「〇〇〇〇ーボルト!」、「〇〇〇スト!」、「〇〇ーム!」
乾いた声が虚しく響く度にやつの顔はひきつっていた。
当初、曹髦軍は夏侯淵を率いて、圧倒的な勢いで駆け上がったが、そこに待っていたのは意外な人物だった。
曹髦「あのちっこいのが武力20・・・だと。歯が立たん」
徐氏「魅力は正義!、枚数は正義!突き進めぇ~!」
淵「敗北を認めるんじゃない!曹髦」
民「あの英傑達でさえも敵わなかった曹髦が・・・
しかし孔明様なら・・・きっと」
孔明は当初より破城槌の研究をしていたが、開発は難航していた。
孔明「確かに強力だが何かが足りない。もう少し改良を重ねる必要が有りそうだ」
・
・・
・・・
孔明「ついに完成しました。新しい兵器連弩です。さらに試作型よりも発射速度を高めてあります。
まずは黄忠殿に確認していただきましょう」
黄忠「これはすごい!目にも止まらぬ速さじゃ。騎馬ですら逃げられんぞ。柵も貫通しおるわ」
~同刻~
兵士「夏侯淵殿!ご依頼の新兵器がついに完成しました。早速使用してみて下され」
淵「ふむ。なかなかの威力だ。しかし必殺技と呼ぶには威力が少々弱い気がする。あとは相手を連環させたり、威力を上げることが出来れば・・・」
~同刻~
二鉱の一人「孫氏殿。新しい兵器の方はいかがですかな?」
孫氏「・・・じじいか。とんでもない威力だ」
二鉱の一人「そうでしょう。何しろ私が生涯をかけて開発した物ですから。今なら更に付加改造出来ますぞゴホッゴホッ」
孫氏「・・・不要だ!失せろ!」
二鉱の一人「ぐぬぬ」
この兵器の登場によって群雄割拠の勢力図は大きく変局していく。
皇甫嵩「最強の鎧と槍を手に入れたぞ。今なら呂布でさえも蹂躙してみせる。」
朱儁「皇甫嵩のやつ確かにすげーが、重すぎて動きが遅いのが弱点だな。それに取り巻きが付いていけてないから連携が取れてない
軍としてはまだまだだな。」
~同刻~
鍾会「オラオラオラァ~どきやがれ!!!」
鄧艾「最近の鍾会殿の躍進は凄まじいな。あれだけの武器を与えられれば当然か・・・
しかし・・・」
杜預「いくら何でもあれでは遅すぎる。やはり破竹の如く攻め立てねば・・・だが羊祜殿と連携すれば化けるかもな」
~3年後~
勢力図が大きく塗り替えられ、ほぼ呉軍が半分以上を占める圧倒的優勢な状況にあったのだが・・・・
村人A「あそこか?例の出るって噂の・・・」
村人B「聞いた話だと連弩でも倒せないらしい」
ゴクリ…
”””ドドドドドドドドド”””
””ゴゴゴゴゴゴゴ””
花〇「タァ!タァ!タァ!タァ!」
村人A・B「うぁぁぁ~~ 出たぁぁぁぁ」
「タァ!タァ!タァ!タァ!」にクッソ笑いました🤣
Zeroさん
初めてのストーリー調なのでどうなる事かと思いました(^^;