前回までのあらすじ
( ゜ω 。)? ┌(_Д_*┌)┐~♪
( ゜ω 。) ! ┌(_Д_*┌)┐<□
( ゜ω 。) っ♥️ ┌(_Д_*┌)┐~♪
( ゜ω 。) っ ┌(_Д_*┌)┐?
( ゜ω 。) ? ┌(_Д_*┌)┐??
( ゜ω 。) ! っSS ┌(_Д_*┌)┐!
雨の日は嫌いだ
髪が鬱陶しく、外のじめじめした空気はなんともいえない
そして、気分的にも萎える
「なにしてるの?」
「姫様……」
殿より承った指令は、三姉妹の護衛
私は殿に嫌われていると思っていたが存外そんなことはないのかもしれない
あぁ、わかっているさ、私は間違いなく嫌われている
「騎士様も雨嫌い?」
「……なぜそのようなことを?」
「だって、騎士様の顔、すごく嫌そうだったから」
「……これは失礼を」
「ううん、気にしないで」
雨音が響く、窓を開ければすきま風が涼しいのだろうか
「私も、雨は嫌い」
「……」
「あのね、妹が帝様と結ばれてね、私はダメだったの」
「……」
「妹がね、ぴったりだと、思ったの、けど、わた、しね……」
「姫様、もう充分です」
私には、貴女の気持ちを充分に理解なんて出来ない
私には、貴女を支えることしか出来ない
私には……
私には
「……姫様、私は、貴女の騎士であり続けます」
「うん、うん……ありがとう……」
雨が響く
その音はどこまでも煩わしかった
その煩わしさが、いつか消えてくれると信じて
名前を出さないようにするのが正義なんです
朱霊は好き。でも英知戦法の恨みは忘れない(怒
\\\\٩( 'ω' )و ////
明るく振る舞っている姉さんほど、陰でこっそり泣いていたりするんですよね
乙女ゲーのキャラっぽい朱霊のイラスト好きです