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大戦シリーズを一から始めた初心者が金プレに勝つまでの一年半の話

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乙やま
乙やま
桃園での投稿は初めてになります。乙やまと申します。
今回、ちょっとここで記事にしたい出来事がありましたので、長文になりますけど書かせていただきます。

軽く僕の自己紹介をさせていただくのですが、僕は三国志大戦4から大戦シリーズを始めた、いわゆる新規勢になります。
大戦を始める前まではゲーセンでは対戦格闘ゲームを中心に遊んでおり、セガのボーダーブレイクや艦これAC、自宅ではPCで軽くMOBAを遊んでいた時期があった程度で、大戦シリーズについては「なんかカードを動かして楽しそうだな」と横目に見てそのままスルーしていた感じでした。


それがどうしてこの三国志大戦を始めることになったか始めてから現在に至るまでどんな目標を持って大戦と向き合ってきたかについて、
今回お話させていただきたいと思います。


2年前の2017年6月、他ゲームでの集まりで栃木県まで遊びに行ったのですが、
その時に同行していた百姓氏(大戦勢)に誘われ、出先のゲーセンで初めて三国志大戦を遊びました。

その時点で今まで遊んでいたゲームとは違う全く新しいジャンルのゲームを触るわけだったのですが、いや本当に歳を取ると何か新しいことを始めるのが難しいと言われていますがまさにその通りで、「友人から誘われたから」という動機があったからこそ、最初の一歩という最大のハードルを超えられたのだと思います。

ゲームの劉備も言っています。「人と人とを結ぶ絆が俺たちの一番の力だ!」
今思い返しても、絆すなわち他人へのダイレクトマーケティングこそ、新規勢を増やす近道であることに他ならないと思った次第です。

なお誘ってきた百姓氏は「最初は君にきちんと教えて後で初心者狩りをするつもりだった」などと後で供述しています。絆とは。



スターターは蜀を選びました。僕の初回プレイの時はすでにスターターが変更された後でした


遊んでみて思ったのは、「とにかく慣れない!」ということでした。
今まで遊んでいたアーケードゲームでは、レバーやコントローラーを使用して操作を行うものがほとんどで、大戦シリーズのようにカードを盤上で動かして遊ぶゲームというものは今までに無く、この操作の難しさに苦しめられました。
しかし教えられるまま使った6大徳デッキで、きちんと号令を全部隊に掛けて相手の部隊を打ち負かせたときは、「部隊を指揮している」という満足感が大きく、自分が上手くなったんじゃないかという謎の自信をもたらしてくれました。




このあとその過信と蛮勇はバッキバキにへし折られることになる


さて、大戦を始めてしばらくして、百姓氏が戦友対戦をしようと持ちかけてきました。
その時僕の階級はまだ六品あたりで、ようやく初心者を脱して初級者となって全国対戦でヒィヒィ言いながらサブカと戦う毎日で、
当然ながら金プレに敵う実力は無いことは素人にも明らかなので一度は断ったのですが、百姓氏がコスト落ちデッキを使うからということで不承不承対戦をすることになりました。

こちら8コスト vs 向こう6コスト勝負。
普通の試合であれば勝負にならないほどの戦力差ですが、当時僕はこれに負けてしまいます。
(向こうの命がけの推挙+呉下の阿蒙に対してせっかくデッキに入れていた雲散法正を適切に使えず呂蒙の城門攻城を許したため)




…めっちゃ悔しい。


思わず大文字にするくらい当時の僕の憤悶は筆舌に尽くしがたいものでありました。
(この試合の動画は残っていなかったのですが、あまりのことで録画を残すことを忘れていたからと思われます)

だって6コストとか明らかにナメたことをされているのにも関わらず負けてるんですよ?!
「他人の恨みは三倍にして返す」を家訓として育てられた僕ですが、たとえ普通の家庭に生まれ育ったとしても、
自分の実力の無さというものに深く絶望しつつ、「いつか勝つまで三国志大戦を続けてやる」と気持ちを新たにするには十分すぎる出来事だったのでした。





武神デッキとあんさつデッキ。僕にデッキの強さとは何かということを教えてくれました


その後は何度もデッキを変えながら全国対戦をコツコツ繰り返し、対処のわからないデッキが相手に出てきたときは百姓氏に撮ってきた動画を見てもらい、助言を頂いたりしていました。
「君は本当に槍と弓が下手だなーー!!」などと定期的に燃料を投下してくれるスタイルのお蔭で熱は冷めることは無かったので有難かったです。いつか潰す。


同じデッキを専一に磨くこともこのゲームの楽しみ方として正しいと思いますし、今でも試合前の画面で宿星が付いてるのを見ると羨ましく思います。
しかしながら僕は決まったデッキを使わず、いろいろなデッキを使って自分の技術を磨いていく遊び方を選びました。
騎馬の操作が苦手だと思ったら騎馬単を使ってみたり、城を守るのが苦手だと思ったら流星デッキを使ってみたり…

新しいデッキを使い始めたときは決まって階級が数ランク落ちるのですが、だんだん戦い方が分かってくると勝てるようになってきます。そして、元いた階級を越えたさらに上の階級まで行けることもあります。本当によくできたゲームだと思います。

一から始めた初心者がこのゲームに慣れるためにはやっぱり場数を踏むしかなかったと思いますが、ただ戦闘回数を重ねるだけではなくて、
いろいろなデッキを使うことで弓や騎馬の扱いはもちろん、士気まわりの考え方も身につけられたんじゃないかなと思っています。
…それでも格上には勝てないんですけども。




夏の午後ローは攻城兵祭り!本日のラインナップは…「ダイショーグネード」!(落城)


この頃までまだ百姓氏にナメたデッキを使われているのに為す術無く負けることを繰り返していましたが、同じ相手に負け続けると精神的にやっぱりきついものがあります。
「俺は勝ち負けなんて関係ないぜ!負けても楽しいゲームがしたいぜ!」と心からそう思っている人なら話は別なのですが、
僕のように貼ってから一年以上経ったガムテープのように粘着質な人間には負け続けることに耐えられませんでした。モチベーションってやっぱり大事。

ということでこの時期以降は百姓氏との戦友対戦はできるだけ避けるようにしていたのですが、
そんなこんなをしているうちに、三国志大戦を始めて約一年の2018年4月に金プレ(二品)まで昇格することができました。
そこで一度本気の勝負(デッキ変更なし4戦)を申し込みましたが、結果は4戦4敗という惨敗に終わっています。



大戦を始めて一年。ようやく二品まで来れましたけども高い壁は未だ越えられず


月日は流れ、大型アップデートを経て三国志大戦は晋軍も追加されて大きく環境が変わります。
僕はと言うと4月の百姓氏への完敗で一度は心が折れかけましたが、憎しみの心の炎を燃やしてなんとかモチベーションを保っていました。
相変わらずデッキジプシーを続けていたのですが、最近は今までと少し変わったところがありまして、
新しくデッキを作るときや、動画サイトにアップロードされている対戦動画を観るときに目のつけどころが少しだけ変わったような気がします。

今までは号令の武力上昇値や効果時間だけを見て、「この号令にはこの計略で対応しよう」とか、「この号令では計略で対応できないから法具を絡めて凌ごう」とかそういったその場その場の戦術のことしか考えていなかったのですが、
最近は言わば大局観と呼ばれるものを考えるようになれているんじゃないかなと思っています。(まだ未熟ですが)

将棋に「打ち歩詰めに詰みの余地あり」という言葉があります。
僕もゲーム中盤や終盤の、号令と号令のぶつかり合いで負けてしまうといったことは何度となくあるのですが、
そのぶつかり合いの10カウント20カウント前の局面から、号令同士でぶつかり合うことを想定した立ち回りをしていれば負けずに済んだのに、ということもよくあることが分かってきました。

意図的にラインを上げ下げしたり、キーカードの兵力を管理したり、伏兵を踏みに行ったり…
考えることは山程ありますし、それを試合中に全てケアすることは非常に難しいと思います。
だからこそ普段から「10カウントや20カウント先はどうなっているか?」という未来を考えるようにするクセをつけて、対戦をしたり動画を見たりすることで判断力を磨くことが勝ちにつながるんじゃないかな…と思いました。




一騎討ちとはこのリハクの目をもってしても読めなかった(白目)


最近使っているデッキはR陸遜駿才の大号令デッキになります。最近流行りの騎馬単勇略デッキが出てくるとゲロきついのですが…
デッキの不利をどうカバーするかもこのゲームの楽しいところですね。
そうこうしているうちに、最近十一州に昇格することができました。金プレには厚い壁が立ちはだかっているのですがひとまず嬉しい限りです。




やっぱり初昇格の文字は何度見ても嬉しい


年が明けて2019年1月。十一州にも昇格できたことだし、3月に全国大会決勝が予定されている今、ゲームの環境が大きく変化する前に勝とう!勝ってみせる!と一念発起して百姓氏に真剣勝負を挑みました。
ルールはお互いメインデッキを使用し3戦(途中でデッキ変更なし)して、僕が1勝でもできたら勝ちとするというものです。

僕が三国志大戦を始めて約一年半。
ここで勝って全ての因縁に決着を付けるーーーーー!







2戦目、あっけなく勝っていました。



もちろん百姓氏が故意に負けたわけではなく、向こうは号令役に端攻めで攻城をさせるというミスを犯していたため、
こちらは攻城役を撃退した瞬間にカウンターを仕掛けることで、向こうがこちらのフルコンを受けきれなかったため城ダメージ差を付けることができたのでした。

いつだったか、僕がミスをした相手に勝ったときの動画を見せたときに「相手のミスを拾って勝つのも勝ちは勝ち。気にしてはいけない」と百姓氏に言われたことを思い出しました。
この真剣勝負でミスに付け込んで勝つなんて納得がいかないと最初は思いました。
ですが、今思ったことがあります。

「どんな人でも」ミスはしているものなんだと。


何度か百姓氏とは戦友対戦をしてきましたが、昔僕に勝ちの目が全く無かった時は、氏がミスなく完璧な立ち回りをしているように感じました
先読みされ手玉に取られるばかりで、自分のやりたい動きを全くさせてもらえませんでした。

では今はどうか。
今は「今まで見えなかった相手のミスを見抜くことができるようになった」のだと思います。
それは間違いなく一年半前の僕には無かったものです。この一年半の間で培われてきた僕の成果です。

もちろん百姓氏も、一年半の間大戦をずっと遊んでいますから技術的に進歩している部分があると思います。
ただ、繰り返しますがどんな人でもミスはします
その小さなミスを見逃さなかった、見逃さずに攻めに転ずるきっかけを作れたというのは、僕の一年半を語る説得力になれたんじゃないかなと思っています。






戦友たち



対戦ゲームって大体辛いものです。
勝つためには努力を惜しむことは許されませんし、努力をしたところでやっぱり勝てないということも多いものです。
だからといって本当に勝ち負けを気にせずゲームを楽しむということも難しく、
本当にそのゲームが好きか、そのゲームを遊ぶ明確な理由(目標)が無いと長く遊ぶことは難しいと思います。

僕がこの一年半三国志大戦を続けられたのは、この「いつか百姓氏に勝ってみせる。積年の恨みを晴らす」という大きな目標があったからであると間違いなく思います。
もちろん一度勝ったからと言って全てが終わりではなく、ここは通過点でしかないのだと思います。
ただ、上を目指すとなったら避けては通ることのできない壁でした。
今回ようやく、その壁を超える足がかりが見つかったというところでしょうか…

この一年半僕のヘタクソな動画を観てはネチネチとダメ出しを続けてくれた百姓氏には感謝しかありません。
このまま批評を続ければいつか自分の牙城が崩されるであろうことも分かっていたはずですが、それにも関わらず指導をしてくださったことは本当にありがたかったです。
大変お世話になりました。
皆さんもこの名前を全国対戦で見かけたら僕の代わりに全力で殴ってあげてください。きっと彼も喜ぶことでしょう。


次の僕の目標は、フリーマッチ帯に昇格!
…あと何年掛かるんでしょうね…?




長文お読みいただきありがとうございました。
皆さんも良き大戦ライフをお送りください!
更新日時:2019/01/25 22:06
(作成日時:2019/01/25 21:39)
カテゴリ
雑談・雑感
コメント( 21 )
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乙やま
乙やま
1月29日 0時41分

蓮琴さん>
コメントありがとうございます!このゲーム、遊ぶ前は反射神経が重要なゲームかなと思っていたのですが、しばらく遊んでみてそれが全くの見当違いだったことを思い知らされましたね… 経験と戦略が大きなウエイトを占めていますから多くの年代の方に親しまれるゲームになれたんじゃないかなと思います。ストレスが溜まるのはまあ…それもまた次の勝ちにつながる経験ということで(^^;

まーくん
まーくん
1月29日 1時38分

はじめまして、
僕も4からスタートしました。いわゆる新規勢です。(・∀・)
対人ゲームはほんとにモチベーションと自分をコントロールするメンタルが大事ですね。

僕もつい最近金プレ踏めました。
お互いにフリマ帯目指して頑張りましょ!

乙やま
乙やま
1月29日 1時52分

まーくんさん>
お読みいただきありがとうございます!そして金プレ昇格おめでとうございます!同じ新規勢なのにすごいの一言しかありません。僕は仕上がってくるとどうにも精神的に追い詰められてドツボに嵌っていくみたいで… 精進が足りないようです。こちらこそお互いがんばりましょう!

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