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鮑信という男

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おかか容疑者
おかか容疑者
さて、二枚看板栄光でどうやっていくべきかとあれやこれや考えておりましたが。
悩むんなら隙無き栄光やったらよくね?」と気付く。

前の張邈・蔡瑁を入れた型もいいし、ここを文醜・沮授に変えてもよさそうだな、などと考えてました。

でもね。どっちで考えていても入ってくる奴がいるんですよ。

あの鮑信とかいうのね。

コイツがどうにも好きになれない。
元々よく知らない武将だったので、「曹操に仕えたのはもう仕方ないから、せめて殿と何か接点とかなかったんかいね」
と思い、鮑信の事を調べてみました。

検索をかけたら、わかりやすく紹介してくれているサイトを発見。
https://hajimete-sangokushi.com/2015/12/25/post-8386/
このサイトから一部引用させていただきます。



「名門である鮑家の出身」
「騎都尉の位を与えられ、漢の大将軍である何進の部下として仕える事になります。」


名門の出で何進将軍の部下!?
なんてこった、つまりいわば殿の同僚!?



そのうえ、

「鮑信は群雄の中で一番力を持っていた名門出身の袁紹(えんしょう)に「董卓は必ず漢王朝に反乱を起こします。
今ならば連れて来た兵力が少なく、遠い所からきた兵士は疲労がたまっているだろうから、彼を討つのは容易だと思います。
董卓を殺して名を挙げるなら今が絶好のチャンスです。」
と提案します。」


えええ!?
殿の力を見込み、このような相談を行っていたとは。
とても赤の他人にできる話ではありません。これはなかなかに殿との信頼関係が築かれていたのでは!?




「しかし若い時から優柔不断な袁紹は鮑信の提案に従いませんでした。
彼は袁紹の煮え切らない態度に怒って帰郷。帰郷後は自らの兵力を訓練して、董卓の反乱に備えます。」


………


ちょっとまってね。
これはおかしいね。



ここは私の推測になりますが、おそらくこの時に殿と鮑信はこのようなやり取りをしていたのでしょう。

袁紹「さすがの彗眼だ、鮑信。
しかし、董卓はまだ尻尾を出していない。ここで無闇に奴を討っては、下手をすれば我々の名声にも関わろう。
今は機を待て。もし董卓が怪しい動きを見せたら、必ずや私も奴を討つべく行動を起こす。
その時に備え、君は密かに兵を鍛え、機に乗じて加勢してもらえないだろうか。」



と!
鮑信はそれならばと、人目につかぬよう、わざわざ帰郷して兵の鍛錬を行っていたのです!



そして皆さんご存知の通りに董卓が本性を現した、まさにその時!
我らが殿・袁本初が「ぼくが めいしゅに なろう」と言って、反董卓連合軍が結成されたわけです。





袁紹(写真やや右)の元に集い、果敢に進む反董卓連合の図(提供:光村図書出版)




董卓の不穏さをいち早く察知し、殿との密談を交わし、反董卓連合の原点を作っていた(かもしれない)鮑信。
これはもう、殿と関係ないどころか、むしろマブダチ(死語)と言っても差し支えないのでは!?


というわけで、私としては、張邈と同じく鮑信のこともマイフレンド認定させていただくことにしました!



親御さんにヨロシク!!


しかし、曹操の危機を身を挺して救い、
「曹操は青州黄巾賊を降伏させた後、鮑信の遺体を探し求めますが、見つかりませんでした。
彼は大いに悲しみ、鮑信の姿を木彫りで作り、葬儀を行いました。」

とまで感謝されていた才気溢れる鮑信が、






なんで今の今までこんな微妙スターターカード止まりだったんでしょうねえ??
更新日時:2017/12/11 19:34
(作成日時:2017/12/11 19:34)
コメント( 15 )
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おかか容疑者
おかか容疑者
2017年12月12日 6時0分

・七歩さん
漢軍の優良騎馬だよ!名門だよ!よろしくね!
・フェルチさん
四天王あらわる!
昔の槍張郃がそのまま騎馬になりましたからね。本当スペック高い。
・劉禅さん
この策、知力1には見破れまい。
リカクシにもぜひ読み聞かせてあげたい物語ですね。

ぐりぽん
ぐりぽん
2017年12月12日 17時26分

殿は優柔不断(笑)

おかか容疑者
おかか容疑者
2017年12月12日 17時34分

・グリフォンさん
おかしいですよね!?
機が熟すのを待つ。後先まで考えた殿の熟考でありますのに。

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