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家内安全デッキあれこれ

by
みえすく
みえすく
自分がUC卞氏の記事を作成してから数か月が経ちましたが
UC卞氏の記事が増えるどころか、未だに「卞氏」が話題になるのは
大抵の場合、変化の競演の方だったりするのはいかがなものか。

というわけで、UC卞氏の良さを少しでも分かってもらうために再び記事を作成しました。
先日、銀プレに昇格したばかりのぺーぺーですが、少しでも参考になれば幸いです。

まずは、おさらいとしてスペックから見ていきましょう


基本スペック
コスト比中間武力・中知力に制圧2、特技は魅力のみ、と無難なスペックとなっています。
デッキに入れて足を引っ張るスペックではありませんが、積極的に採用したいというスペックでもないため
UC卞氏を使用するのであれば、やはり計略を使用することを前提としたデッキ構築とする必要があるでしょう。

覚醒可能将器は兵力上昇・知力上昇・士気上昇
弓兵とあまり相性の良くない兵力上昇は除くとして、将器を覚醒させるのであれば
計略時間が1c弱延びる知力上昇か、士気回りを良くするための士気上昇かの二択かと思いますが
個人的には士気上昇が良いと思います。理由は後程説明します。


計略(ver3.0.0D現在)
計略範囲

自身中心戦場1/4ほどの四角形ですが
弓兵という都合上、戦線の後ろの方で待機する事も多いため思った以上に狭く感じます。
月並みですがダメ計・妨害には十分注意しましょう。

計略効果
武力+2 女性武将の場合、ダメージ軽減20% 効果時間15.8c 知力依存値0.42c(NITRO氏調べ) 
効果時間が長めな分、武力上昇値・ダメージ軽減率ともに控えめで、
士気6号令はもちろん、士気5号令でもまともにぶつかりあうと押し負けます。
また、長めといっても極端に長いわけではないため、自城付近の守りで使用したとしても
こちらが攻め上がる頃には効果が切れているため、士気差目的以外で守りで使用するのもあまりおススメとは言えません。


運用方法
そのため計略を使用するタイミングとしては、攻め上がる際の相手とのぶつかり合いとなる前が主となるかと思います。
こちらの家内安全に対して相手が計略を使用してくるようであれば、
さらに計略を重ねて相手の攻勢を押し返していく、という運用方法となるでしょう。
ここで重要なのが『女性武将中心の編成の都合上、魅力分の士気差がかなり付いている事が多い』という事です。
分かりやすいタイミングとして、(家内安全に士気6計略を重ねると仮定して)こちらが先に士気11溜まるタイミング(大体60c程度)では
相手の士気は10溜まっていない事がほとんどです。
このタイミングであれば相手が士気6計略を中心としたデッキはもちろん、士気5計略を中心としたデッキ構成であっても
追加で使用できる計略の選択肢は多くないため、こちらのフルコンに対して法具以外での対応が困難、という状況にもっていきやすいです。
つまり自分が考えるUC卞氏の強みとは
『計略先打ちで相手の出方をうかがいつつ、士気差を活かして相手が対応困難なタイミングでフルコンにつなぎやすい』事であるかと思います。
そして士気上昇将器を覚醒させている場合はさらに士気差がつくこととなるため、攻めのタイミングをつかみやすくなります。
将器に士気上昇を勧めていたのはそのためです。だから将器を士気上昇にする必要があったんですね(メガトン構文)


デッキ構築
家内安全に他の号令を重ねようと考えた時、一つの問題に直面します。それは『家内安全と相性の良い号令持ち女性武将の少なさ』です。
号令持ち女性武将は少なくはないのですが、その多くは勢力限定号令であり、家内安全に重ねられそうな号令となると
SR趙氏貞(戦処 女の大号令)、R趙氏貞(多勢の大号令)、R呉夫人(処 女神の激励)ぐらいしかありません。
R趙氏貞は最大でも6枚編成となってしまうため効果を活かしずらく、R呉夫人は計略効果の都合上、呉夫人は効果を受ける事が出来ません。
一番相性が良いのはやはりSR趙氏貞となるでしょうが、武力上昇値が+4に下方修正された事によりカードパワーのダウンは否めなくなっています。

ここで計略効果をもう一度見てみましょう。
『味方の武力が上がる。対象が女性の場合、さらに武力ダメージを軽減する。』
そう、SR趙氏貞の計略と異なり、家内安全は男性武将であっても武力上昇の効果は受けることができます。
特にダメージ軽減はマウント役の騎馬や弓であればそこまで重要ではないため、
『メイン計略持ちの男性武将を一人だけ入れることで家内安全デッキの構築幅は大きく広がります。』
例えば、こんなデッキを組んでみました。
  
曹操の嫁が遊軍含めて4人いるあたり芸術点も高いです
悪くはないのですが、「覇道曹操が強いだけでは?」とか「+2号令なら李氏で良いのでは?」
と言われると何も言い返せなかったので、UC卞氏ならではのデッキという事で
混色デッキを模索した結果、非常に相性の良いカードがありました。

女性武将の全体的な武力の低さを6枚構成で+7という爆発力のある号令で補いつつ、混色必須の同盟将器持ち、
と家内安全に重ねる号令として非常に相性が良いです。
また、蜀との混色とした事により落雷・二人三脚と号令以外の計略の選択肢も増えたため、対応力が上がった構成となっています。


ピックアップ武将
混色可能な号令であり、女性武将だけでなく男性武将まで含めるとなると選択肢は非常に多くなるため
ここでは必ず使用する事になる魏の勢力から2枚だけ挙げさせて頂きます。

SR丁夫人
1回目のぶつかり合いでこちらのフルコンでリードを奪った場合、
2回目のぶつかり合いでは、相手の法具や遊軍をからめたフルコンを自城前付近で守るという展開になる事が多いと思います。
その際に、4部隊撤退で武力-9、3部隊撤退であっても武力-7と、大きな武力低下効果の妨害を持つ丁夫人は非常に頼りになります。
なので、丁夫人を守りで使用する展開になりそうであれば、一番最初に撤退させるか、早めのタイミングで城に戻しておくと良いでしょう。
しかし何と言っても一番のポイントは『家内安全の計略範囲内にSR丁夫人がいると、特殊計略台詞に変化する』ことです。
「この鍵で、心を開かせてくださいね」という、曹昂を亡くして心を病んでしまった丁夫人に対する台詞から献身的な優しさが伝わってきます。
「女の子にしか出来ない事、頑張りましょう」と言いつつ全力で城を殴る姿もギャップがあって良いですが

R鄒氏
デッキ構築の所でちらっと書いたのですが、家内安全を先打ちしてから相手の対応を見て計略を重ねる
という戦略上、混色で運用する場合は同盟術が基本必須であると思っています。
UC卞氏が弓兵のため、兵種バランス的に槍兵で同盟将器持ちを入れたい所なのですが
全勢力中、女性武将の槍兵で同盟将器持ちは2名しかいません。(ver3.0.0D現在)
そしてその内の一人は、UC卞氏と相性が良いとは言い難い知勇一転号令のSR王異であるため
槍兵で同盟将器を用意する場合は、ほぼR鄒氏一択となります。
もちろんスペック・計略共に今更ここで語るほどではないほどに優秀であるため
混色だけでなく魏単色の構成の場合でも、十分選択肢となるでしょう。


まとめ
・家内安全を起点に魅力の士気差を活かした攻めを心がける。特に1回目のぶつかり合いのタイミングは重要。
・1枚ぐらいは男性武将を入れても良い。というよりもデッキ構築幅を広めるために入れる事を推奨。
・守りで強い計略があると良し。また、混色で運用する場合は基本的に同盟術必須
・UC卞氏はかわいい
(一番重要)

最後に
特に明言はしませんでしたが、今回の記事は基本的に号令デッキ対号令デッキを意識したものとなっており
超絶強化を中心としたワラデッキや騎馬単デッキ相手ではまた運用方法が異なってくると思います。
また、家内安全に対して他の号令を重ねるのではなく、R董白(酒池肉林)やR王悦(花麗なる神速行)などといった
爆発力のある超絶強化を重ねるといったような運用も当然考えられます。
ただ、正直な所自分自身があまり超絶強化を主体としたデッキを扱いなれておらず
UC卞氏入りの超絶強化デッキをいくつか試してみたものの、「これ」という立ち回りを見つけられていないのが現状です。
しかしそれは逆に言えば、まだ可能性を秘めているという事でもあるとも言えるでしょう。
「これ」というデッキや立ち回りを見つけられたら、またUC卞氏に関する記事を作成するかもしれませんが、その時もまた見て頂けたら幸いです。

最後の最後に、未だに大変な情勢が続く中、大戦のプレイ頻度が少なくなったという方も少なからず居ると思います。
そういった方に対しUC卞氏のこの台詞を贈り、記事の締めとします。

最後まで見て頂きありがとうございました!
作成日時:2020/08/15 12:33
コメント( 3 )
指鹿為馬はよ
指鹿為馬はよ
2020年8月15日 20時49分

丁夫人の武力低下は撤退数×2-1とあったので、3部隊だと-5、4部隊だと-7では?

指鹿為馬はよ
指鹿為馬はよ
2020年8月15日 23時11分

すみません勘違いしてました。-1って効果じゃなくて相手にー1の意味だから合ってますね。

ライチュウ
ライチュウ
2020年8月16日 10時24分

あまり見かけない武将を研究されていてとても参考になりました。記事も読みやすかったです(*゚▽゚)ノ

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