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ファミコンショップで運命の出会いをするとは思わんやん

『孟徳、若き頃からの因縁、決着をつけようか！』

『集結せよ！』

『ふふん、所詮は小城よのう。』

以前、おもいで話として投稿しましたが、中学校時代の友人で、僕に『三国志大戦』を紹介してくれた恩人Kくん。
我々の果てなき遊び場だったPIA川口(現:シルクハット川口)から歩いて10分くらいの道路沿いに、ファミコンショップ桃太郎川口店がありました。

(今は別名のゲームショップになっています
桃太郎ってまだあんのかねぇ…？
うちの近くにもあったけど無くなってしまったので、潰れちゃった…？🙄)
PIAで大戦やりに行く前、もしくはやりに行った後、Kくんの他、大戦仲間とここに来て、カードをワーッ😆と漁り眺めるのがルーチンワークになっていました。

その日は確か、大型バージョンアップ(タイトルは『乱世の群狼』)から数日後くらいだったと思います。
バージョンアップの内容は、
･新勢力『西涼軍』『袁紹軍』の追加
というアツいものでした。
(それまでは魏呉蜀と黄巾賊や呂布がいる他軍の4勢力のみ)

当時はバージョンアップ後にカード屋行って、バインダー内に新ラインナップとして追加されている新カードのイラストや計略を確認するのが常識というか楽しみだったので、その時も同じように、
｢どんな新カードが出たんやろ！^^(ワクワク｣
と、みんなで意気揚々とショップに向かったわけです。

｢はよ見せい｣
｢おい待てい｣
｢誰かに取られる前にバインダー！｣
手をすりすり、舌をちろちろしながら(※誇張表現)三国志大戦専用バインダーをおもむろに開きます。
目に飛び込んでくる新カードの数々！
なめ回すように見る。
ウホッオホッ^p^
ウホホイウホホイ^p^
興奮しながら西涼軍のページをめくっていき、
いよいよ辿り着いた
『袁紹軍』のページ。

その時、歴史が動いた。

"雷に打たれたような出会い"とはまさにこれのことか！？🤯⚡️

なんだこの武将カードは。。。。

●貴族を思わせる高貴なお顔だち
●高貴な口ひげ(※絶対重要マテリアル)
●ファラオみたいなというか中東の王族みたいなというかアラジン的な豪奢兜
●"紫"と"金"のカラーリングで溢れまくる高貴さ
●後ろに大軍が控えている中、腕組みドヤ顔してるマントマン=王者感
●裏テキストの『名門の力を利用して強大な勢力を持ったが、天下分け目の決戦で曹操に敗れ、天下統一を成せず』のフレーバー

ンンンンンンンンンッッッッッ
😇
ンンンンンンンンンッッッッッ
😇

つぼ！👉️

ツボ！👉️

ツボツボ(BD230

そう、『三国志大戦』シリーズにおいて初登場だったこの袁紹のカードは、
すべてにおいて自分という人間のツボを、これでもか！というくらいグッリグリに抑え込んだ逸品だった！！！

この邂逅で改めて、自分が好きになりやすい歴史上の人物って、
●最大勢力や最大軍閥を誇りながら主人公的英雄に敗れ去る=ナンバー2にしかなれなかった人
●栄華を極めながら、歴史の時流に逆らえず(逆らおうとはしたが)滅んでいった勢力

なんだなぁってことを改めて認識したのでした。
戦国時代でいえば三好家、尼子家、今川家、朝倉家、大友家、北条家、豊臣家あたりが大好物ですから、ホント"滅びの美学"好き人間なのでしょう。
~~ヤン･ウェンリーには嫌われるタイプやなオレ。😇~~

中1だったこの時、既に『三國無双』などの三国志媒体には触れて、大まかなうっすーい知識は得ており、｢袁紹｣という存在も認識していましたが、
ここまで袁紹ひいては袁家を好きになったきっかけは、間違いなく、『三国志大戦』最初の、この｢袁紹｣のカードであったと断言できますし、このカードが無ければ、今の｢柱の男｣は存在していなかったとまで言えます。

まさに運命的邂逅として、『一番思い入れのあるカード』です！

思い入れの証として、拙作をば…(スッ
『三国志大戦3』の時に、過去作イラストの復刻EXカードキャンペーンがあったのですが、
この時、大戦(1)の袁紹も復刻対象となったので当然応募！！！
ゲットした実物を見、感動しながら模写してみたもの(高1の頃かな)