子供が大戦を始めて、色々検索しました。
初心者用デッキとして一部参考になるものもありましたが、ほとんど手探りで感じたことを、書いていきたいと思います。
ちなみにこれは現在13陣、大戦歴10年弱の40代おっさんの戯言の可能性があります。フリマ未満が偉そうにと、拒否反応がある方は記事を読まないことをおすすめします。
「彼を知り己を知れば百戦殆うからず」は、有名な言葉です。実際ランカークラスの試合を見ると、デッキの中や立ち回りで、流行りカードやデッキの対策をされている方を見かけます。
ただ、本当の初心者がやることは、相手を知る前に、自分を知ることだと思います。
自分の好きなカード、好きな戦い方、扱える枚数、扱える兵種、そして勝つためのプラン。
上記の事をじっくり考えてデッキを作らないと、脳内最強デッキ作成→惨敗を繰り返すことになります。
①好きなカード
こだわりとまでは行かなくても、三国志大戦を始めてしばらくしたプレイヤーには好きなカードがいくつかあると思います。
絵師、武将、声優、絵柄、スペック、計略などなど。1枚くらいの拘りなら、問題ありません。
上級者から見れば、非効率に思えるカードも、そのカードを輝かせるためのデッキを作れば良い話。そのカード使用が、モチベーションにつながるはずです。
自分は若干不遇な群雄の単色がどちらかと言えば好きです。
②好きな戦い方
号令で武力を上げてぶつかり合いたいのか、超絶強化でなぎ倒したいのか、ダメ計や妨害を使いたいのか、一生内乱を取り続けたいのか、色々あると思います。
他にも早く攻めたい、試合時間をじっくり守りたい、チャンスがあればいつでも攻めたい、ぶつかり合いたくないなどなど。
ここはすごく重要で、上級者に与えられたデッキが、そもそも自分の戦い方にあっていない可能性があるのです。
例えば、後半型の漢鳴系や覚醒系、フルコン系のデッキを使用しているにも関わらず、ちょっと有利に感じたために相手陣に攻め入り、足並みが崩れたり、不必要な士気を使ってしまう方いませんか?
本来最後にやりたいことが出来なくなり負けてしまう。
デッキの勝ち方を理解してない、実践できないのもありますが、そもそもデッキと性格が合ってない可能性があります。
アドバイスをする方は、性格や戦い方にあったアドバイスも必要だと思います。
自分は一方的に有利な距離で戦いたいので、高武力弓や連弩を好みます。また守りが苦手なので、カウンター合戦や内乱主体の試合展開にならない、落城出来る戦い方がいいです。
③扱える枚数
当たり前ですが、カードが多くなればなるほど、操作の難易度は上がります。枚数が多いと対応力は上がりますが、一部隊あたりの武力は下がり、逆に枚数が少ないと対応力が下がる代わりに一部隊あたりの武力は上がる傾向になります。
個人的には、初心者は兵種アクションの回数が少ないため、一部隊あたりの武力が高めの方が有利だと思います。
ただし、手を抜ける部隊がいれば、枚数が多くても負担は減ります。
槍は敵に向いていればそれだけである程度馬に対して牽制になりますし、逆に弓は射程内で止まってさえいれば働きます。
動いてさえいれば色は塗れますし、最悪敵陣まで前に出せば攻城にいけます。
④扱える兵種
ひとつ前と関連しますが、兵種アクションのある馬、槍、弓、連弩、象。一枚ずつならまあまあ動かせるとして、同時に何枚動かせるかと言うお話。
更に言うならリスク計の兵種の枚数。特に騎馬は迎撃されないかつ、突撃出来る用繊細な動きを要求されます。
次点で連弩兵と象。兵種アクションを行わなければ歩兵と変わりません。
この3兵種の枚数を何枚動かせるかでデッキの自由度が変わってきます。
ちなみに頂上などのワラ編成はワントップ騎馬と遠距離用高武力弓か連弩、他が4枚(槍3弓1とか)で構成されていることが多いはずです。
自分はリスク計の兵種は2枚以下。騎馬1〜2枚、もしくは騎馬1連弩1が限界です。他兵種合わせて6枚以上は苦手なのですが、②番目で話した落城狙いだと3枚では難しいため4〜5枚をメインに考えます。
⑤勝つためのプラン
子供達の店内対戦を見ていて思うのが、相手陣に半分から自陣半分くらいで部隊を潰し合い、結果引き分けか、たまたま取れた内乱やワンパンで決まる試合が多かったことです。
勝利条件を理解して、自分のデッキがそのために出来ることを理解して実行することが必要です。
今までの①から④を踏まえた上で、勝つための方法を考えてデッキを作りましょう。
例えばフルコンデッキで落城を狙うのもいいですし、超絶強化で殲滅し内乱攻城を取るのもいいでしょう。
中国拳法漫画の『拳児』に、「千招(多くの技)を知る者を恐れず、 一招(一つの技)に熟練する者を恐れよ」と言う言葉かあります。
柔道漫画の『花マル伝』でも似たような逸話がありますが、自分だけの必殺技。こうなれば負けないと言う勝ちパターンを作りましょう。慣れてくれば自信にも繋がります。
もちろん相手がいるゲームですから、思い通りに行かないこともあります。立ち回りでカバー出来る事や、デッキレベルで改善する必要もあるでしょう。ただ、脳内最強と思えるくらい勝ち方を考えることは、デッキ作りでは大切です。
結果的に負けたら、どこが悪くて上手くいかなかったのかを反省して次に活かせば、次回の立ち回りやデッキ作りが良くなって行くはずです。その過程で、相手を知る事の大切さも知るでしょう。
愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶと言いますが、トライアンドエラーを経験しない知識はなかなか身に付かないと思います。
上記を踏まえた上で自分のデッキは弓2、槍2、馬1のフルコン系公孫度です。
本当は環境的に、2コス弓はちゅんちゅん呂姫に変えた方が強そうなのですが、ラインの上げ下げの部分と好みで弓になっています。
最後になりますが、この記事が初心者のデッキ作成の糧になれば幸いです。
良い大戦ライフをこれからもどうぞ
私も大戦は3からでフリマ手前ですがデッキ作成は同じ感じで作っていきます。デッキ作りがなれてくるとこの計略何回打つから魅力がとか色々考えるの楽しいですね。
③④が脳内最強デッキを作らしてくれなく、私も泣く泣く計略より兵種バランスを重視します。馬は1.5コス以上で一枚!
コメントありがとうございます。確かに慣れてくると、理想と現実の間で妥協を覚えますよね。バランス的に騎馬2枚の方が良くても悩みます。
私もデッキ組む時は弓2、槍2、馬1が多いです。馬2枚にしたら刺さるので、リスク兵種はあまり入れたく無いのです。初心者さんには大徳に武力7か8の槍と弓と馬一体ずつ入れた4枚デッキを練習用としてお勧めしますね。
コメントありがとうございます。結局刺さるぐらいなら、違う兵種入れたほうが、平均的に勝てるようになります。大徳は範囲的にも使いやすいですよね。
読んでて震えました(笑)
自分も歴10年のおっさんです。
頂上は毎日見てますが、このカード強いなってデッキコロコロ変え、調性入ったらまた変え、結局強くなってないカードでも長く使ってるカードやデッキの方が勝率良いんですよね。
それは多少効果時間が短くなってても、勝ち方が身に染み付いてるからなんですよね。
ランカーの人ほどゲーム数出来ないし、触り慣れるカードが増えないから、あまりいろいろ手を出し過ぎると無駄な降格が。。。
身が引き締まる投稿、ありがとうございました😆
色々なカード触ってみた結果、慣れたデッキやキーカードに戻る事ありますよね。ライトプレイヤーだと特に、流行りデッキを使い慣れてきた頃に、下方とか。