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プレイ料金を節約したい人向けの縁の貯め方理論

by
タラスク
タラスク
こんにちはタラスクです。
 
武将解任・在野武将登用システムの実装日が決まり、いちプレイヤーとして大変期待しています。
これを機に、一度は離れてしまったプレイヤーや、初心者の方が戻ってきてくれたらと念じてやみません。

さて今日は、以前から書きたいと思っていた縁システムについて、考察を入れてみたいと思います。

縁は、筐体でのプレイやセンモニでのお買い物によって付与され、貯めた縁を任意のカードと交換できるシステムです。
例えばSRであれば、縁を180消費すれば(将器こそランダムですが)欲しいSRを確実に手に入れることができます。
ゲーム内での人気度が高くトレードが難しいカードや、追加されたばかりのカードでも、縁を使えば確実に入手できるので、このゲームを楽しむ上では積極的に使いたいシステムですよね。
当の筆者も、ゲームを始めてからしばらくSRを引けず、ずっと群雄伝を続けて貯めた縁140で、見事に征圧孫策を探索することができ、このゲームへのモチベーションを失わずに済んだ経験があります。

しかし、この縁ですが、現金で縁そのものを買うことはできず、また遊び方によって得られる縁が異なるんですよね。
お金に糸目をつけないのであれば、勝とうが負けようが必ず特別進軍を選択することで、確実に縁6を入手できますし、センモニに売ってる兵士アバターや旗デザイン、萌えボイスなどをガンガン購入すれば良いのですが、学生の方や家庭をお持ちの方、複数のゲームを掛け持ちされている方など、そこまでお金をかけられないという方もおられると思います。
そういう方は、1戦目に勝てた時の無料進軍は、とても魅力的に感じるのではないかと思うのです。

そこで、この縁を使ってSRを入手することを考えた時、どのような遊び方で何回プレイすればよいか、計算してみようではないか、というのが今日の主題です。

なお、センモニでお買い物する場合はシミュレーションが難しいので、今回は思考実験から外して考えるものとします。
頻繁に使うものでもないので、センモニで得られる縁はおまけ、みたいに思っておくと良いかと思います。

■特別進軍しか選ばない場合
 特別進軍選択率100%の場合は、縁6/500円です。
 つまり1縁あたりの金額は約83円です。
 縁180に到達するまでの回数は30回であり、プレイ料金は15,000になります。

■通常進軍しか選ばない場合
 必ず通常進軍する場合は、縁4/400円です。
 1縁あたりの金額は100円です。
 縁180に到達するまでの回数は45回であり、プレイ料金は18,000になります。
 問題はこの次です。

■勝った時に無料進軍、負けた時に特別進軍を選ぶ場合。
 仮に勝率を50%としましょう。
 勝った時に無料進軍すると、縁は2入手できます。
 負けた時に特別進軍すると、縁は6入手できます。
 勝率が5割なら、期待値は半々なので、縁(1+3)/(100+250)円、つまり350円で縁4を入手できる計算になります。
 この場合、1縁あたりの金額は87.5円となります。
 必ず特別進軍した場合が83円と考えると、あまり違いはないですね。
 縁180に到達するまでの回数は45回であり、プレイ料金は15,750円です。
 これなら、毎回特別進軍するより、負けた時だけ特別進軍する方が良さげに見えますよね。

 なお、勝率が上がれば上がるほど、1縁あたりの金額は当たりまえですが上がっていきます。
 勝率25%の場合、縁(0.5+4.5)/(50+375)円で、1縁あたり85円。
 勝率75%の場合、縁(1.5+1.5)/(150+125)円で、1縁あたり92円。
 なお、実際はありえませんが、勝率100%で必ず無料進軍を選んだ場合は、通常進軍しか選ばない場合と同様、1縁100円となる計算です。

■勝った時に無料進軍、負けたらやめて再度1戦目からやりなおす場合。
 実際に遊んでいて迷うのがこのパターンなんですね。
 お金に限りがあるとき、次の試合で仮に勝てたらその次の1戦をタダで遊べるかもしれないと考えると、1戦確定で300円投じることに躊躇してしまうことがあります。
 純粋に単価あたりのプレイ数で考えたら、1戦目負けたらコンティニューしない方が多く遊べるわけです。
(たいてい、そう思ってコンティニューせず最初から始めると、やっぱり負けて縁を得られないことが多いですw)

 惜しくも1戦目敗れたとき、やり直した方が良いのか、それともおとなしくコインを入れて進軍すべきなのか。
 計算してみましょう。

 勝率50%で計算すると、勝った場合は200円で縁2、負けた場合はそれ以上お金を使わないので、200円で縁0です。
 計算式は縁(1+0)/(100+100)円。つまり、1縁200円の計算になるわけです。
 縁180貯めるためには、実に36,000円必要であることがわかります。
 勝率25%の場合、縁0.5/200円で、1縁あたり400円。
 勝率75%の場合、縁1.5/200円で、1縁あたり133円。
 勝率があがれば、1縁あたりの金額は下がりますが、1縁100円を切ることはありません。
 こうしてみると、単純に縁を貯めたいと思ったら、負けた時はおとなしく特別進軍を選んでおくのが良さそうですね。

■プレイ回数との比較
 とはいえ、特別進軍を選んだ場合、2戦で500円消費するわけですから、縁を度外視するなら相当割高なのは確かです。
 例えば、必ず1戦目に勝った場合、5セット10戦を1,000円で遊べるのに対し、毎回特別進軍してたら2セット4戦しか遊べないわけです。
 勝率50%で計算すると、プレイ数との比較では以下のようなことが言えます。

 勝ったら無料進軍・負けたら特別進軍の場合
 2戦/(100+250)円で、1戦あたり175円。
 勝ったら無料進軍・負けたら通常進軍の場合
 2戦/(100+200)円で、1戦あたり150円。
 勝ったら無料進軍・負けたらやめる場合
 (1+0.5)戦/200円で、1戦あたり133円。

 もちろん、勝率が上がれば1戦あたりの単価は100円に向けてどんどん下がっていきます。

 勝率50%で固定した場合、2戦で得られる縁の期待値は、
 
 勝ったら無料進軍・負けたら特別進軍の場合
 2戦/(1+3)縁で、1戦あたり2縁。
 勝ったら無料進軍・負けたら通常進軍の場合
 2戦/(1+2)縁で、1戦あたり1.5縁。
 勝ったら無料進軍・負けたらやめる場合
 (1+0.5)戦/1縁で、1戦あたり0.7縁。

 こうして比べてみると、勝率50%でみたとき、

 1戦=175円=2縁  100戦=17,500円=200縁
 1戦=150円=1.5縁 100戦=15,000円=150縁
 1戦=133円=0.7縁 100戦=13,333円=66縁

 となります。

 なお、必ず特別進軍を選択した場合はこうなります。

 1試合=250円=3縁 100戦=25,000円=300縁

こうしてみると、2戦目を通常進軍するという選択肢も、それほどおかしなものではないように見えてきます。


このように、縁だけを見れば確かに特別進軍を絡めた方が縁あたりの単価は安く、また早く縁180に到達できるのは明らかなんですが、試合数とそれに要するプレイ料金まで考えると、そう単純な話ではなく、このゲームにどれだけお金をかけられるかという価値観の話になってくるわけです。

仮に月の1/2(15日)、1日3セット(6戦)三国志大戦を遊ぶなら、1か月で90戦プレイする計算になります。
よって、このペースであれば、だいたい上記が1か月あたりに掛かるお金とプレイ数、得られる縁にほぼほぼ相当します。
その辺もイメージしながら、プレイと縁にどれだけお金をかけるか考えて、300円入れるか、200円入れるか、それともコンティニューしないか、考えてみるのもよいかもしれません。

長くなりましたが、最後まで読んでくださった方はありがとうございました。

それではまたお会いしましょうノシ
更新日時:2017/06/27 21:05
(作成日時:2017/06/27 20:43)
コメント( 5 )
5件のコメントを全て表示する
Hi−JIN
Hi−JIN
2017年6月27日 22時29分

縁切りシステムかなりレートが渋かったですね。
SRが特に低くて縁切りたいカードは多いけどあれしか貰えないとちょっとなって感じです。

タラスク
タラスク
2017年6月27日 22時47分

コメントありがとうございます。
その辺りはあれですね…実際のところはわかりませんが、登用側の必要な縁を低く抑えるために、解雇側も低く設定せざるを得ないんじゃないですかね?

minsesa
minsesa
2017年6月27日 22時56分

コメント失礼します。
前から気になっていたお金と縁の関係は気になっていましたが、
やっぱり無料進軍の存在は大きいですねえ。
ただ無料の弱点は、必ず全国を行わいといけないので、
時間効率の問題が発生するところかと自分は思っています。

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