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三国志物語「兎と亀」

by
天心十五@魔○悦の伝道者
天心十五@魔○悦の伝道者
むかしむかし、あるところに何事にたいしても負け癖のついている兎がおりました

諸葛鈴「ぶぇー…勝てねーです」

負け癖の強い兎のくせに負けず嫌い、負けては連コを繰り返してはSEGAのよき客となっておったのじゃ

諸葛鈴「……もう!  ウガンマンなんですぐ死にやがるんですか!」

そりゃあ神速相手に単騎で突っ込んだらウガンマンですら倒せるわけありゃせんて



諸葛鈴「……そうだ!  自分の得意なことを苦手なやつと戦って勝てばいいんだ!  流石私でごぜーます!」

両替をやめた兎はすぐに実行に移すことにしたのじゃ






波才「へ?  俺と鈴ちゃんで山まで走るんすか?」

諸葛鈴「そーです!  かけっこなら負けねーですよ!」


この兎、よりによって亀とかけっこをするといいよった、悪知恵のよく働くもんじゃ



波才「え、けど自分は亀って名目で岩かついで走るっすけど、鈴ちゃん山まで走れるんすか?  ずっと本読んでますよね?」

諸葛鈴「大丈夫でごぜーますよ!」

波才「んー、じゃあいいっすよ、やりましょ」








レースが始まってすぐに差がついた、兎が圧倒的に速いというか、亀の持ってる岩が重いというか


波才「あ、あの、岩が」

王悦「重いとか」

趙氏「言いませんよね?」

波才「ひいぃ!?」

兎の手回しじゃの




そういう兎もせっせと走ってはおった
そして山の中腹についたころに疲れてきよったのじゃ


諸葛鈴「……少しだけ寝ちまっても大丈夫でごぜーますよね」

ごろんと寝転がったのじゃ、虫に刺されてもわしは知らんぞー?







波才「あぁ……はぁ……!」

王悦「ほら、はやくはやく」

趙氏「ごーごーw」

波才(女って怖い……けどこのペースだと流石にまずい)

波才「二人とも、申し訳ないっす!」(捕縛術覚醒



王悦「捕縛する必要なくない!?」(じたじた

趙氏「けどこの感覚、嫌いじゃないかも」


時間が足りないと感じた亀は岩をそのへんに転がして走っていったのじゃ





諸葛鈴「……おせーです」



だいぶ経ったはずじゃが、まだ亀(と岩)がたどり着かん、あたりも段々暗くなってきた



諸葛鈴「……え、波才、もしかして迷った?」

知力1はよく道に迷う、あの勇猛な武将の呂布ですら道に迷うとは古事記にも書いておる
あたりはとっぷりと暗くなってしもうた

諸葛鈴「………はさいーっ」

返事は、ない

諸葛鈴「…………」

真夜中、なにも見えない

諸葛鈴「……ヒグッ」

こんな夜中にまで外にいたことなどない、兎は怖くなって泣き出してしもうた

諸葛鈴「はさいーっ!  ちょーぎょくー!  誰かー!」

この物語にちょーぎょなどというものはおらん

諸葛鈴「ちょーぎょくー!  はさいーっ!」

波才「鈴ちゃーん!!」

諸葛鈴「はさいーっ!」

遠くの方から亀の姿が見えてきた

諸葛鈴「びえぇー!  怖かったでごぜーますよー!」

波才「ごめん、ごめんっす、も少しはやく走れたら……」




わんわん泣きわめく兎を亀はただただ慰めるだけじゃった



みんなも、予期せぬことがあったら落ち着いて行動することじゃの








趙氏「なんですかこのオチ」

王悦「それより誰か助けてー……」

趙氏(帰ったら張嶷様にやってもらお)










教訓

諸葛鈴と波才でなにか書こうとして変な話にしたらめちゃくちゃになってしまうのでちゃんと筋道を立てて書くこと
更新日時:2018/01/08 19:00
(作成日時:2018/01/08 19:00)
コメント( 16 )
16件のコメントを全て表示する
天心十五@魔○悦の伝道者
天心十五@魔○悦の伝道者
1月9日 19時52分

楊狐様
うんや、気が向いたら書こうかなーと
あとは、また長いの書いてみようかなと

天心十五@魔○悦の伝道者
天心十五@魔○悦の伝道者
1月9日 19時54分

しろからす様
バニーガール似合わんでしょう鈴ちゃんwww
ばいんばいんがいいに決まってる

天心十五@魔○悦の伝道者
天心十五@魔○悦の伝道者
1月9日 19時54分

うさまる様
波才「俺が、かわいい……?」

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