漫画の話＃６　空挺ドラゴンズ

今年一年間。

毎月恒例となりました自分企画。漫画紹介はじまりました。

先月から「SEGA」「三国志」「ゲーム」の中から全てにスポットを当てて三国志大戦の「武将カード」になった元ネタ漫画を紹介しています。
紹介する基準は自分の所蔵する武将カードの元ネタ漫画です。

今回紹介する作品はこちら

空挺ドラゴンズ
漫画：桑原太矩
出版社：講談社
レーベル：good!アフタヌーン

あらすじ
龍を追って世界の空を往く捕龍船「クィン・ザザ号」に乗り、
空と龍に魅せられた乗組員たちの大冒険＆世界グルメ紀行！
喰いてえ龍（ドラゴン）！
龍を追って、世界の空を往く捕龍船『クィン・ザザ号』。
大物を捕まえれば一獲千金、獲りたての肉も食べ放題。
でも、失敗したらもちろんお陀仏。
空と龍に魅せられた乗組員たちの大冒険の旅＆世界グルメ紀行！

good!アフタヌーン公式ホームページより

©桑原太矩
©good!アフタヌーン

備考

魏：槍兵　武力７知力４征圧２　
特技：勇猛

計略：竜を喰らいし者（おろちをくらいしもの）　必要士気５
武力と迎撃ダメージが上がり、槍が長くなる。さらに敵を撃破するたびに兵力が回復する。

武力+6、槍の長さ1.8倍程度？、迎撃ダメージ上昇が29c持続、知力依存1.25c。
効果中に敵を撃破すると兵力が30％回復する。
迎撃ダメージ上昇は、約20%増加。(Ver.2.1.0D)
長時間の為か同じ迎撃ダメージ上昇計略を持つ胡淵の様に迎撃＝確定撤退とはいかないものの、通常速度の騎兵でも致命傷になる程のダメージを与えられる。

Ver.2.0.0C 効果時間延長 →29c
Ver.2.0.1B 武力上昇値増加 +4→+5
Ver.2.1.0D 武力上昇値増加 +5→+6

wikiより

感想
追加されたのが第３弾。自分の記憶だと２巻ぐらいまで発売されたころかと思います。
話題作のカード化で原作も波が来ているかなと思いました。自分も買い始めたころだったと思います。

張郃
原作のイメージで見てしまいがちですが魏のイメージ色である赤を基調とした鎧が過去のシリーズを連想させます。
そう思っていたら過去のリメイク武将も追加されて、やはり張郃は赤が似合うのかなと自分は思いました。
漢の張郃は、これはこれで格好いいのですがカード的に2.5のほうは扱いが難しい印象。
上手い人が使うと本当に強くて対面で一度戦ったことがりますが、いやぁ、計略叩かくタイミングがうまかった。
全国での遭遇率は低いからこそ印象が強いです。ちなみに大戦１の張郃は攻城兵だったりします。

さて、原作のジャンルは一見するとファンタジーなのですが、世界観を考えるとスチームパンクに分類されるかと思います。
人を乗せる巨大な機械VS巨大生物という組み合わせは古来よりあり、人間（科学）VS生物（ファンタジー）の冒険譚は何処か懐かしさも感じるジャンルだと思いました。

さらに、この作品に加えられたキーワードが「食事」、昨今見られるファンタジー＋食事系漫画の流れもくんでいると思います。
ファンタジ―モノにある架空の食べ物は魅力的に映るもの。それを推し進めて架空の生物である龍を獲って食べるという行為は、太古よりある狩猟に通じ、生きるために必要な糧を得るという人間の根本的なドラマを描くには素敵な題材だと思います。

こうした作品は絵柄も重要で、題材となっている世界観の雰囲気を感じられるかどうか。何せ存在しない食べ物を描かなくてはならないし各話のタイトルにも料理名が入っていたりするので、いかに読んでいる側の食欲を誘うかというのも重要だと思いました。読んでいると絶対食べたくなるけど食べられないというジレンマ。
一応代用として牛肉を使った再現レシピが公式に載っていたりします。
※2021.6.現在確認

物語は主人公のミカが所属する捕龍船クィン・ザザ号の面々と共に様々なシュチュエーションで龍を獲り、解体して龍の料理を作って食べるというのが基本スタンス。
お話の構成自体はそんなに複雑なものではなく、気軽に読者を冒険へといざなってくれると思います。

ミカ以外の一癖も二癖もある捕龍船メンバー、一人一人にスポットを当てながら話は進んで行くため群像劇という側面もあります。なので主人公のミカ以外にお目当てのキャラが見つかれば、また最初からそのキャラに視点を合わせて作品を読むことができます。

興味が出て、この世界を覗いてみたいという方は公式に１話があるので、ぜひ、試し読みをしてみてください。

再見

©SEGA
©桑原太矩
©good!アフタヌーン

更新日時：2021/07/02 14:19
（作成日時：2021/06/04 12:24）

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