飛天の舞いにおける『制圧-2』をポジティブに考えよう

本日も絶好の大戦日和ですね！（あいさつ）


先日、飛天サークル、虞氏サークルのメンバーに加入させていただきましたので、せっかくだから何かしら建設的な記事を書こうと思いました。（BGM:せっかくだからのテーマ♪）BGMは自動で流れません。
今さら感のある内容なうえ長文ですので、お時間のある時にどうぞ。


【そもそも飛天の舞いって？】

士気5で永続的に全員の速度が2倍になる、至極ゴキゲンな計略です。

その代わり、攻城兵以外は迎撃を取られるようになり、オーラ中の騎兵に至っては迎撃ダメージが2倍になる、明確なデメリットが存在します。扱いには慣れが必要なため、コアなマゾファン以外はあまり使いません。大戦1から存在していましたが、前述の事情もあり、飛天の舞い自体が修正されたことはほぼありませんでした。（一度だけ2倍よりやや遅い暗黒時代がありましたが…）
大戦4においては制圧システムの導入に伴い、「制圧力が下がる」の一文が追加されました。2倍速でそのまま塗れたらバランス崩壊どころじゃないのでこれは当然ですね。


【Ver1.0.5Aの悲劇】

制圧-1 → 制圧-2。

単純かつ致命的な下方修整です。当時、これを肯んじた飛天使いは少なかったのではないでしょうか。
私は激しく憤り、落胆し、絶望しました。西山Pのことを罵倒し、制圧システムなんて無くなってしまえ、てか大戦3に戻せ、百歩譲って 蔡文姫 返せ、久々に見たら 蔡文姫 可愛いなぁprpr、と思いました。

でもですね、冷静になって（具体的には一晩明けて）考えてみたんです。制圧-1の飛天デッキってどんなんだっけ、と。まず、さも当然のように王桃がいますよね。柵と魅力を持ってて低い知力も将器で補える文句なしの強カード。挑発と飛天はもともと相性が良く、制圧2だから舞い後も塗れる、と入れない理由を探す方が難しいです。あとは魏蜀から制圧2で素武力高めのカードを見繕ってテンプレの完成です。私もこんな感じのでしたし、全国で当たるのもこんな感じのばかりでした。（違うの使ってたぞ！って方は誠に申し訳ありません）

舞い後も全員で塗れるもんだから、戦い方も塗り優先。相手のキー武将が出てきたら挑発で潰してまた塗って、攻城はよっぽど余裕がある時だけ。まんまこれやってた側が言うのもなんですが、そりゃヘイト集めますよ。コントロール系のデッキってただでさえ嫌われる傾向にあるのに、上記の立ち回りの字面だけ見ても、やられてる側はたまったもんじゃない。

もし、制圧-1のままだったらこのデッキの構成、戦い方ってそうそう崩れなかったんじゃないかと、そんなのつまらないなと、そう考えを改めたわけです。（BGM:風に遊ばれて♪）


【悲劇のあとに】

それからどうしたか。私は白馬義従に逃げました探しました。素の制圧力が3以上、または制圧力上昇の将器を付ければ3になる武将、制圧力上昇効果のある計略を持つ武将を。

これらの武将に塗るのを任せる反面、制圧力1や0の武将を採用する余地が生まれました。どうせ制圧力2以下では塗れないなら、戦闘面で相性の良い武将を優先したり、いっそのこと塗りを捨てて攻城兵メインを検討したり。

どれもこれも、今まで見向きもしなかったカードばかりです。

かと言って、制圧力2の武将の価値が無くなるのかというと、そんなことはありません。制圧力上昇の効果が全体にかかる計略や法具の制圧玉を活用する場合、舞えない場合のことだって視野に入れるべきです。

総合して、明らかに制圧-1の頃より幅広く、真剣にデッキを考えるようになりました。（BGM:UNICORN♪）

ちなみに、その時考えたデッキはこんな感じです。
虞氏　　　　　　　：当然必須です。
虞翻（制圧力上昇）：塗り要員として採用。武力1でも弓なら仕事できます。塗り返しを妨害できる計略も稀に使えます。
太史慈（知力上昇）：剛弓麻痺矢戦法の弱点は乱戦されることなので、倍速で逃げられる飛天との相性はとても良いです。
周泰（攻城術）　　：漢の意地には地味に制圧力上昇効果があり、相手を押し返すついでに塗れて便利。まあ大抵は貼りついてから使うんですけど。
孫策（突撃術）　　：将器は相手次第で周泰とチェンジ。計略使って刺さると泣きたくなるのであまり使いません。


【デッキが変われば】

戦い方も変わりますよね。いくら塗れなくはないといっても、内乱を起こしまくって勝つようなことは難しいです。各個撃破して万全の状態で号令を打たせないようにしたり、隙をついて攻城したりしなければなりません。
そのためには、ビタ止めからの乱戦＆連突のようなスキルを磨かなければなりませんし、相手の隙を生むための誘いの動きやスライド攻城といった工夫も重要になってきます。

このように、デッキが変わったことで、戦い方にも幅が出たのです。いや、それは表現が適切ではありませんね。このような戦い方は大戦3までは自然とやっていたことです。それが疎かになっていただけなのです。
なまじ塗れるために見落としてたもの。それが見えるようになったのです。（BGM:天体観測♪）

とはいえ、しばらくは勝率が悲惨なことになりましたが、まあ良いじゃないですか。勝つためだけにゲームやってるわけじゃなし。それに、どうせ飛天使いなんてマゾばっかりなんですから！（台無し）


【まとめ】

どうでしょう、長々と書きましたが、最後のを除けば制圧-2の飛天だって悪いことばかりじゃないよってことがお分かりいただけたでしょうか。次回は『飛天使いによる飛天使いのための備忘録』を予定しております。

では、今回はこのへんで。

本日も絶好の大戦日和でしたね！（あいさつ）