2316

公孫瓚伝に情緒をめちゃくちゃにされた話【2/12追記】

by
毛
2/12
歯医者ついでにまた公孫瓚伝をプレイしたので本日感想を追記しました
怪文書なんて何回も読み直すものでもないですけど、
公孫瓚伝をプレイした感想を誰かと共有したくなった時にでもお読みください

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

まず、タイトルにもあります通り公孫瓚伝の話をします
まだプレイしてないよ!という人やネタバレを避けたい人は
これ以降読まないでください

というわけで、先日大型バージョンアップが来ましたね!
先週突然の三生告知、三生も大いに盛り上がりましたね
その中にとんでもない情報がありました

公孫瓚伝の追加です

え?なんで今……?
過去に将星伝投票の候補でもあったことから、呂姫に次いで沢山の得票があったのかなぁと思いました
あの時フォロワーさんも公孫瓚投票したよ!と言ってくださる方が多かったので
今回惜しかったで賞(勝手に命名)が実現した縁に感謝です…

というわけで大型当日の火曜日にさっそくプレイしてきました





以前イラストファンミーティングで公孫家のテーマは「天馬」とお話されていたのを聞いていたので
流星陣公孫瓚にもあるとおり翼の生えた馬…ペガサス…は連想出来ますけど
まさかここで称号に使ってくるとはね…草生えすぎて森
ま「白馬義従」の称号の獲得条件にもあるとおり一通り全部やったんですけど
まぁ…お察しの通り…オタクは死にました
以下、突然の供給により死んだオタクの怪文書です

いやっ……何!?なん……何……何このストーリー!??
公孫瓚が大人気(当社比)のゲームというだけでも稀有なのに更にここまで公孫瓚をかっこよく書いてくれるんか!?!??
ハァ~~~~~………えっっっっっっっっっっっっっっら!!!!!!!!!!
ハァ~~~~~!!!!!!100点満点中9999兆点!!!!!!!!!!!!!!!

正直公孫瓚みたいな三国志単位でいえばサブキャラ…で、しかも人物像としてはどちらかといえば悪役寄り…なキャラを
どうやってかっこよく書くの……?と思ってたんですけど、
控えめに言って………とても面白かったです。いやでも贔屓目かもしれん(謙虚)、ごめんね
初見の気持ちを大事にしたくて写真など撮ってないので台詞の隅々までここがいいなどの感想は述べられませんが、
キャラを大事にしてくださっているのがよく伝わるシナリオでした

公孫瓚は性格悪いことで有名ですけど、人は人ですから勿論感情というものがあり、
彼はこういう気持ちであったからこそこういった行動に出たんだよ、というのをしみじみと感じました
例え性格悪かろうが喜怒哀楽をもった人間ですし、その人の所業を指して「どうしようもないクズ!」みたいな評価をするのはよろしくない
今回公孫瓚伝で常日頃モヤモヤしていた所がスッキリして、とても晴れ晴れとした読了感でした
自分を棚に上げる…といったらそれまでなんですけど公孫瓚が弟の公孫越を失った時のお話を
今回ちゃんと書いてくださった事により、公孫瓚のキャラがより立体的になったというか、解像度が上がって良かったです

やはり一番最初は盧植の元で学んでいたエピソードが書かれていましたが、
はやく授業受けたくてルンルンで登校する公孫瓚が可愛すぎて気が狂う……!
サボってる劉備に声をかけたりお兄ちゃん風吹かせてるところも可愛すぎて気が狂いすぎて車になった
ナレーションで呑気に「公孫瓚と劉備はめっちゃ仲良かったんだよ~」みたいに言ってて
アアーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!と叫びたかったんですけど、
アプデ初日で満席大人気ゲームだったのでやめました。(満席じゃなくても叫ぶな)
公孫越も公孫瓚のことを兄貴~って慕ってるのが可愛すぎて…

二章は公孫瓚にとってターニングポイントである公孫越が襲われてる時のお話でしたね
公孫越めっちゃええ子やん…趙雲を気遣ってすぐ離れて…
趙雲もその後どうなるかわからなくても公孫越の「善」を信じてちゃんと力を貸してくれたの…あまりにも良すぎ…
個人的に公孫瓚伝で一番衝撃を受けたのは異聞分岐で、プレイ前は公孫越の生死の結果から分岐するかと思ったんですけど、
そうではなく公孫越が死んでから枝が別れて別の道になるんですよね
歴史物においてこういうIFルートって大体生存するかしないかで大きく内容を変えるロマンがありますけど、
公孫瓚伝はそうじゃなかったのが今回感心しました

異聞ルートで本来の正史ルートでは語られることのなかったキャラの心情等が補完されて、満足です
侯氏が馬から槍になってて、その槍侯氏が趙雲に「伯珪の側にいてあげてね」って言う所で涙が出そうになりました
家族を失った悲しみを振り払うように公孫瓚は戦いに身を投じたのかもと槍侯氏が語るのを見て、救われた気持ちになりました
性格悪かろうが人間なので悲しいという感情はあって、行動の理由付けを異聞でしてくれてありがたいです
弟は死んだということを改めて思い出して泣きそうになってる公孫瓚も見れてこちらも胸がギュッと締め付けられます

勿論正史ルートも激アツで、どこからか狂ってしまった公孫瓚の終わりまで本当に丁寧に書かれてて嬉しかったです
なんていうか全部「お前が悪いんじゃい!」って雑にしょうもない感じで書かれたらやだなぁと本当に不安だったので…
いや本当に…本当に不安だったので…笑いものにするみたいな書き方されたらやだなぁと思って…
そんなことは全然無くて本当に安心しました

話はそれますが、私は遊軍趙雲の絵が好きなんですけど、遊軍であることがめちゃくちゃ不満でした
この絵この台詞で戦場を駆ける趙雲が見たかったなぁ…と思ってたんですけど、公孫瓚伝でそうじゃねえよ!と平手打ち喰らいました
えっ…「白龍」という名前の馬を…趙雲に…えっ…「友として」…えっ…
もうここらへんで私の頭の中はセガさんすいませんでしたぁーーーーーー!!!!!!!の気持ちでいっぱいでした
公孫瓚に飢えすぎて白馬主従として公孫瓚と趙雲の関係を推してたんですけど、
主従じゃなくて友…いやそんなんズルいって~~~~~!!!!!ズルいってセガ~~~~~~~~~~!!!!!!!!!!!!!

この話を見てから遊軍趙雲を見る目も変わり、今までみたいな「戦場に置いて擦りたい」という不満も別に無くなったわけではないですけど、
巧みが出るまで蜀しか出たことなかった趙雲にはたしかに公孫瓚のもとにいた思い出があったんやなぁ…
公孫瓚伝がでないと間違いなくずっと不満持ち続けていたと思うので、
趙雲の道には確かに公孫瓚がいたんだと改めて感じることができてとても嬉しかったです

趙雲の道、から続きますが劉備の道にも公孫瓚がいたんだなぁと最終話で感じてしんみりした気持ちになりました
最終話…公孫瓚の最期ですが、もうとにかく激アツで、オタクの好きなものが詰まっててたまらなかったです
元より何も無い所から天下を…とふっきれた公孫瓚が戦ったり
不調の白馬を見て「この戦いが終わったら」「君達は自由だ」と言っているところも
本当は最期だって分かってて抗ってるのがかっこよすぎて……

他にも好きな物はいっぱいあるんですけど、この台詞だけ…あとこの台詞だけ感想言わせてほしい



ああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
あああああああああああーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!
ああああ1?!?!?!??!??
あああああああああああああああああああああああああああああああああ
あああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ


いやもうそんな何急に小文字で弱々しく本音……侯氏も「今なにか言った?」って……
うわあああああああああああああああ!!!!!!!!!!!あああああああああああああああああああああああああああああああ
知らない!!!!!!!知らないこんな公孫瓚!!!!!!!!!!!!!!!
え!?!?!??!?!??!???????!?!??巧みなる演出(4)!!?!??!?!?!?

もうこのイベントみた瞬間に全ての記憶吹き飛んだ
この台詞みた瞬間に全部の感情が爆発した
泣いた(大人気満席ゲームなので泣いてません)
いやほんと無理
普段全国対戦で計略台詞ばっか聞いててテンション高めの公孫瓚しか知らないから
急に見たこと無い公孫瓚出てきて全部無理になった
泣いた(大人気満席以下略)

この台詞が全部持っていってしまった このイベントが全部の気持ちを攫ってしまった
もう…心残りはない…(嘘です。これからも沢山プレイさせていただきます)

もうこの台詞で感情がドバドバ濁流になっちゃったんですけど、
最後の最後で劉備が公孫瓚を思い出しながら、改めて歩み続ける意思表示をしているところも良かったです
趙雲の道にも、劉備の道にも、たしかにそこに公孫瓚はいたんだよなぁ…
一番最初の稼働でもあった蜀伝では趙雲も劉備も公孫瓚いつのまにか滅んでたわ~みたいな感じだったので
なんというか…公孫瓚が報われて本当に…本当に良かった

公孫瓚伝を追加してくださってありがとうございました

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

ここから追記です
懲りずにまた公孫瓚伝をプレイしてきました、好きなイベントを見るために……
いやほんと何回やっても公孫瓚が喋ってる~~~~!!!!!という純粋な感動で語彙を失う

公孫越を失って公孫瓚が袁紹を攻める話において、公孫瓚の撤退イベントで、
「公孫瓚、無理はするな!お前がやられたら元も子もないんだぞ!」と劉備が制止し、
公孫瓚は聞かずに陣頭に立とうとするところでもウワーッ!ってなったのに、
今にも危地へ向かわんとする公孫瓚の腕を掴むようにして劉備の立ち絵が公孫瓚の方にスライドして、
「仇討ちの気持ちはわかるけど――!」と兄弟子の暴走を悲しい顔して(表情差分は無いので幻覚です)止める劉備が辛すぎ
劉備も公孫瓚を想って必死で止めようとしてるのに、公孫瓚が「解るのならば行かせてくれ!私の苦痛が解るのならば!」と叫ぶと
「……くっ。」と諦めてその手を離してしまうのがもう…し…しんど!!!!!!!!!!!
劉備が離した手から公孫瓚の未来が零れ落ちてしまうようで…アニメのワンシーンのような幻覚がそのままそこにありました
公孫瓚も頭が冷えたって言ってるけど、悲しみはそのまま残ってるんだよな
劉備は公孫瓚の苦痛を解っていたからこそ止めようとしたのに、解るのならば止めてくれるなと公孫瓚は道を外れてしまったんだよな

その後も劉備が一人葛藤してて「みんなの希望になる、なんて志を抱いてても兄弟子ひとり助けられやしねえ。」と
拳を握って自嘲するように(表情差分は無いので幻覚です)盧植先生はこういう時なんて言ったんだろう……と呟いてて
二人の感情がぶつかっててあまりにもしんどすぎる
しかしこの後イベントで二回目のプレイ以降袁紹を撃破することで異聞ルートが開かれて、先日上記した激アツ展開も見れるんですよね
公孫瓚が公孫越のことを不遇な時からいい子だった……っみたいな感じで「……っ。」のところであっ涙我慢してるんだなと分かって
ハァ~~~~~~~~!!!!!!!と貰い泣きしそうになります……(公共の場なので泣きません)

その後の章の話でも劉和とちゃんとイベントがあって、
「君も人の子ならばわかるだろう。愛する人を討たれ、流す涙の痛みが……!」と言い放つんだけど、
公孫瓚は「そんなもの、弟を喪った時に枯れ果てた!」と叫んでて
ウグゥーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ハァ~~~~~~~~~~~~!!!!!!!!!!!!!!!!!!
助けてくれ~~~~~~~~~~~~~!!!!!!!!!!!!(悶絶するオタクの絵文字)
世界の色も無くなったみたいな公孫瓚の言葉が感情がもうしんどすぎる
劉虞は生前公孫瓚を攻めた時になるべく民を傷つけないように「愛」を持っていて、
劉和はそんな優しい父とは違って仇を愛せるほど僕は優しくないんだと吐き捨てるんだけど、
これも人間の色んな感情があって苦しくなりました

公孫瓚が「形なき愛」「形なき物」は信じられない、確かにそこにあるものだけが信ずるに値すると言っているのは、
流星陣公孫瓚の「形なきものでは我が覇道は阻めんよ」という台詞に通ずるものがあり、
異聞で流星陣に変身するなどといった演出こそありませんでしたが、ちゃんと公孫瓚という存在なんだなあ、と……
張燕と同盟を結ぶ時にも高貴な奴よりは信じられると喋ってたり公孫瓚自身の劣等感等も感じて、
良いキャラしてるなぁ~と思いました

異聞でもメインストーリーでも張燕がひょいっと出てきた時に公孫瓚が「呼んでもないのに来てどうした」みたいな事言ってるので、
少しフフ…となりました。基本苦しいお話なのでこういった遊び心ある会話は良いですね。君達仲いいね……
今回公孫瓚伝で、他の将星伝などでもあったみたいな流星陣という別の姿になる!ということをしなかったのは、
違う絵師ということもあるかもしれませんが、流星陣は袁紹伝に登場しているので、
袁紹の前に立ちはだかった強敵としての演出で流星陣というカード…他人からみた公孫瓚の存在があったのかなぁと思いました

田豫も良かったね……公孫瓚が「時を待つ」って言った時に「なんだか公孫瓚殿らしくない」って言ってて、
公孫瓚の事を「放っておけない」って一緒に戦ってくれるのも胃に優しいキャラだった…
ただ多色はやめたまえ。気を遣って同盟覚醒してたのにイベントで最大士気制限解除されてオォ~イ!てなりました

何度プレイしても美味しい公孫瓚伝、私一人でこの感情抱えるのはしんどかったので桃園に書かせていただきました
追記なので見てる方も少ないと思いますが、公孫瓚伝プレイしてないけどここまで読んでくれた人いましたらこれを機にやってみてください
そして既に公孫瓚伝をプレイした人、上記の怪文書を読んで「わかる~!」と思うところが一つでもありましたら…とても嬉しいです
更新日時:2021/02/12 14:11
(作成日時:2021/02/11 22:28)
コメント( 2 )
不屈のパッチ
不屈のパッチ
2021年2月12日 17時2分

自分も楊氏推しで過去にさんぽけの楊氏伝や大戦の西涼伝で
情緒をめちゃくちゃにされた経験があります。ほんとに
この三国志大戦ってゲームはオタクの心を刺しにくるのがうまいな
と思いつつ、毛君主がしっかりとそのめちゃくちゃになった具合を
文章にされててすごいなと思いました。
追記部分を読んでて思ったのが、劉備が後に関羽を弔って夷陵の戦いに赴くときに
兄弟子の姿が脳裏によぎったのかが気になるところです。

毛
指鹿為馬はよ
指鹿為馬はよ
2021年2月12日 17時3分

義弟たちを失くした劉備の話にも繋がりそうですね…

毛
コメントするにはログインが必要です
シェア