ダイエットのために町を散策しながらウォーキングです。○○(自分の住んでいるところ)から歩いて南千住まで来ました。」
おばちゃん「それはすごいですね」
自分「ここら辺は、あのドヤ街の山谷ですか？」
おばちゃん「そうです。今は日本堤・清川といった名前に変わっているけど。でも、町が大分変わりましたよ。」
自分「失礼ですけど、売っているものが髭剃りとか男性的なものが多い気がしますね。」
おばちゃん「そうですね。日雇い労働者さん達が多く住んでいますから。でも今は高齢化でおじいちゃんばかりですよ。お客さんみたいな人はめったに来ないから直ぐ分りますよ。特茶なんて買っていかないしｗ」


昭和から平成にかけて東京のあらゆる橋や道路、ビルを建設してくれた人たちが、ここに集結しているわけですね。
そして、今ではすっかりおじいちゃんになってしまったと。




公園を発見。ブルシートの家ばかりで、遊具には洗濯物が干してある。
ここの住人達が公園内で本を読んだり、将棋を指したりしています。
きちんとした写真を撮りたかったけど、怖いので遠いところからしか撮影出来ませんでした。

ちなみに公園には野球やサッカーの練習ができるフェンスで囲まれた区画があり、ちょうど少年野球チームが練習してました。保護者達がいるから大丈夫なんだろうけど、俺が親だったら、この場所で子どもに野球の練習をさせるのはちょっと．．．









城北労働・福祉センターです。ここでは仕事の斡旋・炊き出しをやっているとのこと。
土曜に歩いていたので、この日は閉まっていました。中の娯楽室に繋がる裏の入り口は開いていたけどｗ

「NEWSな2人」でやってたのですが、このセンターでホームレスの人たちに仕事を斡旋しているため、東京中のホームレスが集まってくるとのことです。マジか！！



















いろは会商店街を歩きます。あれ？ほかの人のブログだとアーケードの商店街だったんだけどな？入口の教会ののぼりもぼろぼろになっているし。
基本シャッター街になっていて、昼からやっている居酒屋におじいちゃん達がたむろっています。
酔っぱらって道端で寝ているおじいちゃんに、警官が「旦那、ここで寝ないで」と声掛けしてましたｗ




















町が「明日のジョー」の舞台になっているので、町全体が明日のジョー推しです。
大分ボロボロになっているけど。

ちなみに、漫画「孤独のグルメ」の第一話もこの山谷です。ゴローさんが食事した食堂は既に潰れていて、残念でなりません。
















かつては、ケンカや薬物・窃盗などの犯罪、果ては暴動まであった山谷でしたが、そこまで治安の悪さは感じませんでした。町に清潔感があるとは言いづらいけど。
夜はヤバい雰囲気になるらしい、路上で寝る人たちが沢山出てくるらしい。


お次は江戸遊郭&旧赤線地帯の吉原へ


まずは吉原大門近くの「見返り柳」です。
江戸時代、遊郭で遊んだ人たちが名残惜しさに、ここで吉原の町を見返したことから言われています。





















吉原大門入口の道路です。
S字カーブを描いています。このS字カーブを描いている理由は後程わかります。














吉原大門に着きました。かつて遊郭街の入り口はこの吉原大門しかなく、周りは遊女の逃亡防止用に堀や壁で囲われていたようです。
そんな江戸遊郭だった町は、今ではソ○プ街になっています。
S字カーブを描いていた理由は、このソ○プ街が入口から直接見えないようにするためです。

ちなみにここら辺の喫茶店はソ○プの紹介所も兼ねているらしく、声をかけてきます。









吉原神社に到着。
花街の神社らしく、ご利益は当然商売繁盛。女性の願いをかなえてくれるご利益もあるそうです。













吉原弁財天に到着。ここは遊女たちの慰霊碑が祀られており、悲劇の歴史が残されています。
特にひどいのは関東大震災の時の話。吉原の入り口は吉原大門しかないのですが、震災で大火事になっても遊女を逃がさないようにするために門を閉じたらしく、火事から逃げるために弁天池に飛び込んで溺れ死んだとのこと。
その数490人。当時撮影された池一面に浮かぶ遊女たちの遺体の写真もありました。ドギツい．．．









と山谷、吉原の散策は終了。鶯谷に向かって歩きます。




鶯谷駅近くで喫茶店デンを発見。ドラマ「孤独のグルメ」でゴローさんが鶯谷で食事する前に立ち寄った喫茶店で、ソフトクリームをさかさまに入れたコーヒーフロートを出すお店です。

暑かったからコーヒーフロート頼むつもりで入ったのに、グラパンを頼んでしまった。炭水化物祭りやw



















実は鶯谷もラ○ホがひしめくディープな街で有名。やすっぽいのから高級そうなのもあります。
人家のとなりにラブホがあったのはびっくりしたw

ラブホ街を抜けた萩の湯という銭湯で汗を流し、新宿に戻って三国志大戦です。




















vs機略神速です。やっぱ騎馬単は絶滅すべき。
相手が神速じゃなくて機略中心だったので勝てたような感じです。