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呉の初心者へ向けたアドバイス記事「6枚弓単麻痺矢を使おう」

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深夜部
深夜部
こんにちは、先程ここ三ヶ月で感じたことを投稿させていただいたのですが、今記事ではどのように自分が楽しめるまでに至ったのかを、アドバイスとして書き残しておきたいと思います。
僕個人の感想なので、全く異なる意見をお持ちの方がたくさんいらっしゃることを承知で極端な事を書かせていただきます。
また自分は記事執筆時四品上位リーチまでしか到達していないので、あくまでその程度のプレイヤーが初心者に向けて書いていることをご了承ください。
ちなみに麻痺矢は200戦中80戦くらい使ってます。残りは手腕だったり王夫人デッキだったり、カードが全然ない時に使っていた馬超趙雲Wライダーだったりします。




忙しい人向けに一行でこの記事をまとめます。「呉使いの初心者には6枚弓単麻痺矢をおすすめします」。以上です。
以下今まで3ヶ月考えてきたことをほぼ全て書いているので結構長いです。この一行で納得できた方はぜひゲーセンへ駆け込んでください。




◯なぜ6枚弓単麻痺矢なのか

・他デッキに対抗できる計略が麻痺矢しかないので麻痺矢のタイミングで勝ち負けが決まり、リプレイで反省しやすい
・上記の理由で戦局を見極めないと勝てず、初心者が学びにくい(気がする)判断力が付く
・弓単なので(サーチとかを考え始めなければ)操作量が少なく初心者でも混乱しづらい
・呉の得意兵種である弓に対する知識と経験が嫌でも付く
・デッキに求められるレアリティが他の呉のデッキに比べてめちゃくちゃ低い←これ超大事
からです。



自分のレベル(4品)まで、麻痺矢で勝つために求められていると感じたのは

・士気7計略を打つタイミング
・ラインの押し引き
(・多少の弓サーチによる主要計略持ちへの集中砲火・横弓での防衛)

・自分の勝ち筋の理解
・相手の勝ち筋の理解
・防衛の際の城内ローテ
・塗りやライン上げを意識した部隊の配置・移動
・その他こまかいこといーっぱい

でした。うわーめっちゃあるじゃん。と思ったあなた…僕もそう思いました。何だこの難しいゲーム。でも難しいから面白いみたいなところはあるので、しょうがないです。
1行挟んで2つに分けましたが、下の5つは多分どんなデッキでも考えなきゃいけないことなので特に説明はしません。
他に詳しく解説してくださっている記事が山ほどあります。この記事とかすごいわかりやすいと思います。なんて難しいゲームなんだ!!!

()内は少し応用なのでさておき、上2つが何となく身についてくると他のデッキも使えるようになります。
反省する習慣・反省する際に見るべきポイント・判断力・最低限の部隊の動かし方を身につけることができるからです。
余談ですが僕は麻痺矢以外だと王夫人デッキを試しまくっています。ハマると強いのですが、今日は昇格戦で錯乱を打ったことが原因で負けました。舞楽しいですよね~




・デッキ構成



おすすめは、

R丁奉
UC韓当
R大喬orSR孫尚香
C呉景
C朱治
C虞翻orR呉国太

の構成です。

将器ですが、残念ながら韓当だけはどうしても攻撃にすべきです。2コス相当の実質武力7を一枚入れられることで、丁奉ワントップになりがちな6枚麻痺矢を1.5トップ(?)くらいのデッキにできるからです。
他はどうでもいいです。征圧孫策!士気小喬!素敵なSRいーっぱい!のキンキラキンキンデッキになりがちな呉でこの難易度は破格だと思います。

将器遠弓(特に丁奉)はめっちゃ強いんですけど、僕は四品突入までの70戦弱を征圧丁奉でやっていたので入手できればいいかなくらいだと思います。最近入手してギリギリで倒せる率すごい上がった気がするのでできれば欲しいものナンバーワンですが。

1.5枠は蒋欽を入れたくなる気持ちもありますが、先打ち計略であるズバッとガーッとは打つ=麻痺矢が必要なときに打てずGAMEOVERになる可能性がかなり高いため、初心者に向いていないと思います。

他によくある構成として馬や太史慈を入れたものを見ますが、馬は操作量が増え、太史慈は計略を使用すると蒋欽同様士気配分が難しくなるという点で初心者には向いていないと思います。

馬ありは一見麻痺矢初心者向けにバランス取ったように見えるのですが、馬は突撃したりめっちゃ塗ったりしなきゃただの攻城力がへぼい兵で、初心者は突撃したりめっちゃ塗ったりに集中すると肝心の麻痺矢が疎かになるのでオススメしません。

太史慈はクソ強くて僕も麻痺矢以外で100回以上使っている(要は麻痺矢以外ほぼ全て入れている)んですが、初心者が使うと計略を打った後の対応ができなくて悲しい気持ちになります。
太史慈マウントで絶対的なリードを取れる試合運びの上手さがあるならおそらく4品以上になれていると思いますので、この記事を読む必要はなさそうです。

この構成だと麻痺矢を打つしかなくなるので思考が単純になります。また、残りの士気3+魅力・士気上昇ぶんはほぼ確実に朱治に回ります。
朱治の計略は地味に強く一体の攻城を確実に止められるため、この記事を見た皆さんは僕の朱治を絶対に殺さないようよろしくお願いします。

虞翻で内乱を取るのはオシャレですが、麻痺矢で士気が10以上溜まっているパターンは相手も攻めあぐねており同じくらい士気が溜まっていて、麻痺矢を2回打ちたくなるシーンが訪れる可能性が高いため、その後士気が足りなくなる可能性が大いにあり、初心者向きじゃない気がします。

最近見た動画で賢母麻痺矢をやっている動画があったのですが、麻痺矢が11Cくらい続いていてすごかったのでいつかやってみたいです。
ちなみに最近一番アツい組み方は◯◯麻痺矢なのですがこれは記事の内容が複雑になるためここでは書きません。メッチャ強いと思うのでマイナー構成のままで居てほしいです!(今マイナーだよね?蛮勇じゃないよ)





・法具



初心者の法具は9割「再起」でいいと思います。理由は立ち回りが単純になるからです。
再起であれば、「麻痺矢で相手の号令を捌く→再起前提で攻城を取る→再起→相手の攻めに合わせて号令を使う→相手の最後の攻めをなんとなく守る」というわかりやすい流れが出来ます。
再起前提の攻城は前後がありますが、基本1,2回目の麻痺矢の後になることが多いです。

「連環」もいいのですが、これは相手の号令が暴虐など士気が5以下のときに限ると思います。慣れてくると使い所がわかってきて強いのですが、初心者が使うとタイミングが分からず上手く活かすことができません。できませんよね?僕は未だにできません。
暴虐は勝手にリードさせてくれるので攻める必要(=再起前提で攻城を取る必要)はないのですが、5回号令を打たれる可能性があり1回は確実に法具で捌く必要があるからです。(事故りやすいので個人的に苦手です)

残りの一回ですが、一回は横弓や柵で守れるはずです。こればかりは部隊の扱いを練習する必要があります。がんばりましょう。





・士気7計略を打つタイミング



基本的に、士気7の計略は3回+1回の法具で、相手の4回以上の号令や超絶強化+法具と戦う必要があります。

6枚弓単麻痺矢は麻痺矢号令を打つことによってしか勝ち筋が生まれません。
なぜならば、現状のカードプールでは他に超絶強化や号令を組み込むことが(ほぼ)不可能で、6枚麻痺矢は士気7であるため、どう頑張っても試合中に3回しか号令をかけることができないからです。賢母は号令ですがこれはそういう号令ではないのでノーカンです。
魅力や士気上昇を積みまくっても4回目が打てるのは試合終了直前なので、実質3回です。てか打てるのかな?

つまり、打つべきタイミングで打つことができなかった=即敗北ということです。

これが初心者にもたらす恩恵は、前述の通り、麻痺矢を撃ったタイミングの前後が確実に反省ポイントになることです。何でもそうですが上手くなるために必要なのはトライアンドエラーです。

麻痺矢はこのトライとエラーを露骨に見せつけてくれます。
4品までの話ですが、相手のデッキに関係なく、麻痺矢にとってベストのタイミングで計略を打つことができれば必ず勝ち筋が生まれます。
相手がめっちゃうまかったりすると無理な試合は発生すると思うんですけども。






・ラインの押し引き



このタイミングについて、非常に大事なのがラインの押し引きです。言い換えると、いつどこで麻痺矢を打つのかということです。
もちろん試合展開によってベストは変わってきますが、それでも一回目は確実に決まっています。

相手が戦場の真ん中のラインに居る時、自分から見て1/4前に進んだライン」で一回目の麻痺矢を打ちます。これは例外を除きほぼ絶対です。
逆に言うとこれ通りにならない場合麻痺矢で不利な試合展開になっているとも言えます。

これをやると相手は号令もしくは他の計略を打たざるを得なくなり、移動速度低下で動くことはできず、大した損害も出せないまま消耗して帰るか、兵力が減った不利な状況で攻城することになります。

こちらが真ん中のラインを越えても相手が出てこない場合、こっちの士気が溢れても絶対に麻痺矢を打たないで、ひたすら征圧優位を取れるくらいのラインで横にフラフラしてください。前に行っちゃダメです。理由は後述します。

例外は相手が夏侯淵・トウトンだった場合や、騎馬単で神速号令の法具を使ってきた場合です。
これらに対して麻痺矢を打った場合、弓サーチでの集中砲火や一部隊を突っ込ませる・切り捨てる部隊を即座に判断し引く部隊は引く・などの応用が必要になります。こういったデッキは基本不利なので前述の通りのプラスアルファの動きが勝敗を決します。


はじめにやりがちなミスとして、「開幕→柵とかで守って相手部隊が消耗→こっちが攻めに転じた際相手の城に張り付いて麻痺矢」です。
これをやると麻痺矢はほぼ100%負けます。張り付いた状態での麻痺矢は、弓兵・麻痺矢としての利点を完全に捨て、+4しか武力が上がらないヘボ号令になってしまうからです。これが前述した相手より先に前に行っちゃダメな理由です。

僕も孫権を引いて呉を使い始めたのでよくわかるのですが、英傑号令は攻めのタイミングで打つことでも有利を取ることができるので、そのつもりで打ってしまうことが多々あります。
ですが、麻痺矢は基本カウンターの号令だということを最初は肝に銘じる必要があります。リードを取れている状態で攻める必要はまっっっっっったくありません。


でも「開幕めっちゃ相手部隊倒せて最高に攻め時!」あると思います。そういう時、相手が計略を打ってきても絶対に計略を打たないでください。

なぜなら、その士気はこちらが守る際の麻痺矢の士気だからです。

張り付きながら元々3回しか打てない士気の1回を消費した場合、前述の理由により、それ以上の手数がある相手にはほぼ確実に負けてしまいます。
再起前提で計略無しで死ぬまで張り付いてください。6枚なので内乱一発+誰かの攻城くらいは入ると思います。
初めにそれだけの余裕が生まれた場合、この攻城が決定打となり勝てる試合が大半です。

「相手が戦場の真ん中のラインに居る時、自分から見て1/4前に進んだライン」で一回目の麻痺矢を打つ、これが初心者が勝つ鉄則です。
相手は出てきづらいですが、出てこなければ永遠に内乱が取れます。相手に無理をさせるのです。

麻痺矢を打ち、相手部隊を程よく処理出来た後の流れは、要は「めっちゃ相手部隊倒せて最高に攻め時」なので、死ぬまで張り付いて再起打ってください。

ちなみに、このような流れにならず守りで全滅して再起を打つハメになった場合麻痺矢はほぼ負けます。再起無しでリードを取れてそれを守れることはほとんどありません。たまにあります。



(これは4品になってからのことなのでここは余り読まなくていいですが、今日張り付いた後丁奉だけ残され相手が攻めてきた時がありました。基本、丁奉は攻城ダメージがえげつないので優先的に処理されるのですが、相手がうまいor偶然こうなってしまった場合ちょー困ります。ちょっと慣れてきたら丁奉だけは引かせる意識が必要だなーと思いました。)



・麻痺矢を撃った後

基本相手と接触しないように弓を当て続けます。6枚である以上、相手より枚数が上になる試合がほとんどです。
これを利用して、なるべく武力の高い武将2体で、なるべく影響力の大きい武将を打ちましょう
多少ミスって相手の部隊が突っ込んできても、高武力の武将さえ止められていれば被害は大きくなりません。その他を倒すのは後で十分です。
また、2回目の麻痺矢は相手の号令2連発を止める必要が出てくるケースも多いです。2発目の号令(=城に近づかれた後の号令)を防ぐためにも、号令や超絶持ちは相手の1回目の号令とぶつかった時に倒せるのが理想です。

加えて、打ったあとはなるべく広がるようにしましょう。麻痺矢というより弓全般に言えることですが、走射できるタイミングでこまめに部隊を動かすことはかなり重要です。
特に麻痺矢では、麻痺矢で相手を止めながらラインを上げ、塗りつつ、攻城までの流れを行うことが大事です。
例えば、相手が4枚で完全に止まっているのに、こっちが6枚で延々と打ち続ける必要はありません。1,2枚は塗りつつ攻城に向かうべきです。
相手が上手くなってくると、これを行わない場合張り付くまでに再起等で復帰され、再起前提で張り付いても内乱一発しか取れない場合があります。
この辺は操作量の少ない弓単とはいえ、意識して動かす必要があるところです。



・再起を打った後(弓サーチによる主要計略持ちへの集中砲火・横弓での防衛)



基本鉄則の「相手が戦場の真ん中のラインに居る時、自分から見て1/4前に進んだライン」で麻痺矢を打つは変わりませんが、こちらのペースで試合が進んでいる場合最後の相手の攻めだけこちらが麻痺矢を打てない士気3-4の状態で号令等とぶつかることになります。

もちろん麻痺矢で複数回相手を殲滅できた場合はこちらが圧倒的優位or落城勝利できているのですが、麻痺矢を打った直後に号令を打ち、誰も死なないまま帰城されるとこちらとしては前に出るわけにはいきません。

この2ケースにおいて重要になるのが弓サーチによる主要計略持ちへの集中砲火・横弓での防衛です。

集中砲火は上述したとおりですが、横弓を利用して最後の攻めを士気3-4で処理する場合は、横弓以外にも城内ローテなど、初心者には難しい技術が要求されがちです。僕も全然うまくないです。
ですが、ここまで完璧な試合運びができているならば、多少これらをミスっても、稼げた時間で試合は終わります。なのでこれについては特に書きません。この記事に書いてあることが当たり前だというくらいになってから学んでもいいと思います。


(追記…超絶強化に対してですが、これはシチュエーションにより大きく変わります。判断基準としては、相手が完全に足並み揃った状態であるかどうかという点、こちらがリードしているのか、されているのかという点によります。
リードされている場合相手が士気を消費してくれたタイミングなので麻痺矢込みで攻めるべきですが、リードしているときにわざわざこちらが士気を吐く必要はありません。
足並みが揃っているかどうかの話ですが、超絶強化は一部隊のみの計略なので、その部隊のみであれば何も怖くありません。ですが、他にも攻城を狙ってくる部隊がいた場合、超絶強化された部隊に荒らされる可能性があるので麻痺矢を打つことになると思います。
このように、こちらよりも少ない士気イコールより多く攻めることのできるデッキに対してはこういったケースバイケースの判断が求められます。
暴虐が例外なのは基本麻痺矢を打たなければ処理できない武力上昇値の号令だからです。いつも終了間際に麻痺矢が打てない状態で暴虐を打たれて泣きそうになります。キライなので絶滅してほしいです。)



・まとめ


いかがでしたでしょうか。めちゃくちゃ長くなりました。すみません。

まとめとしてはまず、「相手が戦場の真ん中のラインに居る時、自分から見て1/4前に進んだライン」で麻痺矢を打つことを覚えてほしいと思います。
次に、太文字や下線が引かれている部分を注意して覚えてください
そうすれば、段々とこの記事に書いてあることが理解でき、6枚弓単麻痺矢での勝ち方が分かってくると思います。


…こう書くと勝利至上主義プレイヤーっぽいですが、錯乱打って負けてる時点で強デッキジプシーになれない悲しいタチであることを察して頂きたいです。
全国対戦を選んでからデッキを組み始めてメチャクチャなデッキで戦い爆死するのをゲーセンに行くたび一回はやってしまいますが楽しいです。
こんだけ勝ち筋語っといて未だに勝率5割乗ってないのはそのせいです。
そんな楽しみ方をしていますが、やっぱり負けるよりは勝ったほうが嬉しいですし、勝つ喜びは初心者を分かりやすくゲームに没頭させてくれると思います。


「ここに僕が一つ記事を書いたくらいで麻痺矢はそうそう増えるもんじゃないだろう!」とタカをくくってこの記事を書いているのですが、もしめっちゃ麻痺矢が増えたらスゲー嫌です。
でも僕は6枚弓単麻痺矢に育ててもらったと言っても過言ではないので、このながーい文章を読んで少しでも興味を持った初心者が勝てるようになって、三国志大戦を楽しめると良いなーと思っています。





この記事を最中なんだかフラフラしてきたので、試しに熱測ったら7度越えてました。ウケますね。寝ます。誤字脱字があっても許してください。改行も結構雑なので読みづらいかもしれません、すみません。
こんなところまで読んでくださった皆さんはきっと何らかの興味をこの記事に抱いてくださっていると思うので、是非内容から何かを掴み取っていってください。ありがとうございました。
更新日時:2017/04/16 01:54
(作成日時:2017/04/11 21:59)
コメント( 9 )
9件のコメントを全て表示する
深夜部
深夜部
2017年4月19日 12時14分

>急先鋒さん
コメントありがとうございます。参考にしていただいて嬉しいです!
自分は逆に、前回下方されたんだから今の麻痺矢で戦えればもうしばらく安泰だろうと前向きに考えていますw
あくまで初心者向けの内容なので、大事なのは自分でプレイして自分のやり方をつかむことだと思いますし、色々試行錯誤して頑張っていってください!

☆ミラクル☆
☆ミラクル☆
2017年4月29日 12時49分

初めまして 呉民のミラクルと申します。
宜しくお願いします。
麻痺矢デッキの解説、とてもわかりやすくて
ためになりました。
ありがとうございます!
次を楽しみにしてます。

深夜部
深夜部
2017年5月13日 21時39分

>☆ミラクル☆さん
遅れてスミマセン、コメントありがとうございます!
次が書けるほど成長できるのがいつになるのか、そもそも来るのかわかりませんが、気長に待っていただければ幸いです。

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