「真面目に狩りサブカ対策について考えてみよう」について考えてみよう

初心者狩り対策というのはどのゲームでも永遠の課題的な部分が大きいですが、まず初狩り議論を行う前に一番大事な事を皆さん考えていないようです。


「初狩りは本当に悪なのか？」


何を言い出すんだコイツは、とほとんどの方が思う事でしょうし、何より書いた私もなんてことを書いてしまったんだという感じです。
ですが、これに関する議論っていうのは多くの場合端折られがちです。なぜなら初狩り＝悪の図式は殆どの方が疑う要素のない事実と認識しているからです。

では本当に「初狩り＝悪」なのでしょうか。もしこの図式が成り立たないのであればそもそも対策の必要がないわけです。
初狩り議論をしっかりと進めるために初狩り＝悪の定義づけをしましょう。


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※このゲームにおける「初心者」とは

初心者とは言うまでもなく「始めたばかりの人」です。三国志大戦というカテゴリーから見ると初心者は初心者以上でも以下でもありません。
しかし、その初心者たちを三国志大戦以外の目線から分類する事はできます。

ゲームセンターにて大好評稼働中の「Lord of Vermillion4」（以下LoV4)というゲームを皆さんご存知でしょうか。
そうです、三国志大戦の横に置いてありそうなアレです。最近では三国志大戦の待ちイスや仮眠所として有名なようです。

私も以前プレイしていましたが、運営のやる気のなさに早々に見切りをつけて辞めました。私の過去の汚点と言ったところでしょうか。
で、当時の仲間は現在でも頻繁に遊びますが、彼らがいよいよLoV4に見切りをつけて三国志大戦をプレイし始めました。
Twitterでも調べてみると多くのLoV勢が三国志大戦に流れているようです。

彼らは負け越したりゲームの難しさを感じていながらも「三国志大戦は楽しい」といってプレイをし続けてくれています。
彼らだって初狩りには何度も遭遇しているはずです。それでもプレイし続けています。何故でしょうか？

それは彼らが「（ゲーセンで）対戦ゲームを楽しんでいるプレイヤー」だからです。こういった対戦ゲームを愛する人々は既に知っているのです。

初心者狩りは無くならない

という悲しい現実を。なので初心者狩りに負けた、狩られた、という程度では三国志大戦を辞めてしまう原因とはなりえないのではないでしょうか？



彼らは今まで自分たちがやっていたゲームがオワコンになったので移ってきたわけですが、もちろんそういう経歴を持たない初心者もいるでしょう。
ですが、「対戦ゲームが初めて」というプレイヤーは果たしているのでしょうか？日本は資本主義です。その原点は競い合いです。
三国志大戦のように直接の対戦とはいかなくても、ランキングの競いあい、ギルド同士の競い合い、スコアの競い合い。

こういった要素を多分に含んでいる最近のゲームをプレイしたことがある人ならわかっているはずです。

初心者は勝ち負け以前の問題

である事を。もっと言えば「負けて当然である」事を知っているはずです。なぜなら無知であるからです。
無知でない者を初心者とは言いません。無知であるから初心者とも言えます。その無知の人間が競争社会で誰かに勝てるでしょうか。

我々のようにそれなりの頻度でプレイしている人間は「大徳がついに６Cに修正された」と言われると「マジ？短いなオィ！」という反応になると思います。
しかし初心者がこのフレーズを耳にしても「は、はぁ。そうなんですか」となります。それは６Cが長いのか短いのか、はたまた士気６と釣り合っているか否か、そしてそれまでがどの程度だったか、このような事を判断できず知らないからこその反応です。

日本そのものが競争社会の中にあって、初心者でも勝てるのは札束で殴る事ができるソシャゲーだけです。
十分な教育を受けて育った人であれば、このような現実は十分に受け止めて頂ける事実だと思います。

言い換えてしまうと「初狩りは日本社会の縮図である」という事になります。

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※クソみたいなこんな世の中で

日本と言う社会はクソです。よって「初狩り＝日本の縮図＝クソ」が成り立つので初狩り＝クソが成り立ちます。

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上の理屈で行くと「初狩り＝日本の縮図＝三国志大戦＝クソ」になってしまいます。本当にありがとうございました。

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※無知から無知の知へ

人間は知によって賢くなり、自分を守る事ができる。知恵者は私よりも多くの事を知っている。しかし、私は自分が無知である事を知っている。

初心者の多くは自分が初心者である事を知っていると思います。知っているというよりは自覚しているというべきでしょうか。
逆に初狩りをする人で自分が初心者だという自覚がある人はほぼ居ないと思います。

正直に申し上げて、初狩りを減らす、無くすことは不可能でしょう。現状で既存ユーザーがサブカを作るメリットがあるというだけでどうかと思いますが、そういったメリットがなくてもやる人はやります。病気みたいなもんです。

となれば逆の発想をします。すなわち、初狩りに遭う初心者を強くするのです。もちろん返り討ちにできればいいですけど、さすがにそれは無理でしょう。

実は初心者狩りっていうのはある意味役に立っている部分があるのです。それは自分より確実に強い相手がリーグを上げずに出てくるという点です。
この初心者狩りとの対戦の場を「実践の場」としてとらえます。その上で

チュートリアルをこれでもかと言うほどに充実させる

のです。今のチュートリアルははっきり言って、あってないようなもの。私が横で教えてあげた方が十分に上手くしてあげられる自信がある程にひどい内容です。
これをとにかく充実させます。槍を消さない方法、弓の入れ方、馬の走り方塗り方、足並みの揃え方から何から何までチュートリアルに載っているようにするのです。目標はチュートリアルをひたすら繰り返しただけで2品を踏めるくらいでしょうか。このくらいのチュートリアルを揃えられたら既存のプレイヤーにすら喜ばれるでしょう。

チュートリアルで鍛えて、初狩り相手に実践。これの繰り返しで上手くなる。どうでしょうか？
ちなみに私の考えたこのプランはこれだけにとどまりません。本番はこれからです。

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※高い筐体を生かして

チュートリアルを充実させる事で更なるメリットが生まれます。それは新規ICのプレイヤーの実力を測れるようになるのです。

例えば、「弓をこいつに当ててください」というチュートリアルを作ったとします。出来る人はすぐできるでしょうし、出来ない人は初心者でしょう。
つまりチュートリアルを通してユーザーの実力を測り、最初の階級やマッチング適正化に生かすようにするのです。
クイズ形式で数問のミッションを課し、それの結果をユーザーの実力として判断できるようにする。


つまるところ、色々めんどくさい事なしに、チュートリアルをすっ飛ばしてすぐに対人ができる状況って言うのがいけないわけです。
本物の初心者はテンコ盛りなチュートリアルで教えて貰ってそれができるようになるまでは対人が出来ない。
偽物の初心者は実力詐称をすればながーいチュートリアルを受けて対人が出来るまで時間がかかり、実力通りに申告したら初心者なんか居なかった場所からスタート。こうすることでサブカは極端に減ると私は考えますがいかがでしょうか？

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今回の私の小理屈はいかがでしたでしょうか。誰でも考えつきそうな内容なだけでにここまで読んで損したという貴方、まさに私の意図した通り。無駄なチュートリアルを受けてしまった初狩りの方と同じ心境でしょう。こんな心境を味わうのであればサブカを作るのは辞めようと感じてくれましたか？もしそうなのであれば、このアイディアで間違いなく初狩りは減って、初心者も一人で上手くなれると思います。なので今後チュートリアルが大幅に強化された場合、セガがこの投稿を参考にしたという事になりますので、私にアイディア料のお支払いをよろしくお願いします。

では皆さん、日々お寒いのでお体に気を付けて。ごきげんよう。