今日の武将＆色紙紹介その９【曹操】

本日もミニ色紙を元にした小話と、そちらに登場する武将たちの裏話を公開いたします！

第九回となる今回、ご紹介する色紙はこちら！




【覇道宣言】

乱世に戦火は絶えず。命を落とす者も数知れず。
だが火の粉が舞う中でも、億の人々は生きている。
世を乱すのが人ならば、世を治めるのも人である。
人は強い。天が試練を与えようとも、必ずや打ち勝てる。
燃え盛れ、乱世の炎よ。
そうして生まれた混沌の先に、俺が新たな天下を築いてみせる。
我が大志を信じる者よ、ここに宣言しよう。
曹孟徳は歩み続け、この手で覇を掴む……と。

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この色紙に登場する武将は、こちらです！


◆武将紹介
曹操は「治世の能臣、乱世の奸雄」と称され、軍事・政治や詩歌文学など様々な才能に恵まれた人物です。
自身の才のみに頼らず人材獲得にも注力し、文官・武官を問わず有能な臣下を、名を挙げればキリがないほど多く集めました。
赤壁の戦いでの大敗により天下統一を逃しますが、魏王の位まで上り詰めました。
『三国志演義』でも主人公・劉備の宿敵として、非常に強い存在感を放ち、
「智絶」の諸葛亮、「義絶」の関羽と並び、「奸絶」の曹操として後世まで語り継がれました。

◆裏話
三国志においても、三国志大戦においても最重要人物である曹操。
発注書でも「覇王と呼ばれるような、堂々とした風貌。まさに「選ばれし者」といった雰囲気にしてください。」とイメージをお伝えしています。
この無茶ぶりに応えていただき、まじさんからは髪型や表情をそれぞれ４～５案ほど頂戴しました。
まじさんによると、あのポニーテールは「鳳凰テール」とのことです。

二人称は基本的に「貴様」ですが、親しい相手に対しては「お前」を使っています。
両翼と呼べる夏侯惇や夏侯淵、彼の覇道を間近で支えた荀彧や郭嘉、意外なところでは戯志才や関羽に対しても「お前」呼びです。
もちろん「貴様」呼びの相手に対して冷たいわけではなく、才を認める相手のことは基本的に好ましく思っているはずです。
長年のライバルである劉備のことも、かなり気に入っているのではないでしょうか。

また余談ですが……

まじさんには、第五弾の曹操を描いていただくタイミングでも５つほど色々な表情を見せて頂きました。
こちらもいつか公開できる日が来たら嬉しいですね。

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それではまた次回、お会いいたしましょう！

曹操
「愛する民よ……その苦痛、その無念、我が事のように感じている。
　だが、自ら志を折ってはならん。己の信ずる道を歩み続けよ。
　曹孟徳は、その先で貴様を待っているぞ！」