「隻眼の猛将」夏侯惇

皆さんのお気に入り武将は誰ですか？
俺の好きな武将はほとんどが蜀になりますが、他の勢力にも好きな武将は居ます。
その一人が夏侯惇

三国志大戦３で一品になった時は夏侯惇をメインに据えたデッキ使ってました。

昔やってたmixiで自分の描いた絵を拾ってたら、夏侯惇について書いた日記見つけたんで貼ってみます。

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夏侯惇は曹操と同郷である豫州沛国に生まれた。
宦官の養子となった曹操の父親が夏侯家の出身だったので、曹操と夏侯惇は血縁者にあたる。

物静かで大人しい人物だったという夏侯惇だが、１４才の時に自分の師匠を侮辱した男を殺し、地元では一目置かれる存在となった。

曹操が「董卓討伐」の義勇兵を募集すると、千名の兵と共に馳せ参じる。
勇猛果敢な戦いぶりで、劣勢の曹操軍にあって徐栄を一撃で倒し呂布の片腕と言われた高順も打ち払った。
それからは曹操と苦楽を共にし歴戦を戦い抜いた。

「何より才を愛する」という曹操幕下にあって、常に軍事のトップについた夏侯惇は曹操が絶対的信頼を寄せていた証拠であろう。

「夏侯惇だけは寝室に自由に出入りさせた」
「夏侯惇だけは同じ馬車に乗せた」
さらには
「夏侯惇は配下ではない。友達だ」
と曹操に言わしめた記録がある。
なんと朝廷で自分と同列の立場に押し上げようとした事すらある。

そこまで曹操に信頼されるのは、その清貧謙虚な性格故かもしれない。

史書にも「出世して軍事の実力者になってからも金品を気前よく人に分け与え、私財はほとんど持っていなかった」と記載されている。
「堤防工事の時には兵卒に交じって率先して土嚢を運んだ」ともある。

とにかく仲間思いで、曲がった事が大嫌いだった。

曹操の死後、二代目魏王となった曹丕から魏軍の全てを掌握する地位を与えられた夏侯惇だったが、僅か三ヶ月後には病に倒れ曹操の後を追うようにして亡くなった。

近年、夏侯惇の墓が発見されたのだが、埋葬されていたのは、たった一振りの剣のみだったという。

『すまんな。俺の隻眼には孟徳の天下しか見えん…』

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ここまで長い文章読んでくださりありがとうございます。
ちなみに俺が使ってた夏侯惇コレですwww