世の中には、様々な攻城兵が存在します

「攻城兵」
と聞けば、殆どの方が開幕乙をイメージされるのではないでしょうか。もちろんあながち間違ってはいないと思います。
私も「三国志大戦」の時から開幕落城の攻城兵デッキを使用していますが、その魅力といえば圧倒的な攻城力。相手の城が一気に削られていく様を見るのは、快感以外なにものでもありません。
三国志大戦とは、相手のデッキを屠ることが目的ではなく、城を削ることが目的です。それだけに特化した攻城兵というカードは、確かに時として議論を醸し出すほどある意味問題視されながらも、その魅力に取りつかれた君主も多数存在することから、絶対に無視できないカードだと私は考えています。

では、どのような「攻城兵」デッキが存在するのでしょうか？
一概に様々、とは言っても、君主のクセや嗜好、またはキーカードにより必ずしも「開幕落城」がメインになっている「攻城兵デッキ」とは限りません。
ここでは、今二品上位の自分が全国で対戦したおさらいの意味を含めて、まだ対戦したことない方へ、こんな攻城兵デッキが存在するよ、というご紹介をさせていただければと思います。
ただ、私も攻城兵使い。デッキの紹介と傾向はいたしますが、対策を載せてしまうと私を含めて他の攻城兵使いの君主の方々が困ってしまう場合もございます。
ですのでどうぞ、記事を読んだ皆様が、「攻城兵」デッキとは色々あるんだなあ…と理解と親睦、そして今後対戦する時の心構えとして、知識を深めていただければ幸いです。

【暴虐区星】
SR董卓をメインに、4～5枚で構築するデッキ。攻城兵は主に区星だが、1.5コスの攻城兵も時折見かけます。
暴虐なる覇道を軸に相手の城に張り付き、増援で回復を図るか、群雄の大攻勢を放ちつつ一気に城を削り落す。
基本的には高武力が一丸となって攻め上がってきます。サブ計略も多岐にわたり、枚数が少ないぶんバリエーションも豊かです。

【暴虐大将軍】
SR董卓をメインとするか、C張勲をメインとするか決めにくいが、ほぼ重ねがけをしてくる事は間違いありません。
暴虐なる覇道→大将軍の大号令のコンボで攻城兵だけは＋11も武力が上がり、素武力で乱戦しようものなら攻城兵に轢かれて即時撤退が目に見えています。
董卓、張勲、攻城兵1～2体、鄒氏などで構築されることが多く、開幕を防いで安心するよりも、士気が溜まった状態で法具とのコンボが圧倒的な第2波がメインかと。

【開幕伏兵】
高知力の伏兵を数枚用意し、そのままじわじわとラインを上げ、攻城兵が攻城ラインに辿り着いた時に周りを踏まれていない伏兵で囲み、脳筋を脅かします。
恐ろしいのは、高～中知力の伏兵を持つ攻城兵が存在するので、伏兵解除＝攻城という方程式が成り立つのも面白いですね。
たいていは伏兵×3、メインの攻城兵、高武力の弓か馬で構築され、衝軍や増援で一気に開幕を狙ってきます。

【魅力于吉ワラ】
区星と于吉をメインに、その他魅力を持つ武将で囲み、呪祖の仙術を開幕に放ち、触れた相手を片っぱしから武力知力－4にして衝軍でたたみ込む、模範的開幕落城デッキです。対処法を知っていたとしても、本当に落ち着いて対応できない限りランカーでも落城されるとか…。
サブ計略の数も豊富で、デッキ構築に君主のセンスがキラリと光ります。私が尊敬する君主さんのデッキです。

【黄月英とゆかいな仲間達】
開幕を狙うのではなく、ワンチャンスをものにするセンスと、大胆に、しかし繊細なカード操作が必要になるテクニックが必要な攻城兵デッキです。
いわゆるカウンターにめっぽう強く、相手が全部隊戦場に出ようものなら、連環挑発妨害計略に黄月英が走り、痛い思いをすること間違いありません。
総武力は低めになり、開幕狙えたら狙うけれど、あまり無理はしない方向性が強いです。蜀中心で組まれることが多いが、時折SR董卓と一緒に居ることも。

【竜巻攻城兵】
上の黄月英デッキに似ているが、UC張姜子の暴風の道術を使用し、攻城兵＋αを一気に相手の城まで弾いて運んでしまうカウンター型。
何儀と張燕を主に組み込み、引きながら戦いわざと自城ゲージを削らせて、張燕を打つか囮にするか…はたまた何儀を逆サイドから弾いて攻城を決めるか。
残り3.5コストをどのように構成するかで対策が全く変わるが、こちらは黄月英デッキとは違い、開幕から一気に押してくる時が多い気がします。

その他、UC賀斉を入れたふんばれ攻城兵や、ロマンあふれる攻城兵単、袁術の自爆ワラなど挙げればきりがありません。
全てをご紹介するには私の知識と経験が少ないので、攻城兵を使用されている方に直接お伺いしていただくか、全国で一度ご経験されてみるかで補足をお願いいたします。私でよければ、どうぞお気軽にお尋ねください。

それでは最後になりますが、私のメインデッキをご紹介いたします。
挙げたデッキにはどれも当てはまりませんが、どちらかといえば開幕伏兵デッキに近いと思います。
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それではどうぞ、皆様良い大戦ライフを。
全国で、手に汗握る対戦が出来たらば、それは実に光栄なことです。
その際は、どうぞよろしくお願いいたします。